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2025.02.01

<夢現なハイライト6選>SixTONES・5大ドームツアー『YOUNG OLD』で魅せた“エンタメの真骨頂”をレポ!!

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今年で結成10周年、そしてデビュー5周年を迎える「SixTONES」初となる5大ドームツアー『SixTONES YOUNG OLD(ストーンズ ヤングオールド)』が1月24日(金)よりスタート!! 東京・福岡・大阪・札幌・名古屋を巡ります★ ニコラネットでは東京最終公演日である1月27日(月)のステージに潜入。エンタメすぎるほどにエンタメな、夢現ハイライト集をピックアップしてお届けします!!

※本記事は、一部演出や曲名についてふれています。

ハイライト01  ▶︎ ステージにそびえ立つ、圧巻すぎる金色の“ゴールド殿(ゴールデン)”!!

ライブが始まるや否や、全観客の視線を奪ったのはメインステージにドドンとそびえ立つ、ゴールドの城・その名も“GOLD殿(ゴールデン)”。最新アルバム『GOLD』から着想を得たこのセットには、開閉可能な障子(ここから生バンドが登場!)や外周の“城壁”など、至るところまで兎にも角にも豪華絢爛。刺激的で癖になるナンバー『SHOCK ME』披露時にはガッツリ特攻で盛り上げ、さながら歴史の転換点を目撃しているかのよう。火花や火薬が舞う中でパワフルに踊るSixTONESは、一度見たら忘れられないほどの大迫力でした。

ハイライト02  ▶︎「誰一人置いていかない」趣向を凝らした“ムービング花道”

SixTONESが常日頃から胸においている「誰一人置いていかない」ライブ演出をもちろん今回も体感! それを代表するのが、ムービング花道。3ポイント型だった花道は、楽曲とと共に動き三角形→六角形と形を変化。流れるように変化する花道のお陰で、メンバーとファンとの距離は大接近! 更にSixTONESらしさを感じる和をモチーフにしたトロッコで会場中を隅々まで周って歌ったり、巨大なフロートで外周歌唱したり。ファンの気持ちを汲み取ったパフォーマンスに会場中全員が感動。こうしてライブ毎に、“team SixTONES”のキズナが深まっていくのだと改めて実感しました! また、オープニングで一人ひとりがフィーチャーされるシーンでは京本(大我)さんが花道にしゃがみ込み、サングラスから目をチラリ……するのかと期待させながらもなかなか見せてくれない、という“じらしきょも”が炸裂。豪快でド派手なパフォーマンスの中に計算され尽くした繊細な演出やファンサービス。このギャップもまた、SixTONESの魅力の一つ♡

ハイライト03 ▶︎ 30分を優に超す、チームワーク抜群なワチャワチャプチコントMCタイム

毎度毎度“コントのようにおもしろい!”と、大好評なSixTONESのMCタイム。今回も例外ではありません! おもしろポイントがありすぎるので少しずつ抜粋すると……。

MC冒頭では、田中さんと他の5人という構図に分かれてプチコント状態がスタート。一つ上段にいる5人が下段にいる田中さんと一緒にMCタイムを盛り上げるはずが、なぜか右往左往してなかなか6人になれず。するとすかさず田中さん「俺ら、飯食うときとかも6人ずっと一緒じゃん! だからMCも6人で一緒にやろうよ!」とキュンセリフを発射! 続いて、自由奔放な森本さんが「のどかわいた〜」と言うと優しい松村さんが飲み物を取りに行くという件に。戻ってきた松村さん、なんとおぼんに急須&湯呑みをのせて再登場! もちろん全力でライブパフォーマンスを披露したての6人。冷たい水やスポドリを飲むはずがあったか〜いお茶を飲む流れに、髙地さんが「あつあつじゃねーか!」とガチツッコミ。続く田中さんは「お前、ふざけんなよ!」なんて怒りつつも、顔はとっても嬉しそう(笑)。そして突然、お茶をすすった京本さんが松村さんに向かって「ババア!」と真顔で呼ぶとそれに対して松村さんが「よく勘違いされるんですけど、ジジイです」と丁寧に訂正。会場を笑いの嵐に包み込みました。他にも、バックヤードのケータリングが今回のテーマに沿ってゴールドなものばかりだとか、ジェシーさんが意外とマンガが好きだとか、“通常運転”のSixTONESで繰り広げられるトークの数々。終盤では京本さんから写真集をもらったお返しに、髙地さんが広告を務める“きき湯”をサインつきでプレゼントする場面も。パッケージにメッセージが書いてあったことから「使えないよ」と京本さん。「いやいや使ってよ!」というお二人の優しいやり取りに会場全員がほっこり。30分を超える猛烈ロングなMCタイムは、この日もいつも通り、いえ、いつも以上に盛り上がりました。

