センセーショナルな事件と予測できないストーリーで早くも話題を呼んでいるドラマ『秘密 〜THE TOP SECRET〜』。シリアスな本編とは裏腹に、笑いに包まれ終始和やかな雰囲気で展開した制作発表の模様をお届けいたします!
▶︎ 寒い現場では“あったか〜い”アイテムが必需品!
鈴木克洋/青木一行のWキャスト・中島裕翔(以下中島)「足先のカイロとか電子レンジとか、現場はあたたかいアイテムの差し入ればかり。制作のスタッフさんが毎食、休憩室にあたたかいスープを作って下さるんですよ」
岡部靖文役・高橋努(以下高橋)「みんなで固まってね、寄り添いながら人肌を感じながらやっています。えげつない事件や映像もあるんですけど、すごく熱を持って本当に僕らの事件を解決するという気持ちでいます。今や(第九は)家族的な感じがしていますよ」
薪剛役・板垣李光人(以下板垣)「薪はどうしても一人でグッとなってしまうことが多いので……岡部さんも皆さんもすごく明るくいて下さるから、本当に助けられています」
高橋「いやぁ〜、薪室長、大変な役だよあれ。天才しか分からないことっていうのはね、僕らには分からないから。第九としてはそれを支えたくなるというか。鈴木、室長、雪子の恋愛とか色々な関係上に僕はいないんですけど、この作品内で僕は李光人さん演じる薪室長を愛しておりまして。とてつもなくかっこいいドラマだと思っています」
▶︎ お互いの“秘密”を暴露!!
「秘密」にちなみ、撮影現場での板垣さんの秘密を教えていただけますか?
板垣「怖い(笑)」
中島→板垣「左右が分からなくなります(笑)。右と左がわからなくなるらしくて。“テーブルの右からきて下さい”って指示があったとしても左からきちゃう」
板垣「カメラマンさんから“あ、ちょっと右行って下さい”と言われたのに自信満々に左へ動いちゃうこととかがあるんです(笑)」
高橋「確かに向こうから見て、とか考えちゃうよね。あと李光人、この間スタジオでさ、寒くて李光人がラーメン食べたときの話していい?」
板垣「あぁ、はい!」
高橋「“第九”の会議室セットにいるときって、室長(板垣)がピリピリしているので、緊張感があるんですよ。室長の隣に立ってたら、李光人が俺に微笑んでくるんです。下から覗いてきて、可愛いんですよ。“どうしたどうした? もう(本番)始まるぞ?”ってデレデレしていたら“ちがいます、歯に何かついてますか?”って……(笑)。かわいい笑顔でずっと微笑んでくるからさぁ。大丈夫だよ~って言ってね(笑)」
板垣「あははははは! 顔があっつい(笑)!」
中島「勘違いしちゃったんだ(笑)。思わせぶりなんだから~(笑)」
板垣→三好雪子役・門脇麦(以下門脇)「秘密ではないかも知れないんですけど、雪子(門脇)が号泣するシーンがあって。ワーッと泣いた後、カットがかかった瞬間にスッと平静に戻っていて。監督と一緒に“この切り替えはどうやって……?”と話していました」
中島→門脇「ちゃんとしたセリフはもらっていなくて、歩いている道中に好きなことを話すという“オフゼリフ”があるんですけど」
門脇「いやぁ~その話やめて欲しい(笑)。楽しく歩く3人のシーンでね。30秒くらい歩かなくてはいけなかったんですけど、私はまだ撮影2日目で……そして元々“オフゼリフ”が苦手で。大変だったよね」
中島「いやいや、大変だったのはあなただけでしょ(笑)! あのときの笑顔と笑い声、あれは雪子ではなく、門脇麦です(笑)。僕もそれに感化されて一瞬中島裕翔が出ちゃっている気がするんですけど(笑)」
門脇「李光人だけが大人だったよね。絶対表に出せない会話をしてた(笑)。やっぱり、あそこのインターチェンジはメロンパンが一番よね!とか(笑)」
板垣→中島「休憩中に、見えない敵と戦っている。中島さん武術をやってらっしゃるので、シャドーを」
門脇「やってるかも!」
中島「寒いから、動いていたいのよ。スクワットとかもしちゃうしさ」
板垣「無自覚でやられていたみたいで。ずっと見ちゃう」
門脇→中島「照れ屋。褒めるとめちゃくちゃ恥ずかしがります」
高橋「確かに、褒めるとダメだよね」
門脇「1話の完パケを見させていただいて、中島さんがめちゃくちゃ素敵だったんです。それで、“素敵だったね”と声をかけたらすごく難しい言葉で返されて……なんだっけ?」
中島「“痛み入ります”(笑)」
門脇「そう、“痛み入ります”をガチ照れトーンで」
中島「これは恥ずかしいわ」
門脇→高橋「板垣さんが差し入れで“生クリームあんパン”を持ってきてくださって。それを2個食べていました(笑)。チャーミングだなと思いました(笑)」」
高橋「“痛み入ります”」
中島「使い方違うから(笑)!」
▶︎ <MRI捜査>にちなみ、頭の中を占めている映像は?
板垣「洋書。色々な時代の絵画の本を最近買い集めまして」
中島「おぉ、コレクションみたいな」
板垣「英語の勉強にもなるかな、と思って」
中島「そんなおしゃれなの出されちゃったら……(笑)」
門脇「私でハードル下げておきますか?」
中島「あ、ありがとうございます(笑)」
門脇「きのこ。ちょっとした時間があるときのこの図鑑を眺めています」
高橋「あ、そういう好き? 食べるのじゃないんだ」
門脇「食べるのももちろん好きなんですけど、きのこを見るのが好きで。私の脳みそはほぼきのこ」
板垣「外の現場とかだと、探してらっしゃいますよね」
中島「そうですねぇ、なんでしょう。それこそ、台本とか文字。みんなそうだと思うけど」
門脇「ボブは?」
中島「あぁ(笑)! ボブね(笑)。えっと、友達ではないんですけど(笑)。趣味が武術なので、練習用に人型のサンドバッグを買ったんです。それがボブって言うんです(笑)。海外の友達ができたみたいな」
高橋「でも、殴ってるんでしょ(笑)?」
中島「殴ってます(笑)。屈強なので、彼は! びくともしないので!」
板垣「今度現場に連れてきて下さい」
中島「無理無理無理無理! 俺くらいあって大きいんだから!」
高橋「僕の脳内は……もつ焼き。そればかり食べているので。僕の体の半分はロケ弁で、もう半分はもつ焼きでできていると思います」
➡︎「痛みを感じながら生きたい」薪剛との運命的な共通点—板垣李光人が語る『秘密 ~THE TOP SECRET~』
Information
毎週月曜22:00~カンテレ・フジテレビ系で放送中!
ドラマ『秘密 ~THE TOP SECRET~』
STORY ▶︎ 死者の脳をMRI捜査でスキャンし、記憶を映像化して犯罪捜査を行う、科学警察研究所法医第九研究室=通称「第九」。類まれな容姿に驚異的な記憶力と鋭い洞察力をもち、若くして「第九」の室長となった薪剛(板垣李光人)の指揮のもと、新人捜査官・青木一行(中島裕翔)らが難事件に挑む。©︎カンテレ