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奏でろ、キセキの交響曲

CAST瑞島 穂華瑞島 穂華

作者:華恋

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.07.14

私、瑞島ほのかは
先輩の堀口イブキくんに
片思いしています。





先輩はニコラルという雑誌の
メンズモデルをしていて
学校でも大人気。





ファンクラブまで出来てしまうほどの
人気ぶりでした。









*。・ 学校 ・。*





ほのか「おはようございまーす」





私たちは、毎週水曜日に
あいさつ活動をしています。





あおか「ねぇ! 堀口先輩だよ!
今日もイケメンだぁ」





イブキ「おはよう、ねぇ、君、名前は?」





ほのか「瑞島ほのかです!!」





イブキ「瑞島さんね、覚えとくわ」





ほのか「ありがとうございます!!」





あおか「ほのか! すごいじゃん!
いいなぁ、堀口先輩に
話しかけられるのって、女子の夢だよー」





ほのか「そ、そうだね・・・」





先輩に話しかけられた・・・?





先輩目当てに部活入る子もいるのに、
こんな私が・・・! うれしい!!





あおか「私も堀口先輩と
お話したいなぁ」





堀口先輩は、撮影などの理由で
学校を休んだり、
遅刻したりすることが多いので、
いつも話を出来る・・・
というわけではないんです。













*。・ 授業中 ・。*





あっ、堀口先輩のクラスが
体育してる・・・





キャーっ!!
という歓声とともに堀口先輩が
PKを決めたみたい・・・





ほのか「私もあそこに混じりたいなぁ」





ぼそっ





先生「瑞島! ここ答えてみろ!」





ほのか「えっ!? えっと・・・」





あおか「あ、157ページのここからね」





ほのか「『祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響あり』です」





ほのか「あおかありがと・・・」





あおか「いいってことよ!」





♪チャイム♪





先生「今日の授業はここまで」





ちらっと窓の外を見た。





そしたら堀口先輩が
こっちを見てる・・・





ほのか「どうしてだろう・・・」





堀口先輩はすぐ行ってしまったけど、
最後の方に目が合ってしまった。













*。・ 昼休み ・。*





わぁぁぁっ! という歓声だ。





先輩のファンクラブが
先輩にまとわりついてるのかな・・・





イブキ「ハハ、みんなありがとう」





先輩が迷惑そうにしてるの、
気づかないのかな・・・





イブキ「君! 確か・・・
瑞島さんだったよね?」





ギロッ・・・という
ファンクラブのメンバーの
視線に耐えながら、
勇気をだして話してみる。





ほのか「はい、瑞島ほのかです。
堀口先輩、どうしましたか?」





イブキ「君は、あの子たちみたいに
俺にまとわりつかないんだな・・・と思って」





ほのか「私は、堀口先輩が
迷惑そうにしてるのが嫌なだけです」





イブキ「そうか、君は優しい子だね」





ニコッ





ほのか「あ、ありがとうございます・・・」





その後、先輩は
立ち去ってしまった。













*。・ 次の日 ・。*





あおか「ねぇ、ほのか見た!?
堀口先輩に彼女疑惑だって!」





校内新聞には、
ファンクラブメンバーの証言と、
私と先輩が話している姿があった。





あおか「これ誰だろ・・・
ほのかとかじゃないよね?」





このことを言ったら、
間違いなく私は叩かれる。





ほのか「違うよ、私は先輩と
仲よく話せないもん・・・」





この後、先輩の彼女疑惑で
学校の話はもちきり。





先輩、迷惑してるだろうな・・・
ごめんなさい・・・





ファンクラブの人たちに
見られてたから、
たぶんバレてると思うけど、
バレてないといいなぁ。













*。・ 放課後 ・。*





私の部活は吹奏楽。
サックスを吹いてるんだ!





で、今度サッカー部の
応援曲を担当するんだけど、
サッカー部は堀口先輩の部活!
失敗できないな・・・





あおか「課題曲むずかしー!
ここ指おぼつかないんだけど・・・」





ほのか「ね、そこ
スピードアップするから
難しい・・・」





イブキ「すみません、堀口です・・・」





顧問の先生「堀口くん、どうしたの?」





イブキ「応援曲についてなんですけど、
アンコールの曲ってなんですかね?
顧問から聞かれてて・・・」





顧問の先生「えっと、、、」





ほのか「わぁぁ・・・先輩、
イケメンすぎっ」





あおか「堀口先輩さー、
ほんとにすごいよね。
モデルと学校の両立って・・・」





ほのか「この学校でニコラルの
オーデ受けたことある人って、
だいたい落選してるんだよね」





あおか「そーだよ。
だいたいは堀口先輩目当てだから、
ニコラルも対策してるみたい」





イブキ「ありがとうございましたっ」





ほのか「あっ・・・」





堀口先輩が見れなくなる・・・





イブキ「明日の放課後、
体育倉庫まで来て」





ぼそっ





ほのか「えっ・・・?」





あおか「どした?」





ほのか「えっ!? なんでもない。
堀口先輩って、こんな背が
高かったかな・・・って」





堀口先輩から、呼び出し・・・!?





どうしよ、絶対に怒られる・・・











*。・ 次の日 体育倉庫 ・。*





ほのか「堀口先輩・・・
どうしたんですか、
私を呼び出して」





イブキ「いや、謝りたくて・・・」





イブキ「俺のせいで瑞島さんが
迷惑してなかったかなって・・・
瑞島さん、俺のこと
すごい気にしてくれてたから」





ほのか「そんな・・・
気にしてたのは先輩が・・・」





好きなんて言えない、
絶対無理。





イブキ「好きだから?」





ほのか「え・・・?」





イブキ「俺は、瑞島さんみたいに
人のことを考えてくれる人が
タイプなんだ、付き合ってくれ」





ほのか「は、はい!!」





堀口先輩から
逆に告白された!





うれしすぎて顔から
火が出できそう・・・











*。・ 後日 ・。*





イブキと付き合って3ヶ月、
応援曲を演奏しました。





これを聞いたあとのイブキは、
とても爽やかで素敵な笑顔を
見せてくれました。





イブキ、大好きだよ!







*end*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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