ハイライト04 ▶︎ 三者三様のユニット曲は等身大の“色っぽさ”

ファン待望のユニットステージは全部で3つ★ まずは少しムーディーで大人なカッコよさをふりまいた松村さん&森本さんの『Don’t Know Why』。回転するイスを使ったスタイリッシュな演出とクールなモノトーンの衣装が印象的! 続いてグループの中でも圧倒的な歌声を誇るジェシーさん&京本さんの『You are the only one』。声のタイプが違うからこそ生み出される美しいハーモニーは聴く人の心に響きまくり♡ 最後はヒップホップを得意とする髙地さん&田中さんの『PARTY ANIMAL』で、2人のちょい悪な雰囲気もテンポのいい歌声も、その全てて会場のボルテージを最高潮へと誘いました。また今回は豪華アーティストからの提供曲4曲も披露。中でもマキシムザ亮さん(マキシム ザ ホルモン)提供の『恋のバタリアン』では6人がステージと花道を自由に動き回り、最終的には全員でヘドバン!!  東京ドームが揺れるほどの大迫力となりました。

ハイライト05 ▶︎ 巨大な海賊船フロートで大暴れるする、6人のキャプテンを発見!

この日のライブで大きな注目を集めたのは、ダイナミックな船のフロート‼︎ 船首には蛇、トップには大きな旗がそびえる船はまるで海賊船そのもの。エンターテインメントという大海原を航海する、やんちゃな海賊たちの姿に会場中が大熱狂!! くるくるとアクロバティックなパフォーマンスを魅せるその姿に誰もが「一生SixTONESについていきたい……」と感じたはず。大きな海賊船はペンライトが光る海の中に突入! 『ABARERO』披露時は煙が船を包み込み、テーマパーク以上に全員の記憶を鷲掴みにする光景となっていました。やんちゃな姿とは対照的に、キュートでポップな6人が見られたのは根強いファンも多い『Strawberry Breakfast-CITY ver.-』。髙地さんの「パーティーのはじまり~」や、田中さんの「いちご大好き~♡」という甘いセリフに会場は一気に多幸感へ包まれました。

ハイライト06 ▶︎ アンコールまでパワー全開!! 締めの挨拶は今年度リーダーの森本さん!

最後は2025年のリーダーを務める森本さんからご挨拶。「2025年の新リーダー、森本慎太郎でーす。こっからSixTONES、もっともっと上を目指して進んでいきます! team SixTONES、一緒に高みを目指そーぜ! ここから5大ドームツアー駆け抜けていきますので……今日のみなさんの声援が僕たちの力になりました。こっから怪我なく突き進んでいきます(※ここでちょっとだけ噛んでしまい、照れ臭そうに笑う森本さん)。また一緒に遊ぼう!」と感謝と気合いの言葉をファンにプレゼント。さらに去り際には「約束だぜー、バイバイ! じゃあな!」と、とびきりの笑顔を見せてくれました。

