【マルシィ】2ndアルバム『Candle』インタビュー!「これからこんな恋をするのかなって、未来を想像しながら聴いてもらえたら」2023.11.30エンタメ

情景が浮かびすぎる歌詞とメロディ、演奏が切なすぎる!! こんな恋をしてみたい!!と話題のラブソングを歌うマルシィ。2ndアルバム『Candle』のリリースを記念してニコラネットに3人で登場! アルバムのお話はもちろん、みなさんの学生時代についてもいろいろ聞いてみたよ。さらに中学生読者の恋愛相談にも乗ってもらいました♡ ぜひ最後まで読んでね〜!

左から:フジイタクミさん(ベース)、吉田右京さん(ボーカル&ギター)、shujiさん(ギター)

―マルシィは2022年メジャーデビューのスリーピースバンド。1stアルバム『Memory』は「CDショップ大賞2023」に入選、昨年配信リリースされた『未来図』はストリーミング再生数4000万回超えのロングヒットを記録中。さらに最新曲『ラブソング』はTikTokを中心に大きな話題を呼び、TBS系『CDTV ライブ! ライブ!』に初出演。『ラブソング』をはじめ、『幸せの花束を』、『ただそれだけのことがさ』など数々の話題曲が詰まった待望の2ndアルバム『Candle』について教えてください!

右京>今回は2枚目のアルバムになるんですが、新しいマルシィのサウンド感が集約された、新たな一面を感じられるアルバムになっていると思います。恋愛の楽曲が多いので、ニコラ読者のみなさんの中には恋愛を経験したことがある人も、まだこれからの人もいると思うのですが、経験がある人は共感してもらえると嬉しいし、まだ恋愛をそんなに経験していない人には、「これからこんな恋をするのかな」って、未来を想像しながら聴いてもらえたらいいなと思います。

―アルバムの中から、特にお気に入りの曲を教えてください!

shuji>『もしもの続きを少しだけ』に思い入れがありますね。僕だけじゃなく、メンバーもそうだと思うんですけど、ずっとみんなで温めてきた曲なので。今回、収録するにあたって、歌詞を少し具体的にしてみたり、構成を少し変えてみたりしました。より世界観に入りやすいようになったと思うので、いい方向に成長していったなと思います。

右京>全曲めちゃめちゃお気に入りなので、選び難いんですが……。選ぶとしたら1曲目の『凪』ですかね。マルシィの始まりを彷彿とさせるような、でもそこからさらに成長した部分も見せられる楽曲になったと思います。最初のピアノのイントロから泣けるな……と思っていて。今の季節ともマッチしているし、ぐっと引き込まれると思います。最後の転調しているところをすごく気に入っていて、マルシィらしさがめちゃめちゃ出ているし、僕のイチオシです!

タクミ>迷うんですけど、『大丈夫』かな〜。

shuji>意外やな。

右京>意外。でもいい曲だよね(笑)。

タクミ>(恋愛ソングが多い中、唯一の応援ソングなので)マルシィとしても挑戦のあった曲だなと思います。ライブでは曲中にお客さんとの掛け合いをしているんですけど、そこの一体感がすごいのでお気に入りですね。ニコラ読者のみなさん、日常の学校生活でいろんな悩みもあると思うので、『大丈夫』を聴いてもらえたらなと思います!

―ファンの方の反応やSNS上のピックアップなど、いろいろ目にすると思いますが、まだ世間が気づいていない、本当はこの楽曲のココ、オススメなんだよ!という聴いてほしいポイントはありますか?

右京>あー、あるはずなのに……。すぐに出てこない(笑)。なんかある?

タクミ>ベースに耳を向けて聴いてくれる人は少ないので、ベースの音を……

右京、shuji>(笑)

タクミ>10曲とも、ベースの音に耳を傾けてもらえらば!

shuji >あくまで歌がメインであって、そこを引き立たせる演奏ではあるので。気づきにくいけれど、意識するだけでも違ってくるよね。

タクミ>歌詞、歌を聴かせるために、僕たちが背景を作っていると思っているので。

shuji>支えるような立場だよね。

タクミ>そんな聴き方をしてみるのも楽しいかもですね。

-逆にファンの方の反応が意外なものはありましたか?

右京>9曲目の『ラズベリー』に、「脈が早くなる 脈なんてないのにね」という歌詞があるんですが、個人的にも気に入っていた部分ではあるんですけど、思っていた以上に聴いてくれた人たちの反応があったので嬉しかったです。

-ニコラの読者は中学生が多いのですが、もしも中学生時代の自分に、このアルバムから1曲だけ聴かせてあげられるとしたら、どの曲を選びますか?

