
受験に向けて注力したのは、“アピール材料を揃えること”

——総合型選抜のための受験勉強って、どんなことをやってたの?
「総合型選抜って、『評定平均がいくつ以上じゃないと受けられません』みたいな、出願資格があることが多いんですね。私は最終的に早稲田大学に進学したけど、この時点では他にも2つ受験を検討していた大学があって、そのうちの一つの出願の条件が、評定平均4.1以上だったんです。なのでまずは授業を休まないとか、提出物や定期テストを頑張るとか、学校の成績を上げるところから始めました」
——受験勉強の前に、まずは条件を満たして出願できる状態になる、ということが大事なんだね
「条件を満たすのも大事なんだけど、出願の時にアピールできるものを、事前にどれだけ揃えておけるかっていうのも大事で。たとえば調査書には評定平均の他に部活や課外活動の実績とかを書かれるので、私も総合型選抜の受験を意識し始めた頃からエッセイやディベート、スピーチなどのコンテストにどんどん参加するようにしました。そしたら、高2の終わりに参加した探究学習のコンテストでグランプリをいただけて、高3の初めにも英語のエッセイコンテストで入賞できたんです。調査書を強くするために参加したものではあったけど、自分の自信にもつながったので、すごくよかったなと思っています」

——学校外での活動もアピールになるんだ! 他にも何か事前に準備したことはある?
「『IELTS(アイエルツ)』という、英語の検定試験ですね。英語の資格検定っていくつか種類があるんだけど、IELTSは日本だけじゃなくグローバルに証明できる資格で、総合型選抜でも強いアピールになると塾の先生に教えてもらったんです。これも高2の終わりくらいから挑戦し始めたんですけど、すっごく難しくて! それまで英語は得意だって思っていたのに、なかなか思った通りの結果が出なくて、何度も悔し泣きしました。でもIIELTSって頻繁に試験をやっていて、出願ギリギリまで受け続けることができるっていうのが、良いポイントなんですよ。私もトータルで3回受けましたが、目標の7.5スコアを取れたのは、高3の夏。出願が9月のはじめだったので、本当にギリギリでした。あとは出願の時に志望理由も提出しなくちゃいけなかったので、それは自分で書いたものを塾の先生に添削してもらってブラッシュアップして…ということを繰り返しながら対策していきました」
合格を知った場所は……!?

——調査書や英語の試験結果を提出して出願したあとは、大学現地での筆記試験もあるんだよね。その対策はどんな風にしてたの?
「総合型選抜って筆記試験も特殊なんですよ。早稲田の国際教養学部の場合は、英語で書かれた時事問題の長文を読んで、それに対する自分の意見をまた英語で書くっていう、リーディングとライティングが合わさったような試験でした。私がこの対策としてやったのは、英単語をひたすら覚えることと、過去問での練習。とにかく自分の強みである英語力を伸ばす、というところに力を入れました。あとはいろんな時事問題の知識をつけるために、ニュースの記事もたくさん読みましたね。私が受験した年の長文のテーマは“少子化”だったんだけど、たまたま直前に少子化の記事を読んでいたのでラッキーでした!」

——これまでの努力と、運も味方してくれたね。改めて合格おめでとう!
「あ! 合格発表で1個、中高生のみんなへのアドバイスにもなりそうなエピソードがあるんですよ。私、合格発表をディズニーシーで見たんです。ママが誘ってくれて行ったんですけど、合格発表日にあえてテーマパークに行くっていうの、すごくよかったです!」
——なんで(笑)!?
「ママは私が絶対落ちてると思ってたみたいで(笑)、家で落ち込まないようにと連れ出してくれたんです。正直、結果の連絡を見るまでは気が気じゃなくて、ジャンボリミッキーを見ても、アトラクションに乗っても心ここに在らず状態だったんですけど、家でじっと待つよりはやることがあってよかったんですよね。それに、合格を知った直後に乗ったレイジングスピリッツは、本当に最高だった(笑)!! もし不合格だったとしても、がんばったごほうびというか、いい気晴らしになったんじゃないかなって思うので、ママには感謝しています。もし合いそうだなと思う子がいたら、マネしてみてね(笑)」


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