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こき使いBoy

CAST末永 ひなた末永 ひなた

作者:秘密結社 鷹の爪

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.06.14

――――――――――――
この世界に自由などない。
――――――――――――





誰かが私にそう言い捨てた。





そんなこと、わかってるさ。





自由なんか・・・ない。







=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*





ひなた「ただいまー」





リヒト「よっ!」





ひなた「でた・・・」





そう、コイツのせいで
友達と遊ぶ時間とか
自由が奪いとられるわけ。





リヒト「ひなたぁ。
ジュースちようだい」





ひなた「自分でつぎなよ!」





リヒト「頼むー。
ゆうりが帰って来るまでさ、
なっなっ? 構ってえ」





ゆうりは私のお姉ちゃん。
美人だから、彼氏なんて
ソッコーできちゃうの。





リヒトも顔だけは・・・ねえ・・・
いいんだけどさあ・・・





人づかいあらすぎ。





ゆうり「ただいまあ。
リヒト来てる?」





リヒト「来てるよお」





ちなみにお姉ちゃんは
リヒトの甘えん坊なとこと
かわいさに負けたそうで・・・





ゆうり「リヒトー」





リヒト「ゆうりぃ」





ふたりは私の前で、堂々とハグした。
いい迷惑じゃボケ!





ひなた「はい、はあい。
イチャイチャするなら
部屋に行ってくださいねえ」





ゆうり&リヒト「はあい」





まったく・・・





ん?? メッセージだ。





─────────────
でぃあーひなた

明日一緒にがっこ行こ
7時50分に迎えに行くから
じゃね
─────────────





みおからか。
明日は早起きしないとね。











=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*





ゆうり「ひなたー!
いつまで寝てんの!?
みおちゃん来てるよお!」





ふえ・・・??
今・・・何時・・・





ひなた「うわあああ!!!!
7時55分!?!?」





ゆうり「まったく・・・」





リヒト「だらしねえぞ!」





ひなた「なんで朝からリヒトがいんのよ」





ゆうり「今日あたし、夜遅く帰って来るから
家のこと、やっといてもらおうと思って」





ひなた「はあああ!?!?」





リヒト「ほらほら!
早くしないと、みおちゃんが怒るよ」





ひなた「うわあ。いってきます!」





ゆうり&リヒト「いってらー」













=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*





みお「ったく・・・ひなたは・・・」





ひなた「ゴメンなさい」





みお「許しません。
罰として、クレープおごりなさい」





ひなた「はい・・・」





あーあ・・・寝坊したせいで
クレープおごるはめに・・・





まあ、いっか・・・(苦笑













=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*





ひなた「おいしいですか」





みお「おいしいですぉっ」





ひなた「そらあ、よござんした」





リヒト・・・
今何してるかな??





ちゃんと家のことしてくれてるかな??
心配だなあ。





ひなた「ゴメン! 私、帰るね!」





みお「ちょっ・・・」





急げ急げー。













=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*





ひなた「ただいまあ!! リヒト!!」





リヒト「おかえり。
家のことは、ちゃーんとしといたよ」





はあ・・・





☆食器洗い☆
☆洗濯☆
☆掃除☆





完璧じゃん。意外・・・





ひなた「ス・・・スゴいね」





リヒト「まあねえ。
俺がちゃんと家のことしてるか
心配になって、ダッシュで
帰って来たんでしよ??」





ひなた「うん」





リヒト「心配するなって。
俺はこう見えて、家事とか
けっこう得意なんだよ?」





ひなた「そっか。
それなら安心だね!」





リヒト「任しとけ!」





そういうとリヒトは
私の頭を軽くポンポンって叩いた。





ドキん・・・────///





な・・・なんで
ドキドキしてんのよ!