タクミ>中学かぁ……恋愛しなかったからなー。やっぱり『大丈夫』かな。

shuji>そうね、そうだよね。やっぱり『大丈夫』で自分を鼓舞するかなー。部活とかもやっていたので。

-何部に入っていたんですか?

shuji>中学はサッカー部でした。高校は軽音部、高校3年生の夏に体を動かすために軟式テニス部に。部活とかやっている子にはぴったりだと思います。

タクミ>『大丈夫』、それか『ミックス』を聴かせようかな。掛け合いになっている演奏がかっこいいので、そこを聴いてもらって、楽器に興味を持ってもらって、中学生の頃から音楽を初めてもらうっていうのもありかな(笑)。

右京、shuji>(笑)。

-実際に楽器を始めたのはいつなんですか?

タクミ>僕は18歳とかでしたねー。だから中学生から始めてもらいたいなと。

右京>部活をやっているときの僕なら『大丈夫』かな。中学生は悩む時期でもあるので、いいなと思いますね。あとは『凪』。中学生の頃から歌うことが好きだったんですけど、多分中学生の僕も好きになると思うので、聴いて歌ってほしいなと。

-中学生の頃にすでに歌手になろう!と思っていたんですか?

右京>カラオケとかで歌うことは好きだったんですけど、「歌手になる!」と明確な目標を持っていたわけではなかったですね。「やりたいな」と思い出したのは高校、大学生くらい。なので、まず中学生の僕に『凪』を聴いてもらって、音楽に興味を持ってもらいたいと思います。

―来年、2024年の目標を教えてください!

右京>まずは年明けからスタートするツアーを成功させることですね。僕たちの音楽を探求し続けて届けられたらいいなと。今年もたくさんのライブに出させてもらったんですけど、今よりももっとうまく僕たちの音楽を伝えられるようになったらいいなと思います! 個人的にはアルバムを作り終えたので、次はどうしようかな?と考え始めているタイミングなんですが、今までのマルシィには明らかにないような新しいサウンド感だったり、歌詞にも挑戦してみたいです。

タクミ>うれしいことに、今年はフェスにもたくさん出させてもらっているし、ワンマンライブの会場も少しずつ大きくなってきているので、そこはしっかりと1歩ずつ成長して更新していきたいなと。大きくなっていく会場に見合う実力をつけ、いい演奏、いいライブを届けられたらいいなと思います!

shuji>今の僕らにはまだまだ上があると思っているので、目の前のことに真剣に向き合いながら、ひとつひとつの目標や課題をクリアして、しっかりとした土台を作って次のステップにいけたらいいなと。具体的には、ライブならワンマンライブの会場が大きくなって、よりたくさんのお客さんを呼べるようになる。フェスだったら、ひとつステージが上がってもっともっといろんなお客さんにマルシィのことを知ってもらう。楽曲制作においてはアーティストとしての見られ方を追求する、というところを次のステップとして意識しています!

―学生時代、みなさんはどんな音楽を聴いていましたか?

タクミ>僕は高校生時代、X JAPANを聴いてました。初めて聴いたときはカミナリが落ちたくらいの衝撃でしたね。楽器をさわってみようかなと思ったキッカケでもあります。『Silent Jealousy』というめちゃくちゃかっこいい曲があるんですよ。

右京>僕は友だちの間ではやっていた曲を聴いていました。GReeeeN、RADWIMPS、ONE OK ROCKとかよく聴いていましたね。清水翔太さんの『HOME』、『君が好き』とかはカラオケでもよく歌っていました。

shuji >中学時代はEXILEをよく聴いてました!

タクミ>あ、僕も中学生のときはEXILEでした。

shuji>コブクロとかGReeeeNとかその時代に流行っていたJ-POPをよく聴いていましたね。で、僕も高校はX JAPANなんですよ。X JAPANを聴いてからギターに興味を持ち始めて、16歳の春くらいからギターを持つようになったんです。それからはBOØWY、JUDY AND MARY、尾崎豊、X JAPANをよく聴いていましたね。

−世代的にはかなり上の方々の曲を聴いていたんですね。

タクミ>そうなんですよ。X JAPANがMステで『紅』と『BORN TO BE FREE』を歌っていたのをめちゃくちゃ覚えていて……。

shuji>あぁ〜、じゃあ、再結成したころかなー。

右京>(盛り上がるおふたりを見て)僕、1ミリもわかんないです(笑)。

タクミ>(笑)。通学中に音楽を聴いていたんですけど、気分が上がるやつを探していたんですよ。そこで出会ったのがX JAPANの『紅』だったんです(笑)。朝からめちゃくちゃ気分がアガるんです!!

♡ニコラネット特別企画♡

現役中学生、ニコラ読者の恋愛相談に答えていただきました!

