
24-25シーズンも熱い戦いが繰り広げられている、ティーンも大注目のD.LEAGUE。ニコラネットではレポ&試合を見届けたコメンテーターやDリーガーによる独占コメントを配信中。ROUND.10レポとなる今回も、ROUND.9に続いてDリーガーに直撃取材! NEXTバズ間違いなしのイケメンDリーガー、SEGA SAMMY LUXのTAKIさん&HINATAさんがニコラネットに初登場♪ パフォーマンスグループ:THE JET BOY BANGERZ(ザ・ジェット・ボーイ・バンガーズ)としても活動しているお二人に、ここでしか聞けないROUND.10の裏話や、ティーンに注目してもらいたいDリーガー、そしてアーティストとしての自分の推しポイントなどなど語っていただきました♡

-今回のROUND.10を動画で観る子に向けて、今回のパフォーマンスの見どころや感じた手応えを教えてください!
TAKI「いっぱいあります! 一番の見どころはフラフープを使ったところですね。フラフープって普通、腰で回すものだと思うじゃないですか。今回はSPダンサーのSHINSUKEさんに参加していただいて、フラフープ技術を教えていただいたので、今回のショーを見ていただけたら『フラフープってこんなに可能性があるんだ』と思ってもらえるはずです。SHINSUKEさんのおかげで、誰が観ても楽しめるし、世界でも絶対に通用するようなショーケースができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいですし、たくさんの方に見ていただけたらと思います」

HINATA「今回の作品はすごく繊細な作品です。そもそもこの作品は、自分がインスタグラムで、フラフープを使っているSHINSUKEさんのリール動画を見ていて、『SHINSUKEさんとLUXで何か新しいものが作れたらおもしろいんじゃないか』と思ったところから始まったんです。なのでこうして今日勝利することができて、普段SHINSUKEさんがされているフラフープの活動と、自分たちのダンススタイルがうまく組み合わさって、また新しい形を提案できたんじゃないかと思います」



-ニコラ読者やティーンは、おしゃれ的な観点から衣装やヘアメイクにも注目しています。今日の衣装のポイントを教えてください!
TAKI「衣装は全身白とシンプルだったので、『ヘアとメイクはしっかりめにしたほうが映えるね』という話になりました。いつもやっていただいているヘアメイクさんにイメージ資料などをお渡しして、ぱっと見たときに顔にインパクトを出したいとお願いしました。今回のメイクは大体一人1時間くらいかかりましたね。衣装はメンバーのNOSUKEくんがメイン担当的な役割を担ってくれていて、みんなに相談して、みんなからの意見も吸い取ってくれて、ディレクターとも話して、進めてくれています」
HINATA「あとは、衣装の素材的に、ステージの照明に照らされるとちょっと透けるんです。そこを見越してこの衣装を選んだっていうのがポイントじゃないですかね」
TAKI「そうなの!? (HINATAさんの顔を見て)いや、違いますね。これはたまたまです(笑)」
HINATA「(笑)」
-毎ラウンドD.LEAGUEではMVD(=Most Valuable Dancer)が一名選出されていますが、チームメイトから選ぶとしたらどなたを選出されますか?
TAKI「今ラウンドでエースパフォーマンスを任せたMAOちゃんですね。エースパフォーマンスは、今までのラウンドで自分たちもやってきているので気持ちがわかるんですが、やっぱりすごくプレッシャーがあるんですよ。そのプレッシャーの中でやってくれて、エース点を取ってくれて。めっちゃカッコよかったですね。ステージリハーサルの時点で『うわ、これ今日いけるな』ってみんな確信して、みんなでやばい!って盛り上げていたので、今日のMVDは間違いなくMAOちゃんじゃないかと思います」
HINATA「同じく! MAOちゃんは繊細な動きが得意なダンサーなのですが、どこを探してもなかなかいないような踊り方がすごくMAOちゃんらしいというか。個性が立ってて、めちゃくちゃ僕が好きなダンスです」

