おはようから一緒

CAST西優行

作者：ハニオレ

2022.10.29

俺の名前は、西優行。
優行って書いて
『ユアン』って読む。

自慢じゃないけど、
俺には、世界一可愛い
彼女がいる。

２つ下の、伊藤沙音。

俺の親友の
久野渚夏が
沙音と幼馴染で

渚夏が俺に沙音のことを
紹介してくれて、
一緒に買い物とかに行くことが
だんだん増えていって、

俺は、気がついたら
沙音のことが
好きになってた。

それで、沙音が
中学校入学したと同時に
俺から告白した。

沙音の返事はＯＫ、
っていう感じかな。

本題に移ろう。

俺の平日の習慣は
朝、沙音を起こしに行くと
いうこと。

で、今から
沙音を起こしに行く。

沙音を起こしたら、
沙音の家で
朝ご飯を食べて
一緒に学校に行く。

渚夏は、
途中で合流する。

今の時間は、
朝の６時。

俺は、制服に着替えて、
学校の準備をして、

お母さんが
美容師をしてるから
お母さんのお弁当を
軽く作って、

沙音を起こしに
行く時間まで
塾の宿題をする。

これで、時間が
ちょうどいいくらい。

沙音の家には
６時４５分くらいに行く。

ユアン「それじゃあ、
行ってきます。
お弁当、
忘れないようにね！」

お母さん「行ってらっしゃい。
お弁当、
いつもありがとね」

ピーンポーン

沙音の家の
インターホンを鳴らす。

毎朝、沙音の
お母さんが出る。

沙音のお母さん「はーい。
あっ、優行君。
毎朝ありがとね。
入って」

ユアン「おはようございます。
沙音、２階ですか？」

沙音のお母さん「うん。
まだ寝てる。
たたき起こしてやって（笑）」

ユアン「はい（笑）
たたき起こしてきます」

：：＊　沙音の部屋　＊：：

ユアン「沙音～、
起きて。朝だよ」

シャノン「優行くん・・・
おは・・・すみzzz」

沙音は、朝に超絶弱い。
けど、そんな沙音も可愛い。

ユアン「こらっ！
寝ないの！
起きて！」

そう言って、沙音を
お姫様抱っこした。

シャノン「優行くん・・・
おんぶがいい・・・」

ユアン「はいはい。
じゃあ沙音、乗って」

シャノン「うん・・・
よろしく。
おやすみ・・・zzz」

こいつっ、
人におんぶさせといて
寝やがったぞ！

可愛いから
許しちゃうんだけどな・・・

沙音のお母さん「もぉ、沙音。
起きなさい！
朝ご飯は沙音の大好きな
オムライスだよ！
ほら、起きたら
食べれるよ！」

俺と沙音のお母さんの２人で
沙音を起こすのが
習慣になってる。

シャノン「オム・・・ライス？
オムライス！
うん？
オムライス
・・・オムライスだっ！」

ユアン「寝ぼけてる？
まぁ、おはよ。
オムライスで
起きるってすごいね」

シャノン「まあね～。
私の大好物だからね！（ドヤッ）」

沙音のお母さん「ドヤッてないで、
朝ごはん食べなさい。
優行君も。どうぞ！」

ユアン「いつも
ありがとうございます。
いただきます」

シャノン「うまっ！
やっぱオムライス最高！」

：：＊　２０分後　＊：：

沙音は食べるのが
ちょっと遅め。

シャ、ユ『ごちそうさまでした！』

ユアン「美味しかったです。
また今度、
作り方教えてください！
あっ、沙音。
準備してきな」

シャノン「うん！」

沙音のお母さん「そうか、
優行君。
お母さんのお弁当
作ってるもんね。
また今度、レシピ。
渡すね！」

ユアン「ありがとうございます！」

俺と沙音は
歯磨きとか・・・
いろいろな準備を済ませて
家を出た。

シャノン「行ってきまーす！」

ユアン「行ってきます。
おじゃましました！」

沙音のお母さん「行ってらっしゃーい！
気を付けてね。
優行君、ありがとね！」

ユアン「はーい！」

いっしょに歩いてると
渚夏が待ってた。

ユアン「渚夏、
お待たせ！」

ナツ「大丈夫。
今家出たところ」

シャノン「優行君待って・・・！」

ナツ「沙音、おせーよ！」

シャノン「ごめーん！」

こうしていつも
俺たちは
学校に行くのでした。

仲の良い３人の
幸せな１日が
スタートしました。

みんなの朝は
どんな感じ？

：：＊ＥＮＤ＊：：