
Q.10月14日は鉄道の日。好きな鉄道を教えて下さい!
石破総理「地方の電化されていない、ディーゼルで走るような客車が好きだった。20年くらい前までは、日本中、夜行列車が走っていた。東京から北海道や青森、九州や広島まで走る電車。食堂車がついていて、そこでお酒を飲むのが楽しくてね。選挙区の鳥取から東京まで、10時間くらいの旅。お酒を飲もうが、本を読もうが、CDを聴こうが、何をしていても、この10時間は自分の時間なんだっていう感覚があって、それがすごく好きだった。夜行特急列車・出雲号には、どう見積もっても、1000回は乗ったね」
Q.日本の好きなところを教えて下さい!
石破総理「日本は春・夏・秋・冬、四季がはっきりしていて、景色が美しく、食べ物が美味しい、素晴らしい国。でも世界のあちこちには、紛争が絶えない国も多い。“対立”と“分断”で大変な国はたくさんある。日本は、そういう争いはしないという国だった。ただ、最近はSNSの影響もあって、対立と分断が進んでいるような気がする。SNSだと、自分の好きな意見ばかり見るようになる。そうすると他の人の意見を認められなくなったり、自分の意見に反対する人は許せない、と思ったりして、結果、対立が増えていく。それがどんどん進んで、日本の良いところが失われていったらいやだなあ、と思っています」
Q.日本のティーンへ向け、メッセージをお願いします!
石破総理「私は総理になる前は地下鉄やJRもよく使っていたんです。そうして電車に乗ると、みんなスマホを見ている。誰一人、本を読んでいない。大人になると、なかなかゆっくり本を読む時間はなくなってくる。三島由紀夫、川端康成、太宰治……時間があるときにこそ、日本の文学を読んでほしい。中学生、高校生の頃って感受性が豊か。本を読んで、人生が変わることもあるから。人と話していて、“話が合う”って大事なことだよね。何に興味を持っているのか、あの映画をこの人は観たんだ、この作家の本を読んだんだ。そういうところから、人が大切にしている価値観が分かることもある。誰と人生の価値観が合うかなんて、自分からすると分からない。だからこそ、たくさん本を読んで、映画を観て、音楽を聴く。そういうことが大事だと思います」




リリ「日本のため先頭に立ちご活躍いただきました石破総理へ、ティーンを代表し、感謝を伝えさせていただきます」
リコ「石破総理の温かくお優しいお人柄、そして素敵な笑顔を、テレビを通して拝見しておりました。私たちも人前に立つ、モデル・アイドルという活動をしています。石破総理のよう、まず隣にいる人を笑顔にできる活動を目指していきたいと思います」
リリ「私たちも石破総理のよう、自分の精一杯を尽くせるよう、頑張ります!」
Photo/Doi Homare(Shinchosha) Hair&Make/Iwai Yuuka Models/Sakihama Riko,Nakase Riri










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