【相談:中2のとき同じクラスだった男子のことを今でも好きです。中3ではクラスが離れてしまい、突然アプローチをしたら相手が引いてしまうのでは?といろいろ考えてしまいます……。高校で離れてしまう前に気持ちを伝えたいとは思っているのですが、どうしたらいいですか!?】

右京>純粋だな〜。

タクミ>なんかいいな。

右京>クラスは離れちゃっていても、頑張って話しかけにいったら相手の子もうれしいんじゃないかな?

shuji>たしかに。

右京>嫌な気持ちしないだろうし。

shuji>関係値にもよるよね。仲良かったら話しかけられるけど、ほとんど話したことない、ただの元クラスメイトくらいだったら……どうやっていけばいいんだ? 俺もわかんないけど(笑)。

右京、タクミ>(笑)。

shuji>友だちを介したり、手伝ってもらったりするのが一番いいのかな?

―中学生の頃の恋って、フラれることがものすごい怖かったりすると思うんですが、みなさんがこの子の立場だったらどうしますか?

shuji>僕は告白しないかなー。

右京>いきなりはできないよね。

shuji>自分のことが好きなんで、“フラれる自分”を自分史に残したくない……。

右京、タクミ>(笑)。

右京>僕も言わないですね。それか友だちに協力してもらって、少しだけにおわせして、待ちの姿勢でいるかな?

タクミ>僕、中学生のとき隣のクラスに好きな女の子がいたんですよ。隣のクラスの友だちのとこに遊びに行く体で、その教室によく行ってましたね。

shuji>なんか楽しそうじゃん。

全員>(笑)。

-ちなみにその恋愛はどうなりました?

タクミ>卒業までなにもできずに終わりました。

右京>きっとみんなそんな感じだよね。度胸がないと告白とかできないよね。

タクミ>でも高校生になってから、その子のLINEをゲットして遊びに行ったりはしたんですよ! 付き合うことはできなかったんですけどね(笑)。

右京>僕、中3の妹がいて、実家に帰ったときにたまに話すんですよ。タクミとか、相談者の子みたいな恋愛話をしてたなーと思い出しました(笑)。

―いろいろお話をありがとうございました〜。最後にニコラ読者のみんなにメッセージをお願いします!

shuji>右京が綴る歌詞は本当にストレートで、誰が聴いてもすっと入ってくると思うんです。だから中学生のみんなにも、1曲でも1行でも、1秒でも聴いてもらえたらうれしいですね。中学生時代、俺は恋愛をしてこなかったから、みんなにはたくさん経験をしてほしいなーと思いました。

右京>中学生のみんなは経験したことがないストーリーとかあると思うんですけど、これから経験する未来が待っていると思うので、少し背伸びした内容の『Candle』を聴いてもらって、今の恋愛に向き合ってがんばってもらえればなと思います。中学生って、めちゃめちゃ貴重な時期だと思うんですよ。そんなことを思いながら過ごすのは難しいってことはわかるんですけど、でもやっぱり中学生って最高な時間だったなと僕自身は思うので、悩むことも含めて、全力で楽しんでほしいなと思います!

タクミ>まだ恋をしていない子でも、僕たちの曲は歌詞の一部分とか、メロディとかぐっとくるものはあると思います。恋愛とか、悩みとか抱えているときの支えになると思うので、ぜひ一度『Candle』を聴いてください!

Photo/Fujii Daisuke Text/Fuse Kyoko

INFORMATION

2ndアルバム『Candle』

2023年11月29日発売
通常盤:CD(UMCK-1759) / ¥3,300( 税込)

1.

2. 恋焦がれて

3. ミックス(Google Pixel 7a WEB CM ソング)

4. ラブソング

5. 大丈夫(ポカリスエット協賛「全日本高等学校・全日本中学校チアリーディング選手権大会」応援CM 曲)

6. ただそれだけのことがさ(ABEMA オリジナル恋愛番組『恋する♥週末ホームステイ 2023 春~ Sweet Orange Memory ~』第2話挿入歌)

7. アリカ

8. もしもの続きを少しだけ

9. ラズベリー

10. 幸せの花束を(ABEMAオリジナル恋愛番組『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK 』主題歌)

one man live tour 2024” Candle” 開催決定!

2nd アルバム『Candle』を引っ提げた全国ツアー「マルシィ one man live tour 2024” Candle”」の開催が決定。2024 年1 月21 日の大阪なんばHatch から3 月29 日の東京国際フォーラム ホールA まで全国9 都市を巡る。

日程・会場

2024年1月21日(日):【大阪】なんばHatch

2024年1月28日(日):【愛知】Zepp Nagoya

2024年2月10日(土):【石川】金沢EIGHT HALL

2024年2月11日(日):【新潟】NIIGATA LOTS

2024年2月24日(土):【福岡】Zepp Fukuoka

2024年2月25日(日):【広島】HIROSHIMA CLUB QUATTRO

2024年3月2日(土):【北海道】PENNY LANE24

2024年3月22日(金):【宮城】仙台Rensa

2024年3月29日(金):【東京】東京国際フォーラム ホールA

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