Snow Man渡辺翔太&SixTONES森本慎太郎が続投でパワーアップ!少年忍者21名も出演の『DREAM BOYS』をレポート!2024.10.12エンタメ

夢見る少年たちのかけがえのない友情を描く『DREAM BOYS』は、初演の2004年以来、20年間にわたり、大切に演じ継がれてきた舞台。亀梨和也くん、玉森裕太くん、岸優太くん、菊池風磨くんらが主演を務め、毎年様々な組み合わせで演じられてきたよ。今年は、昨年に引き続き主演にSnow Man・渡辺翔太くん、チャンプ役にSixTONES・森本慎太郎くんでお届け! 開幕に先駆けて行われたゲネプロと開幕前会見のようすをレポートしちゃいます♡(ここから先はネタバレを含みます)

華やかなフライングで幕開け!

オープニングは、まるで王子様のような煌びやかな白衣裳で登場した渡辺くんと森本くんが『Next Dream』を歌って幕開け! 森本くんがステージを飛び出し、客席の頭上でフライングを披露する姿は鮮やか。重力を感じさせない華麗な舞いに会場の視線がクギ付けに…!!

物語は若者たちの夢と青春が詰まったストーリー。心臓の病気を持つ弟のコウキ(川﨑皇輝)の手術費用を手に入れるため、ショウタ(渡辺翔太)はボクシングのチャンプ役で主演映画を撮ることを決意。現在のチャンプのシンタロウ(森本慎太郎)の同意を得るため、ショウタはボクシング対決することに…。かつては親友だった二人にはある理由から亀裂が入り、ぶつかり合う日々…という所から始まったよ。

総勢21名!少年忍者の出演が話題に

今年は少年忍者が21人参戦し、『DREAM BOYS』ワールドに花を添えているのも見どころのひとつ。川﨑皇輝くん、北川拓実くん、黒田光輝くん、ヴァサイェガ渉くん、田村海琉くんらは“ショウタチーム”としてアイドルとして成功を夢見る5人組を演じ、『Make you Wonder』を歌い踊る姿は、フレッシュな輝き☆

(左から)北川拓実くん、田村海琉くん、川﨑皇輝くん、ヴァサイェガ渉くん、黒田光輝くん

シンタロウ率いる“チャンプチーム”のメンバーを演じたのは、織山尚大くん、深田竜生くん、檜山光成くん、元木湧くん、安嶋秀生くん、川﨑星輝くんたち。『Walking to the end』では力強い眼差しでファイティングポーズをとりながらダンス。檜山くんと元木くんがハイタッチを交わす姿も発見! エネルギッシュなパフォーマンスに注目だよ。

(右上から)元木湧くん、織山尚大くん、檜山光成くん、川﨑星輝くん、深田竜生くん、安嶋秀生くん

ボクシングシーンは真剣そのもの

目が離せないボクシング対決シーンは、ショウタくんとシンタロウくんが客席を通ってリングに登壇。ボクシンググローヴをはめた二人の表情からは、覚悟を決めた男の生き様がビシバシ伝わってきて、真剣そのもの! ゴングが鳴り響き、戦いが繰り広げられる中、ショウタの心の葛藤が描かれる。その時、ショウタのパンチがシンタロウの顔面に思い切りヒットしノックアウト! 崩れたシンタロウはそのまま意識を失う。ショウタのグローヴには鉛の板が入っていて、何者かがショウタを陥れようと画策したことから、逃亡生活が始まる……!

はたして、ショウタの真実は明かされる日は来るの? コウキの手術費はどうなる? 倒れたシンタロウは意識を取り戻すの? そのすべてが2幕で描かれます。

最後には永遠の友情、そして夢をあきらめないことの大切さを教えてくれたショウタとシンタロウ。2年目の『DREAM BOYS』でさらに深みを増した役の胸の内が描かれるお芝居を見せた二人に最後まで注目!

開幕記念会見では稽古の裏話も

ここからは、開幕直前に行われた記者会見のコメントをお届け。今作の演出を務めた堂本光一さんからいただいたアドバイスについて語られたよ。森本くんは「通し稽古やゲネプロを観た後に、目線の位置だったり、立ち方だったり、当たり前のことから、細かいところまで、本番始まるギリギリまで教えて下さって。去年とはまたひと味違った『DREAM BOYS』になっています」と胸を張り、台詞のニュアンスもちょっと昨年と演出を変えているそう。

「段取り臭くならないように」と光一さんに何度も言われという渡辺くんは、「光一くんの演出プラス、自分の個性というか、光一くんのアドバイスにちょっと自分らしさを加えたい。段取り臭くならないように演じられたらいいな」というので、2年目のショウタの伸びしろに期待!

そして、お芝居はもちろん、渡辺くんと森本くんの絆も稽古からパワーアップしたというエピソードも飛び出す。渡辺くんが稽古に参加できない時は、森本くんからLINEで変更点が伝えられ、共有することができたんだって。しかも、「光一くんのバックショットの写真つきで(笑)」と森本くんがおちゃめにニッコリ。

ジュニアの「ギラギラ感」にしみじみ?

少年忍者は、メンバーによっては4度目の『DREAM BOYS』ということで「光一くんから年齢が1つ上がっているからこそ、言葉をあえて減らして、動きで表現できるようにご指導いただいた」と皇輝くん。織山くんが今年チャンプチーム役のメンバーの名前をあげていき、名前を飛ばされた元木くんが「ちょい待てーいっ!! 忘れてる、忘れてる」と大声で猛ツッコミ。このやりとりをニコニコ見守っていた渡辺くんは「(少年忍者と)今のこういう記者会見でのトークでさえも、エネルギーが全然違う。元木の『ちょっと待って下さい!』って爪痕を残してやろうというジュニア特有のギラギラした感じっていうのは、本当にちょっと忘れていたな」と、しみじみ。「こういうの、忘れちゃいけないんだなって反省をしました」と語る渡辺くんに森本くんも「Snow ManもSixTONESもやってましたからね。ジュニアの頃は。『いやいやいや』とか(笑)」と、懐かしむ。

さらには渡辺くんが「ジュニアの時、こういう会見に出られることすらも、本当に嬉しくてしょうがなくて。そういう気持ちを忘れちゃいけないんだなって思いました」と初心を思い出す姿に元木くんが恥ずかしそうに顔を真っ赤にしていたよ。

10月29日(火)まで続く帝国劇場での『DREAM BOYS』。最後に現・帝国劇場最後の今作を楽しみにしている皆さんへのメッセージをご紹介!

森本くん「今、髙地も京本もミュージカルをやっていて、メンバーの3人がそれぞれ舞台をやっていますので、各々のメンバーにも負けないように。森本慎太郎らしく『DREAM BOYS』で輝いてパフォーマンスして。少年忍者のフレッシュなパワフルさにも負けないように、最後の帝国劇場というステージを楽しみながら駆け抜けていきます」。

渡辺くん「帝国劇場が一旦クローズというタイミングで、現段階の帝国劇場での『DREAM BOYS』もこれで幕を閉じるんですけども、そこに自分たちを選んでいただけたことを光栄に思います。キャスティングして下さったスタッフの方、ファンの皆さんには本当に最後にふさわしいキャストだなと思わせられるようなエネルギーを客席にぶつけて、千秋楽まで駆け抜けて、楽しんでやっていけたらいいなと思います」。

Text:Keiko Fukuda

TOPICS一覧に戻る

関連記事関連記事

TOPICS一覧に戻る