渡辺翔太＆森本慎太郎　実はなにわ男子を推薦!?　息ぴったりの『DREAM BOYS』製作発表に潜入！2023.06.30エンタメ

ジャニーズの伝統舞台として受け継がれている『DREAM BOYS』。20年目を迎える今年は9月9日(土)～28日(木)帝国劇場で開催決定！　ボクシングを題材とした究極の友情物語で、主人公をSnow Manの渡辺翔太くん、チャンプ役をSixTONESの森本慎太郎くんが演じるよ。仲良しなふたりが息ぴったりなやりとりで意気込みを語った製作発表に潜入！

ビシッと黒色のフォーマルなスーツに身を包んで製作発表の会場に登場した渡辺くんと森本くん。ボクシングを題材とした舞台ということで、フォトセッションは、サンドバッグの前に立ってキメポーズ！　カメラマンの要望でグータッチしたり、ガッツポーズをしたり、気合いたっぷりな表情でカメラの前に立つふたり。

まずは渡辺くんが「慎太郎と一緒に帝国劇場でこの『DREAM BOYS』を盛り上げていきたいと思います。皆さん応援のほう、よろしくお願いします」と、爽やかに挨拶。森本くんは「皆様、本日はありがとうございます」と、笑顔をのぞかせてから、「私事ではありますが、先ほど天気が良かったのでね、外で散歩していました。なので、気分が晴れ渡っています。私の心は、晴れ模様！(笑)」と、集まった報道陣を笑わせまくり!?

実はふたりともオファーを断っていた!?

質疑応答では、2019年の公演から本作の演出を手掛ける堂本光一さんから舞台のオファーをもらった時のエピソードが飛び出し……。なんと、ふたりとも最初はジャニーズの伝統舞台に出演するプレッシャーから、オファーを断っていたことが判明!?

 渡辺くんは、「帝国劇場という歴史ある、皆が憧れるステージなので、僕でいいのかなという不安があり。『僕じゃないんじゃないかな。なにわ男子とかどうですか?』ってお話したんですけど。後日、光一さんから『やっぱり渡辺がいいんだ』ってもう1回アプローチしてもらったことに心を打たれました」と、光一さんからの二度にわたる猛アプローチがあった裏バナシが飛び出す。さらには出演を決断するに至って、メンバーの目黒蓮くんに相談したそうで、「目黒の『渡辺ならできるよ。やってみたら』という声もあって、やってみようと決意をしました」とのこと。

森本くんも帝国劇場に立つには、舞台経験不足なのではと戸惑ったそうで、「僕ではないんじゃないでしょうか、と偶然にも僕もなにわ男子の藤原丈一郎を推薦しました」と、渡辺くんと同様、なにわ男子を推していたそう。その後、メンバーにオファーがあったことを伝えると「『しょっぴーと慎太郎のドリボ見たいな』って言ってくれて。見たいと言ってくれている人がいるなら、ステージに立ってもいいかもしれないと、出演させて頂くことになりました」と、出演の覚悟を決めたいきさつを真剣な表情で語る姿が印象的だったよ。

お互いの印象は…

ふたりが舞台で演じる役柄の関係性は、ライバル役ということで、改めてお互いの印象を語る場面も！　渡辺くんは「マイクを持つとおふざけする、ヤンチャで陽気な人柄。でも、バラエティーもやるし、お芝居もやるし、マルチにいろいろやっていて。根は真面目でギャップのある人」と森本くんを分析。すると、「すみません、お褒め頂いて…」と、森本くんはちょっぴり恐縮気味!?

渡辺くんについては、「(この日の会見の)5分前に袖でスタンバイしている時、しょっぴーが『めちゃめちゃ緊張する～!!』って言っていたんですけど、ステージに立ったら、ドシッと構えている。裏では小心者に装っていたのに、じつは男らしい。テレビでの姿は、いじられたり、抜けていたりするけど、2人でご飯を食べている時は頼りになる兄貴的な人で好き。尊敬する人です！」と、絶大なる信頼を寄せている様子の森本くんなのでした。

「自分が歴代No1」だと思うことは？

Snow ManとSixTONESは、ジャニーズアイドル初の同時デビューを果たした仲。ことしはデビュー3年目にして、ドームという大舞台にも立った2組ということで、良きライバル関係。報道陣からそんなライバル関係を活かして劇中でどう表現したいか聞かれると、「どうですか?」と森本くんの顔を見る渡辺くん。「いや、ないですねぇ。仲いいですから」と森本くん。渡辺くんも「ライバル関係っていう印象が強いかもしれないけど、それより仲の良さが勝ってしまっていて。バチバチにやってやるぜっていうよりは、仲良く帝国劇場を楽しもうねって感じです」と、にっこり。

そして、これまで亀梨和也さんら大先輩が務めてきた舞台で「自分が歴代No1」だと思うことを問われると渡辺くんは「なんですかねぇ。うーん」と一瞬考えてから、「美意識じゃないですか?　ボクシングシーンのシーンは脱ぐじゃないですか。そういう時、肌のもちもち感とか見せられたら」と美肌アピールをして照れ笑い。すかさず森本くんが「歴代の皆さんも肌スベスベだったよ?」と突っ込むと「初日前にあかすりに行く!!」と美に励むことを宣言していた渡辺くんなのでした。森本くんは、昨年度のチャンプ役を務めた田中樹くんには負けないところとして「声量ですね。声デカイんで(笑)」とドヤ顔に。

最後に舞台を楽しみにしているファンの皆さんに向けて、メッセージを送ってくれたふたり。渡辺くんは「ジャニーズ舞台は進化していくところを僕と慎太郎で見せたい。演じる人が変わったら作品も進化していく。見に来る方に後悔させない舞台作りをするので、期待していて下さい」と胸を張り、森本くんは「僕と渡辺翔太が出せる空気感のお芝居で、『DREAM BOYS』に今までとは違った変化を起こしたい。稽古を積んで、自分たちらしい舞台にできたら。僕自身は、これが最初で最後という気持ちで臨もうと思うので、『DREAM BOYS』にかける想いが届くように精一杯務めます」と、力強く宣言。ふたりの化学反応がぶつかり合う新生『DREAM BOYS』をお楽しみに！

Text/Kunihisa Keiko