幼なじみってなに?

CAST工藤 唯愛工藤 唯愛

作者:ミンミン

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.05.13

ユア「私は工藤ユア。
私には親友のミユウがいる。
幼なじみでは、
小澤輝之介がいる」





ミユウ「ありがとう」





ユア「なーんちって」





笑笑





さっきの自己紹介の通り
私は工藤ユア。





ニコラ学園の3年生。





今、私とミユウはお茶会中。

















*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*





ミユウ「おーい、聞いてる?」





ユア「あっ、ごめん。
ところで何?」





ミユウ「さっきの自己紹介で
わざわざ何で輝之介のことも
言ったの?」





ユア「えっ。・・・」





ミユウ「・・・
えーーーーーーーーー!!!!」





ユア「なわけあるかーい!」





ミユウ「またまた?」





あははははー。

















*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*





こそこそー





ミユウ「ねえあれ、
ヒメノとヒマリじゃない?」





ユア「何話してるんかな?」





ミユウ「静かに! 聞こう」





ヒマリ「ねえ、
3組の小澤輝之介君って
最近噂になってない?」





ヒメノ「普通じゃん。
だってかっこいいんだもん。
私ねらってるよー」





ヒマリ「ヒメノならいけるよー。
頑張れ!!」





ユア「まぢか?」





ミユウ「・・・やっぱ好きなんじゃん」





ユア「違うよ。
そんなんじゃないっていったじゃん。
もういい!」





ばんっ





店員「ありがとうございました」





ミユウ「ユア?」

















*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*





そのころユアは???





ユア「だから違うっていったじゃん。
どいつもこいつも、ったく。」





輝之介「ユア?」





ユア「何よ。だれよ。
・・・輝之介!!」





輝之介「何ごちゃごちゃ言いようと?」





ユア「なになにで・・・
まあとにかく輝之介は、
幼なじみってわけー」





輝之介「残念」





ユア「ドキっ・・・
だっだって輝之介は
幼なじみだもん」





輝之介「じゃあ幼なじみとして
家に送ってやろう」





なんか気まずい・・・





ヒメノ「ランラン・・・って、
あれ、ユアと輝之介!!
先こされたか。
でも大スクープだね。
かしゃ。ごめんね~、ユアちゃ~ん」





ユア「じゃ・・・あね」





輝之介「おう」





トコトコ・・・





ユア「ありがとね」





バタン・・・





ユア「まぢなんなの、あの笑顔。
反則じゃん」

















*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*





「おはよう~」





・・・・・・ヒソヒソ・・・





みんな、どうしたんだろう?





ユア「あっ、ミユウと
ケンカしたんだった」





トントン





ユア「っん? ミユウ」





ミユウ「昨日はごめん。
ユアの気持ちわかってやれなくて。
これからもユアの親友でいれる?」





ユア「もちろーん。
もうかわいいんだから、
このこの、あははははー」





ミユウ「てか、これ見て。
ユアと輝之介が写っている」





ユア「ひどい。誰が」





輝之介「よかったね。仲直りしてー」





ミユウ「輝之介君のおかげだよ?」





・・・・・





輝之介「ユア?」





ミユウ「輝之介君これ見て」





輝之介「・・・だれが」





ヒメノ「ちょっとみんな、
輝之介がこんなことするはず
ないじゃん、
何勘違いしてんの」





輝之介「そうだよ。俺はいいけど、
ユアは俺の幼なじみだよ」





ユア「・・・・・」





(絶対ヒメノだよ。この笑み)





ヒメノ「輝之介。
あとで教室残って」





輝之介「?」





告白だよ。って、まって。





やっぱ輝之介のこと、
私すきなんじゃん、
このままじゃ遅いよ。

















――― 放課後の教室 ―――





ヒメノ「ねえ。私と付き合って」





輝之介「ごめん。俺には・・・」





ヒメノ「分かってる、ユア・・・」





バンっ





ユア「輝之介、ごめん。
今初めて分かったの。
輝之介はただの
幼なじみだと思ってた。
でも違った。
他の人とは違うぬくもりがあった。
私のくだらない話を一生懸命聞いて、
アドバイスまでくれた。
ただ一緒にいる、輝之介が笑顔になる。
それだけでドキドキしたの。
輝之介が他の女の子と話すと、モヤモヤするの。
いつも輝之介ばっかりなの。
気づいたらここにいたの。改めて私の・・・」





輝之介「まってっ! 俺から言わせて。
俺の彼女になってください」





ユア「はい」











*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*・.*





それから7年後、
私達は一緒になった。





花のブーケの下で。







*END*

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