
——声を演じる楽しさと難しさはどんなところですか?
アフレコは2日間あったんですが、正直、楽しいなと思えるようになったのは2日目の終わりくらいです。それまではしがみつくのに必死というか、がむしゃらにやっていました。いつもより声のテンションをちょっと低めにしてみたんですが、絵のイメージと合っているのかなと不安にもなりましたし、難しい部分のほうが多かったです。
——好きなシーンはどこですか?
やっぱり最後のシーンです。ネタバレになってしまうからあまり詳しくは言えないんですけど(笑)、最後のシーンでの壮貴の描写がすごく、よくて。大好きです。
——映画の中では天海さん演じる千舟のセリフで「日月逾邁(じつげつゆまい)」という四字熟語がでてきますが、宮世さんを現す四字熟語は?
四字熟語ではなくて四字漢字になるんですけど「四六時中(しろくじちゅう)」にします!最近は、四六時中歌詞を考えていたり、プライベートの時間も四六時中お仕事について考えていることが多いので、今の自分にはこの言葉が合っていると思います!

——作中では、いろいろな出会いを通してそれぞれのキャラクターの運命が変わります。宮世さんの運命を変えた人といって、思い浮かぶのは?
マネージャーさんたちです。僕がこのお仕事をはじめてから出会ったチーフマネージャーさんはお2人なんですが、1人は僕を仙台で最初から育てて下さった方で、スカウトして頂いて芸能界に入るという意味でも運命を変えてくれた方です。もう1人のマネージャーさんは芸能界に入って、こうやってお仕事を皆さんとさせていただけるようになるまでずっと支えてくれている人。2人とも僕にとって、ものすごく大きくて大事な存在です!
——人は変わろうと思えば変われる……というような言葉が映画では印象的でしたが、宮世さんが変えたくても変えられないクセはどんなことですか?
洗濯機を回しているのに忘れちゃうことです(笑)!洗濯機を回している間に他の家事をしたり、わんちゃんを飼っているのでお世話をしたり、いろいろなことをやっていると、ついつい忘れちゃって「あー、やっちゃったー!」っていつもなっているんです(笑)。これから変えていきたいと、真剣に思っています!
——中学生時代の宮世さんはどんな子でしたか?
怖いもの知らずというか、わんぱくというか、やんちゃでした(笑)。ザ・子供っていう感じでした。
——モテエピソードをちょっとだけ教えてください!
え〜、なんでしょう。でも、他校の生徒さんたちが学校に見に来たりはしてくれてました(笑)。他の学年の女の子たちが僕のクラスに来て「カッコいい!」と言ってくれたり(笑)。すでに芸能活動をやっていたのでちょっと目立っていたのかもしれません。気持ち的には嬉しいというよりも、恥ずかしいほうが勝ってましたが(笑)。

——当時の将来の夢は?
ももクロ(ももいろクローバーZ)さんを見てからこの活動をやりたいと思って事務所に入ったので、俳優やアーティストになることが夢でしたが、中学生のときは、まだ仙台にいたのでまさかこうして現実で頑張れるとは思ってもいませんでした。
——中学生時代の夢が今、見事に叶っている宮世さん。夢を叶えるために大切なこととは?
中学生のときって、周りの友だちや学校生活が全てになってしまいがちですけど、全然そんなことはないと思うんです。大人になると視野も世界も広がって、当時なんであんなことで悩んでいたんだろうって考えられるようになるので、自分がやりたいことを恥ずかしがらずに、やってほしいです。僕自身、中学生のときが人生の分岐点。みなさんもこれから進路や将来の夢を自分で選ばないといけなくなってくる時期だと思うので、まわりに馬鹿にされるのが怖いからやめようとは思わず、本当にやりたいことをやってみてください。その時のプライドで人生を棒にふるのは、もったいないです!僕は小学生から今の事務所さんに入って、歌とダンスを学びながら仲間とイベントなどもやっていました。でも、当時はライブにも20人くらいしかお客さんが来ていなかったんです。同級生に茶化されたり、辛い思いをすることもありましたが、やめないでよかったなって、今は心の底から思えます。友だちはいるに越したことはないし、学校生活も楽しい方が絶対にいいけど、そのために自分の夢を削らなくていいんだよってことを、伝えたいです。
——ニコラ読者に宮世さんの魅力をアピールして、もーっと好きにならせて下さい♡
役者をこうしてやらせて頂いている中で、自分で作詞・作曲をしているアーティストさんはなかなかいないと思うので、そこが僕の一番の魅力だと思います!映画やドラマでさまざまな役を演じさせていただいているからこそ、いろいろな気持ちを曲にできていると思います。きっとそこが僕の強みにこれからなっていきますし、武器にしていきたい部分!あと、よくコミュニケーション能力が高いと言っていただけるんですが、それは察する力とか空気を読む力があるからなのかなぁと考えていて……(笑)!そこも一つの魅力かもしれないです。
PROFILE
宮世琉弥/Ryubi Miyase

2004年1月22日生まれ、宮城県出身。2019年に俳優デビュー。その後、ドラマや映画など数々の話題作に出演し、月9ドラマ『ヤンドク!』が放送中。アーティストとしても3月25日に3rdアルバムの発売決定!夏には全国7都市ツアーも!本作では、和菓子メーカーの社長の息子で、家業の継承に葛藤する青年・大場壮貴の声を演じる。
INFORMATION
映画『クスノキの番人』 /1月30日(金)公開
理不尽な理由でクビになり職を失った青年・直井玲斗(高橋文哉)は、おいつめられた末のあやまちで逮捕される。そんな彼は、伯叔母と名乗る柳澤千舟(天海祐希)と出会い、あることを命じられる。それは、クスノキの番人になること。釈放されるために、とまどいながらもクスノキの番人になった玲斗は、大場壮貴(宮世琉弥)などいろいろな人と関わりながらクスノキが秘めたふしぎな力の真実に近づいていく……。ベストセラー作家・東野圭吾の小説が初のアニメーション映画化!
配給:アニプレックス ©︎東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会
Photo/Kusumoto Takaki Text/Ando Yoko












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