
KEY TO LITにとって、ジュニアとしては最後となる今回のアリーナツアー。タイトルの『NEO CLASSICS』には“伝統とは、更新し続けることで未来へ受け継がれていくもの”という強い想いが込められているそうで、これはKEY TO LITが結成以来、大事にしているテーマ“NEW & CLASSIC”をさらに進化させたものなんだとか。そのタイトル通り、今回の公演は少年隊やSMAPの名曲からKEY TO LITのオリジナル曲まで、約30年分の名ナンバーを織り交ぜたセットリストで構成されていて、ジャズや和をテーマにしたブロック、平和への願いを乗せたコーナーなども展開。事務所のDNAを大切に未来へ受けつぎつつ、KEY TO LIT自身も新たなクラシックを創っていくんだという、熱い意思を随所に感じられるライブでした。
ここからは、そんな今回の公演のトピックと、この日のハイライトをKEY TO LITが生み出す“NEO”、そして受け継がれる“CLASSIC”の2面からレポート! 披露曲や演出の紹介を含むので、ネタバレに注意しながら読んでね♪
KEY TO LITが生み出す“NEO”
今回の公演で披露されたKEY TO LITのオリジナル曲は、全部で6曲。この中でもまず外せないのが、やっぱり猪狩くん作詞作曲による自己紹介ラップ「KITERETSU FIRE」! メンバーの個性がパンチワード満載で紹介される歌詞はもちろん、海外の毛虫のような(by大光くん)奇天烈な衣装姿で黄金の扇子をひるがえす、あまりにも景気の良いパフォーマンスもKEY TO LITならでは。さらに今回の公演では、「奇天烈」と書かれた大漁旗を持ったバックジュニア、ペンライトのてっぺんにKEY TO LITとおそろの扇子を咲かせたファンも一緒になって踊り狂い、超にぎやかなお祭り騒ぎに☆自身の紹介ラップの後にメンバーが放つ一言も見どころで、この日は「有明、愛し合っていこうぜ」(瑞稀くん)、「いい日にしようね♪」(大昇くん)、「めっちゃイチャイチャしようね♡」(嶺亜くん)、「愛してるよ」(猪狩くん)、「有明、ぶち上げてこうぜ〜〜〜‼︎」(大光くん)と、めろワード連発の回でした♡
「KITERETSU FIRE」に続けて同じ衣装で披露された「Burn Down」は、激しいダンスナンバー。衣装をはだけながら踊る、フェティッシュな姿が印象的だったよ。はたまた、本編ラストで披露された「WAKE UP THE FOOL」の最後に5人横並びで魅せた、力強いまなざしも鮮烈。タロットカードの愚者を意味する“THE FOOL”に自身を重ね、「弱いカードだからこそ、逆に言うと何にでもなれる一番強いカード」(by大昇くん/『KEY TO LIT Arena Tour 2025 WAKE UP THE FOOL』での会見より)という解釈のもと放たれたこの曲で、デビューへと立ち向かう彼らの並々ならぬ覚悟を証明してくれました。
前ツアーに引き続き披露されたこれらの楽曲に加え、今回新たに仲間入りした新曲もどれも魅力的。事務所を代表する夏曲をギュッと詰め込んだ夏メドレーのラストに「最高のラブソングです」(大昇くん)と披露された「Never Fade Love」は、爽やかなキラキラナンバー。大光くんが一緒にハートを作ろうと瑞稀くんに迫ったり(笑)、猪狩くんは嶺亜くんの額にチューをしたり(!)と、胸キュンな場面もたくさんでした♡ 会場がひとつになるクラップも楽しい♪

KEY TO LITがスペシャルサポーターを務めるテレ東系卓球のテーマソング「KEY 2 LIGHT」も、クラップやコールが印象的な一曲。疾走感のあるEDMにのせた力強い5人の歌声は、胸が締め付けられるほどキレイだったよ。打って変わって、えげつない量の炎が上がる中で魅せた「HIT THE DRUM」は、猪狩くんと大光くんが振り付けを担当した迫真のダンスナンバー。タイトル通り身体から音が鳴っているような、疾風怒濤のパフォーマンスが圧巻でした!
彼らならではの新しさも、事務所らしさも感じられるオリジナル曲に加え、KEY TO LITの発明として忘れてはいけないのが、「キーテ!お願い♡」というアンコールのかけ声! この日も本編終了後、すぐにこのかわいすぎるコールで会場が埋め尽くされていたよ。「みんなのかわいい声、裏まで聞こえてるよ」(嶺亜くん)と言いながら嬉しそうに出てきてくれたところまでひっくるめて、このコールの持つ愛くるしいパワーは無限大! SNSでもすでに話題沸騰中の「キーテ!お願い♡」のアンコール。これもきっといつしか、伝統と呼ばれる日が来るのでしょう☆
KEY TO LITが受け継ぐ“CLASSIC”
「伝統とは誇りである」という印象的なメッセージのオープニングムービーで幕を開けた今回の公演。そのメッセージは、1曲目「Act-Show」(少年隊のアルバム『Prism』〈1999年〉収録のカバー曲)によって早くも証明されることに! シアタージャズやロッキングの要素が入った気品溢れる振り付けに、スタンドマイクでの華やかな歌唱、そして何よりパッション全開でステージに立つ5人の気迫から、事務所のプライドがひしひしと伝わってきます。
さらに、同アルバム収録の東山紀之さんのソロ曲「Be COOL」から始まるジャズコーナーもまた事務所らしさ全開。「Be COOL」では端正なジャケットプレイ、続く「華麗なる逆襲」(SMAP /2015年)では瑞稀くんと猪狩くんによるバク転も飛び出し、会場中のファンをトリコに。ちなみにこのジャズコーナーでKEY TO LITの5人が着ていたブルーストライプのスーツは、グループの新衣装だそう。ジャケットの裏地がサングラスをかけたアヒルの柄になっているという遊び心もニクい♡

また、ライブ中盤には平和への願いが込められたコーナーも。ランタンを持った26名のジュニアと共に披露した「Triangle」(SMAP/2005年)では、センターステージの上方に浮かぶ地球儀を5人が囲む演出が印象的。そしてその地球儀がミラーボールへと姿を変えると、「世界中の人が平和と愛で包まれますように」という嶺亜くんのあいさつから「Never My Love」(A.B.C-Zによるカバー/2013年)へ。KEY TO LITと、この日出演のバックジュニア全員による壮大なステージに、ピースサインで描かれた羽と紙吹雪がキラキラと舞い落ちる美しい光景は、きっと多くのファンの心に残ったはず。
さらにライブ終盤に披露した、講談「巌流島決戦」をテーマにした和コーナーも鮮烈。和装にお面をつけた5人が、電飾の仕掛けがついた講談机に乗り出して踊るこのステージは、伝統的でありながら新鮮でもあり、事務所らしさの中にKEY TO LITならではの個性も光る、圧巻の3分間。そこから真っ赤な舞台での「ツキヨミ」(King & Prince/2022年)へとつながる流れもまた鮮やかでした。

➞次ページ 【あいさつほぼ全文】「総じてどの瞬間もずっと幸せでした」(ソロカットあり!)























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