意味わかんない・・・





リヒト「ひなたぁ。
ジュースちょうらい」





か・・・かわいい。





じゃっ・・・じゃなくて・・・





ひなた「自分でつぎなよ!」





リヒト「おねがあい」





キュウン。





ひなた「し・・・仕方ないなあ・・・//」





リヒト「ありがとお」





な・・・なんかお姉ちゃんが
もえる理由がわかった気がする・・・





リヒト「俺さあ・・・」





リヒトの顔が真顔になった。





こんなリヒトを見るのは
はじめて・・・





ひなた「どうかしたの・・・??」





私はジュースの入ったグラスを
静かにおいた。





リヒト「俺・・・
ゆうりと別れようと思う」





ひなた「え・・・?? なんで??」





リヒト「他に好きな人ができたから・・・」





ひなた「そっか・・・
まあ、それはリヒトが決めることだから
私はあれこれ言えないけど・・・」





リヒト「はは・・・
なんか重たい空気になっちゃったね!
ごめんごめん」





ゆうり「・・・どういうこと??」





リヒト「ゆうり!!」





ひなた「お姉ちゃん!!」





ゆうり「ひなた・・・
ちよっとふたりで話したいから
部屋に行ってもらっていい??」





ひなた「うん・・・」





お姉ちゃん・・・
タイミングが悪かったな・・・





ちよっと盗み聞きしちゃお←コラ





ゆうり「ねえ・・・さっきのホント??」





リヒト「うん・・・ごめん・・・」





ゆうり「誰なの?? スキな人・・・」





リヒト「ゆうりにだけは言っとく・・・」





コソコソ・・・





うわあ・・・
一番気になるとこ耳打ち・・・





ゆうり「ああ、じゃあ、あたしは
リヒトを応援する。
相手がね、その子なら応援しちゃう」





リヒト「ありがと・・・今まで・・・」





ゆうり「うん・・・」





お姉ちゃん・・・













=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*





リヒト「あっさでっすよう」





ひなた「ちよっと・・・
今日、土曜日なんですけど」





リヒト「ええ?? 知ってますけど??」





ひなた「このバカ・・・」





リヒト「いいから起きろって!
今日は、ゆうりの誕生日だろ」





ひなた「ああ!! 忘れてた・・・」





リヒト「おバカさぁん」





ひなた「と・・・とりまパーテイーの準備!
リヒトはケーキ作って!」





リヒト「あいあいさあ」





ひなた「私は買い出しと
誕プレ買って来ます」





リヒト「いってらあ」





もお! お姉ちゃんの
誕生日忘れるなんて、最悪。













=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*





ひなた「ま・・・間に合ったね・・・」





もうつかれました・・・
気分的に寝たいっす。





ピンポーン





リヒト&ひなた「誰??」





ひなた「私・・・見て来るね」





ガチャ・・・─────





???「あ! もしかして、ゆうりの妹?」





ひなた「そうですけど・・・誰?!」





???「ゆうりの彼氏のハル。
誕生日だって聞いたから来たんだけど・・・」





も・・・もう彼氏ができたのかあ・・・





ひなた「じゃあハルも一緒に
パーティーしようよ。
お姉ちゃんの誕生日パーティー」





ハル「いいの??」





ひなた「もち! さっ、あがって」





ハル「おじゃましまーす」





リヒト「ちいス、ハル」





ひなた「あれ?? 知り合い??」





リヒト「俺のダチ」





ハル「そうそう」





ガチャ・・・





ゆうり「ただいまー。ひなた!
誰か来てるの??」





パァン。





私たちは、ゆうり姉ちゃんが
リビングに入って来ると同時に
クラッカーをならした。





ゆうり「うわー。ビックリしたあ・・・」





ハル&リヒト&ひなた
「ゆうり、誕生日おめでとー」





ゆうり「みんなありがとー」





ひなた「はい! これ、私からの誕プレ」





ゆうり「ありがとー。開けていい??」





ひなた「いいよー」





私が選んだのは
ピンクのハートがついたネックレス。





ゆうり「うわあ、かわいい。
ありがと! ひなた」





リヒト「俺は、これー」





ゆうり「香水だあ。
あたしのスキな香り・・・
覚えててくれたんだ・・・」





リヒト「うん。コク」





ゆうり「ありがと!」





ハル「俺からは・・・はい!」





ありゃ??
小さな箱ですな・・・





ゆうり「指輪?!」





指輪ですとお?!





ハル「これからもずっと側にいてください」





ゆうり「はい・・・」





ロマンチックすぎないかい??
指輪はめてあげるなんて。





ひなた「なんか暑くない??」





ゆうり「ひなたったら」





リヒト「はいはーい!
俺も言いたいことがありまーす」





ゆうり&ハル&ひなた「なに??」





リヒト「俺は、ひなたのことがスキだ!!」





ひなた「ええ!?」





ゆうり「ひなた、返事!」





ひなた「あ! 私もスキです!!」





リヒト「やったあ」





ひなた「よろしく」





リヒト「こちらこそ」





これからもずっと側にいてね、リヒト。







*end*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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