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ライブレポ

2026.06.23

Mrs. GREEN APPLE presents『CEREMONY』レポート/「すべての音楽にリスペクトを」

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Day.2ライブレポート

出演:FRUITS ZIPPER、上白石萌音、マキシマム ザ ホルモン、ネクライトーキー、サカグチアミ、TWS、Mrs. GREEN APPLE

プレゼンター:藤澤涼架(Mrs. GREEN APPLE)、JIHOON(TWS)、吉田沙保里、上白石萌音、⽴川志らく、入江陵介、中条あやみ

『CEREMONY』2日目、最初のプレゼンターとして登場したのは、なんと藤澤涼架さん! 『CEREMONY』という場について「僕自身も音楽をやっててよかったなと思う1日になる」と話した上で、集まった観客に向けても「音楽好きでよかったなと、立ち返られる1日に」とあたたかいメッセージを届けました。この日のトップバッターは、俳優、歌手、ナレーターなど幅広く活躍する上白石萌音さん。まるで映画のワンシーンのように壮大な「なんでもないや(movie ver.)」で幕開けした彼女のステージは、続く「懐かしい未来」でやわらかなシンガロングを巻き起こし、観客を独自の世界観に引き込みます。ラストは「今日ここに連れてきてくれた曲を」と、「メメント・モリ」(大森元貴)のカバーを披露。同楽曲の世界観を基にした絵本の朗読劇に萌音さんが出演したことが、今回の『CEREMONY』への出演につながったことを明かしました。萌音さんのステージを見守る大森さんの姿も、とても印象的でした。

続いてプレゼンターとして壇上に上がり、「私たちは同じ感情を分かち合い、同じ瞬間を共にすることができます。それこそが音楽が持ってる一番大きな力だと信じています」とロマンチックなスピーチを届けたのは、TWSのJIHOONさん。その言葉に続いて登場した5人組ロックバンド・ネクライトーキーが1曲目の「北上のススメ」を放つと、それまで荘厳な雰囲気に包まれていた会場が、一気にキャッチーでキッチュな巨大ライブハウスへと早変わり。切実でリアルな歌詞をとびきりノレる音楽へと昇華した彼女たちの”根暗ポップ”で、会場はどんどんネクライトーキー色に染まっていきます。3年前のミセスとの対バンを振り返って感極まる場面もありつつ、「オシャレ大作戦」、新曲「余計なこと」まで、計3曲を疾走感たっぷりに披露しました。

3人目のプレゼンターは霊長類最強女子の異名を持つ、吉田沙保里さん。「夢であったオリンピックで金メダルを取るまでには、たくさんの音楽に元気や勇気をもらいました」というまっすぐなスピーチからは、これまで吉田さんが見せてくれた様々な名場面と、それぞれの瞬間を彩ったたくさんの音楽が浮かび上がります。その後に登場したサカグチアミさんのステージは、1曲目からバイラルヒットを飛ばした「好-じょし-」、2曲目にレーベル移籍後の初作品「名前」、ラストは未発表の新曲「裸」という渾身のセットリスト。Mrs. GREEN APPLEとの出会いとつながりを語ったMCからは、お互いをリスペクトし合う素敵な関係性がうかがえました。

4人目のプレゼンターとして再登壇した上白石萌音さんは、オープニングでの「綺麗事でもいいから、この場をともにする全員とつながりを」という大森さんの発言を聞いて“それは綺麗事じゃないよ。綺麗なことだよ”(ドラマ『銀河の一票』より)というセリフを思い出したと話します。そして「こんなにも綺麗なことで満ち溢れた、そして綺麗なことを信じていたい・信じられると思える場所にいられて、今日、本当に幸せです」と続け、この『CEREMONY』という場を讃えました。続いて登場したのは、「『CEREMONY』に立つことが憧れだった」と話す7人組アイドルグループ・FRUITS ZIPPER「はちゃめちゃわちゃライフ!」「ぱわーオブらぶ」「わたしの一番かわいいところ」の3曲を披露し、会場中に元気とNEW KAWAIIを届けてくれました。「わたしの一番かわいいところ」では、アウトロのダンスに藤澤さんが飛び入り参加するという嬉しいサプライズも!

「こんな華やかな場に着物のおじさんは違和感があるでしょう」と前置きした上で、「でも今日はミセスのために緑色の着物を着てきました」と話し、会場中の共感を呼んだのは、5人目のプレゼンターである落語家の立川志らくさん。その後のライブステージに登場したマキシマム ザ ホルモンもまた、「この(『CEREMONY』の)ラインナップに入るのは、我々が一番驚いています」と自らの異質性に触れた上で、「ボーダーレスを喰らう覚悟を!」と呼びかけて会場を沸かせます。「シミ」「maximum the hormone Ⅱ~これからの麺カタコッテリの話をしよう~」「恋のメガラバ(CEREMONY edit)」の3曲からなる、超破天荒なホルモンのライブに喰らいつき、ドレスアップ姿の観客も、ラウンジのアーティストもみんなが一体となってヘドバンしていたあの光景と熱量は、『CEREMONY』のコンセプトを象徴するハイライトシーンの一つになったはず。子どもの頃から腹ペコ(=マキシマム ザ ホルモンのファン)だという若井滉斗さんは、間近でライブを観られてとっても嬉しそうでした。

撮影:齋藤タカヒロ
撮影:齋藤タカヒロ

続いてのプレゼンターは、元競泳選手でロンドンオリンピックメダリストの入江陵介さん。「いろんな感情に寄り添い、支えてくれる音楽は、僕にとっていちばんの味方です」というさわやかなスピーチで、6人組ボーイグループ・TWSのステージへとつなげます。日本デビューシングルの「はじめまして」「You, You」とフレッシュなパフォーマンスを繰り広げ、ラストの「OVERDRIVE」では、SNSでも”Angtal Challenge”として大きな話題を呼んだ振り付けで、会場全体がダンス♪ ホルモンとヘドバンで騒いでいたかと思えば、次の瞬間にはTWSと一緒にAngtalダンスで肩をゆらす。こんな風にいろんな音楽の楽しみ方に出会えるのも、この『CEREMONY』ならではの魅力。

クライマックスではMCを務めた中条あやみさんがプレゼンターに。「音楽とは、人生という映画の壮大なオーケストラ」と綴られた中条さんの手紙から、大トリ・Mrs. GREEN APPLEのライブが始まります。2曲目を「クスシキ」に替えたこの日限定のセットリストでステージを締めくくると、最後は3人横並びで再登場。「フェスでも対バンイベントでもなく、授賞式でもない。そんな場所を体現できている気がして感無量です」と感謝を伝え、2年目となった『CEREMONY』の幕を下ろしたのでした。

撮影:田中聖太郎写真事務所、齋藤タカヒロ(マキシマム ザ ホルモン)

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