
海外への憧れと、やり切る性格
ママ自身も独身時代に海外で暮らした経験があり、パリコレのドキュメンタリーを親子で一緒に観ることもあるそう。そうした日々の小さな刺激から、海外で活躍するモデルになりたいというキーワードが、かんなちゃんの夢に加わっていきました。
「私はあくまでサポート役に徹しています。特に意識しているのは健康面。かんなはやると決めたらとことん努力するタイプなので、食事や睡眠など、体を守る部分だけはしっかり気をつけています」と、ママは穏やかに話します。
勉強との両立について尋ねると、「私が言わなくても、本人が成績をキープしようとしています。自分で塾も選び、スケジュールを組みながら、練習も学校も両立させています」と、少し誇らしげな笑顔。親が導くのではなく、自分で考えて選ぶ力を育てるのが、葵家の基本スタンスです。

練習の相棒は、メトロノーム。私と一緒に日常の練習のサポートをしています(笑)。
無理と決めつけない。信じて見守る勇気
大きな夢を追いかける娘を見守りながらも、ママは現実も冷静に見ています。「海外でモデルをすることがどれだけ大変かも理解しています。でも、最初から無理と決めつけず、できる限りのサポートをすること。それが私にできることだと思っています。ただし、無理な努力で体を壊さないように、それだけはいつも伝えています。
さらに、葵家にはもうひとつ大切なルールがあります。
「一度やると決めたことは途中で投げ出さないこと。かんなの明るさや、どんなことも前向きに捉えるポジティブさは彼女の武器。だからこそ、無理せず、かんならしさのままで進んでほしいと思っています」現実的な話をしっかりと伝えたうえで、それでも夢を追いたいならサポートを徹底的にする、このほかにも葵かんな家にはルールがあると言います。
【ライター/安藤陽子 取材を終えて】親として、夢を信じて見守ることの大切さ
話を聞いていて印象的だったのは、夢を叶えるという言葉よりも、夢を現実の努力に変えていくという姿勢。母と娘、それぞれの立場で真剣に向き合いながらも、どちらも笑顔を忘れない。この柔らかな関係性こそが、葵かんなちゃんの輝きの源なのかもしれません。
子どもの夢をどう支えるかは、どの家庭にも共通するテーマです。つい現実を見て口を出したくなるけれど、夢を信じて一緒に走る勇気もまた、母親にしかできないこと。葵家のように、無理とは言わず、できるかぎり見守るという姿勢は、夢を持つ子を育てるための一つの理想形なのかもしれません。
どんな夢でも、まずは信じてあげることから。親と子、互いを信じるその絆が、次の世代の未来をつくっていくのだと感じました。










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