【私立 開成学園生徒がPayPay導入アプリを開発】学食の大混雑を緩和する「学食ネット」で学校生活を便利に!2024.09.01お金のこと

ニコ読のみんなは、学校生活で「不便だな」「もっとこうだったら学校生活が良くなるのに」と思うことはある? 今回は、実際に学校生活で感じた課題の解決を目指した高校生2人の取り組みに関する会見をレポするよ!

電子マネーで決済する『PayPay』の運営会社が、東京都・私立開成高等学校の学食での支払いに、PayPayが導入されたことを発表!(学食運営事業者がPayPay加盟店になる形) そのきっかけは、学食を使っている学生が感じた課題をもとに、学生自身でアプリの開発をおこなったことがきっかけだったそう。

左:開成高等学校3年・秋山くん 右:開成高等学校2年・周くん

東京都にある開成高等学校に通っている秋山くん(3年生・写真左)が、昨年9月から使用開始となった学生食堂で感じていた、ある課題。それは、生徒の約3分の1、400人ほどが学食を利用するにも関わらず、食堂を利用するための食券券売機が少ないため、昼食の時間や授業間の10分の休み時間にも行列ができてしまうこと。昼休みの委員会活動など、他にやりたいことがあった生徒がそれを諦めなければならなかったり、中には昼食自体を諦める子もいたそう。

そこで秋山くんは「食券を事前購入できるアプリを導入し、スムーズに食堂を利用できないか」と考え、学校内でアンケートを実施。結果から浮かび上がった学食に関する課題や要望、日常的に買い物にPayPayを利用する生徒が多いことなどを踏まえて、学校や学食運営事業者に改善策を提案! アプリの開発に、周くん(2年生・写真右)と一緒に取り組んだよ。

開発期間は今年の4月からの約半年。アプリ『学食ネット』の開発を担当した周くんは「初めてお金の処理に関するプログラムを作成しました。エラーは許されないし、例外のことが起きた場合の処理などの実装にも苦労しましたが、とても新鮮な経験になりました」とコメント。

PayPay株式会社もシステム開発など一部を支援し、生徒にとっても、現場に立つ食堂の調理師の方にとっても利用しやすい仕様を目指して、現在の形が完成。とうとう9月から学校内で実装を開始! 購入方法もシンプル。PayPay決済に慣れている子もそうでない子も、使いたくなること間違いなし!

秋山くんは、今後の『学食ネット』について「メニューごとのアレルギー表示、現在の学食の混雑状況や待ち時間の確認機能など、さまざまな機能を追加していく予定です。どれくらい混雑が緩和されるか検証し、効果が確認できたら他校にもぜひ導入してもらいたい」と、希望に満ちた展望を語ってくれました!

PayPay決済は、保護者の方と相談・許可がもらえればティーンでも利用が可能。ティーンの間でも普及してきているよ。学校生活がこんなに便利になりそうだと、日常生活でも使ってみたい!興味が湧いた!という子も多いはず。来月発売のニコラ11月号では、ニコ読の電子マネーの利用状況や、ティーンが今一番使ってみたい電子マネー・PayPayの使い方、心配をまるっと解決するQ&Aなどをまとめた企画を掲載するよ! 来月号の発売もお楽しみに♡ 

TOPICS一覧に戻る

関連記事関連記事

TOPICS一覧に戻る