メンバーからのコメントをほぼ全文でお届けします

まずは東京公演を皮切りツアー「YOUNG OLD」がスタートした感想、そして今後の公演に向けて。

ジェシー「昨年は4大ドーム、今年は5大ドームツアーとステップアップしながら、“ライブ”という機会をいただけて、ファンの皆さんに感謝しています。今年はSixTONES結成10周年、CDデビュー5周年の“周年イヤー”ということもあり、ステージセットも内容もより豪華なものにしたいという気持ちで準備してきました。ライブ中は一緒に歌ってくれている方も多くて、ついテンションが上がりすぎてしまうので気をつけています(笑)! シャウトした後にバラードをしっとりと歌い「え? さっきと同じ人たち?」と思われるようなライブに仕上がってると思います。そして「これで明日も頑張れる、SixTONESが活力です!」とteam SixTONESに思ってもらえるよう今後も頑張っていくので、応援よろしくお願いします」

森本「SixTONES初めての5大ドームツアーということで、有り難く思っています。アリーナツアーで北海道に行ったことはありましたが、今回またドーム規模で行ける、ということも嬉しいですし、よりたくさんの人とSixTONESのライブを共有できることが何より嬉しく思います。今回のライブを観た方に「やっぱりteam SixTONESの力がすごい」と言っていただけたのですが……パフォーマンスをしている僕たちが感じていることが、観に来てくれたお客さんたちにも伝わっているって、すごいことだと思います。team SixTONESの力が感じられる瞬間がたくさんあったからこそ、僕たちもできることは120%で届けたい。自分たちらしく、team SixTONESと楽しくこっから5大ドームツアーを駆け抜けて行きます!」

今回のライブのセットや演出のこだわり・見どころ

松村「前回のツアーはSixTONES初の生バンドやお客さんにより近い360度ステージで、目には見えない“生”の温度感を全面に押した構成でした。今年は良い意味でその対極でセットや、ムービングの花道・フロートといった目に見える外側の機構にも非常にこだわってより“総合芸術度”が高くなったライブだと思います。お客さんがあっと驚きような瞬間を増やしたくて開演するまでセットも隠しています。バンドも途中から“GOLD殿”の障子から登場する形を採用したりと、エンタメ感のあるライブだと思っています」

髙地「オープニングの白幕が落ちて、僕たちの姿が見えた瞬間の歓声ももちろんすごいのですが、セットの“GOLD殿”が見えた瞬間の歓声がすごくて興奮しました。トロッコや巨大なフロート、LEDにいたるまで自分たちのやりたいことを細部まで全部詰め込んでいるのでテーマパークのように楽しんでもらえたらうれしいです。ムービングの花道も、三点→三角形→六角形とどんどん変化して、今回のライブを観てくださった方から「こんなの初めて見た!」という声が多くいただきます。花道が動くたび、歓声が湧くことが嬉しいです」

「YOUNG OLD」の音楽について

京本「今回の新アルバム『GOLD』にはアーティストさんから楽曲を4曲も提供していただき、ライブもその楽曲でより感動的になったり、華やかさが増したりとSixTONESだけでは引き出せない可能性や表現の幅を広げてもらっていると思います。昨年のツアーに引き続き今回も生バンドに入ってもらっていて、音楽が大好きなSixTONESだからこその空気感も生まれていると思います。昨年のツアーを超えられるかプレッシャーもありましたが公演が始まって今は自信が湧いています。ツアーを全力で楽しみたいと思います」

田中「ライブは、自分たちの歌声やパフォーマンスはもちろん、お客さんの歓声・温度感・熱量によって作られる音楽なのでCDで聞いてる音楽とはまた一味違うような楽曲が誕生することが醍醐味だと思っています。それを想像しながらメンバーと何度も悩みながらセットリストを組んだり、ライブならではのアレンジを考えて準備してきました。連なる一曲一曲で、一つのライブ「YOUNG OLD」という作品を作っているので、一公演ごとに僕たちの歌やパフォーマンスも変化していると思います。そういったおもしろさ・醍醐味を楽しんでいただけたら、嬉しいです」

時に激しく、時に優しく、時に面白く、時に真面目に。さまざまな魅力に溢れるSixTONESの5大ドームツアーはまだまだ“こっから”★ 2025年も全力で暴れるSixTONESに、ついていくしかない!!

Photo/Arai Yuka Text/Ando Yoko

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