-確かにMAOさんのエースパフォーマンス、まわりの皆さんのフラフープさばきも相まってまるで芸術みたいですごく綺麗でした! エースからも気合いを感じましたが、今回の対戦相手のMedical Concierge I‘moonさんは、毎回テイストを変えている印象でした。攻めの姿勢のチームに対して、どんな意識で今回のマッチを組み立てましたか?
HINATA「Medical Concierge I‘moonさんとは過去シーズンで何回も戦ってきましたけどドローが続いていたので、今回やっと勝てて嬉しいです。アイムーンさんって女性のパワーがすごく強くて。女性らしさがすごく踊りに出ているし、作品でもそれをいい方向に持っていける魅力的なチームなので、自分たちもそこにどう勝つかをしっかりと考えて、フラフープでのクリエーションなど、自信を持っておもしろいと思える作品を持ってきました」
-お二人はDリーガーとしても、THE JET BOY BANGERZ(=TJBB)としても活躍されていますが、他にも兼任されているメンバーの方が他チームに在籍されていると思います。個人的にライバルだと思うメンバーの方、いますか?
TAKI「Cyber Agent LegitのTAKUMIくんですね。お互いチームのリーダーっていう立ち位置が同じなので、あんまりD.LEAGUE の話をしないんですよ、あえて(笑)。やっぱりチーム同士ライバルなのでリーダーとしていろいろと感じる部分はあるし。でも、その中でもお互い頑張ろうみたいな、阿吽の呼吸みたいなものを感じるので、僕的にはTAKUMIくんですね」
HINATA「うーん。ずっとみんないいライバルで、誰というのは僕はあまりないですけど、常にみんなのことは絶対意識してます。でも、D.LEAGUEはもう一番は自分に勝てるか勝てないかなので。(TAKI『かっけー!』)ね、今のかっこいいっすよね(ドヤ)」
TAKI「Dリーガーだと同い年は誰になるの?」
HINATA「今回の対戦相手のアイムーンさんでいうと、Maariちゃん。MaariちゃんもファーストシーズンからDリーガーとして活躍してる方です。みんなライバルですね」
-アーティストとしてTJBBでも活躍されているお二人ですが、Dリーガーとしての自分と、アーティストとしての自分、見せ方や推しポイントが違えばぜひお伺いしたいです!
TAKI「共通しているのは”人に届ける”という部分。違いで言えば、D .LEAGUEは審査員がいるプロの世界なので、ジャッジに向けてパフォーマンスすることもあります。なので、スキルやテクニックなど繊細さが問われる部分など、ダンサーとしての技術を見せつける場だなと思っています。アーティストとしては、対皆さんなので、見てくださる方全員に届けるものとしてスキルはもちろん必要ですけど、それと同時に人を魅了するオーラや、華、存在感。例えば立っているだけで様になる、歩くだけでかっこいいとか、カメラへのアピールとか、そういった部分を自分は意識しています。切り替えはしっかりするように意識しています。なので、どちらも見にきてください!」
HINATA「アーティストとして活動しているときは、来てくれたお客さんを全力で楽しませるというのを強く意識しています。D.LEAGUEはやっぱり自分がどこまで行けるかという戦いでもありますし、企業を背負って勝敗がつく勝負の世界でやっていくのは、自分としてもチームとしても力を試される場所だと思っています。なので、とにかく毎回新しい作品を作っているという点からも、Dリーガーとしては挑戦しまくっていますね」
-最後に、ニコラ読者の中にもダンス頑張ってる子がたくさんいるので、みんなへお二人からメッセージいただけますか?
TAKI「D.LEGAUEって、本当にすごい世界なんです! 一度観に来ていただけたら絶対にダンスの楽しさがよりわかると思うし、プロのダンサーになりたいとか、Dリーガーになりたいとか、夢もできると思います。夢を持って頑張ったら絶対になれるんで! 自分もHINATAも、常にチャンスを前に、目標とか夢は口に出していくという場所で育ちました。HINATAとはもうずっと一緒に夢を追ってきて、HINATAのほうが年齢は一個下ですけど、幼馴染みくらいの関係です。それで今、実際に全部叶えてきました。皆さんも夢や目標を先生、先輩、友だち、ご家族に口に出して伝えて努力してたら絶対に叶うので、皆さん、引き続きダンスを頑張ってください。そしてダンスを愛してください!」
HINATA「そうですね、僕からも伝えたいことはほとんど同じです。ダンスをやっているうちに、先生になりたいとか、Dリーガーになりたいとか、アーティストになりたいとか、それぞれ夢ができると思います。その夢を、恥ずかしがらずに口に出して、そこにどうやったらたどり着けるのか、しっかりと先を読んで自分なりに行動すれば、自ずと道ができてくるので、まずはダンスを愛して踊り続けてください」

ROUND.10は、パリ五輪でも活躍したshigekixさんがKOSÉ 8ROCKSのメンバーとして出場するなど、他にも熱いマッチが目白押し。勝利チームのコメントまで含めた全戦レポはここからチェック!

夢を叶え続けてきたお二人の熱いインタビューで、よりダンス熱が高まったティーンも多いのでは。シーズンも後半に差し掛かって全体の熱量が増すD.LEAGUEから、さらに目が離せない! 次回のレポもお楽しみに♪
Photo/Fujii Daisuke ©︎D.LEAGUE24-25