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音楽

2026.10.30

鞘師里保が10代にエール!「悩んだ経験そのものが自分を育ててくれる」/ドラマ『付き合ってあげてもいいかな』主題歌を含む新作EPインタビュー! 

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━━人はさまざまな「失敗」を経て、前に進んでいくと思いますが、鞘師さんの中で次に進むきっかけ・転機となったようなエピソードはありますか。 

転機……そうですねぇ、こういうことがあったっていうような決定的な一つ、ではなくて。私は普段から我慢してきたことをため込んでしまう性格ではあるので、その積み重ね、というか。気持ちが溢れて次の行動に移る、ということが多いんです。そういう意味では10代の頃、20代の自分を想像してみたときに、自分の力だけで20代を過ごすことができるのかな、という心配をものすごくし始めて。今思うともしかしたら過剰だったかもしれないけど、歌ったり踊ったりするという自分の夢を10代の頃に叶えて、忙しく活動させてもらっていた中で、やっぱり、環境に恵まれているだけなのではと、自問することがありました。それで、留学という思い切った動きを、自分の中で決断したんです。留学に行こうと思ったのは……どこをきっかけとするかは難しいですが、高校生の頃、グループ活動をしているときにライブでニューヨークへ行ったんです。その時何も考えずに、現地のコーディネーターさんに「英語って楽しそうですね、勉強できますか、今からでも間に合いますか」って話していたことを、留学後に思い出したりもして。きっかけなんて、どこにあったかなんてわからないけど、でも全部が多分、自分に残っていて、それが原動力になっているんだと思います。 

━━10代に向けて、応援のメッセージやアドバイスをいただけますでしょうか。 

30歳を目前にした今でも、ずっとトライ&エラーを繰り返しています。苦しい時もあるけれど、色々な出来事に遭遇して、まるでRPGのように冒険を楽しめている瞬間もあるんです。 深く考え込んで自分の不甲斐なさに落ち込む日もありますが、たとえすぐに答えが出なくても、『悩んだ』という経験そのものが自分を育ててくれていると、後になって気づくはず。 もし今、未来が見えずに不安な方がいたとしても、いつか必ず自分が納得できる形で、キラッとした何かに出会える時が来ます。だからこそ、今の時間を真剣に過ごすことだけは諦めないでほしいなと思います。

Q.中高生におすすめする一曲をアルバムから選ぶとしたら? 

A.『どっち?』&『I AM』 

「サクッと聴き始められて、いつの間にかのせられているなと感じるのはきっと『どっち?』という楽曲!大人でもそうだけど、選択に迷うことって日々多いと思うんです。先のことを考えなさいと急に言われて、大変なこともあると思うけど、どっちどっちって、悩んでいる時間がのちになって宝物になる瞬間もあると思うから。大変な時期の応援歌になったらいいなと思います。“迷ってる私!”って、自分のことも楽しんでほしい!もう一曲あげてもいいですか(笑)?『I AM』という曲はシンプルに、頑張りたいって思う自分も、ちょっと失敗してしまう自分も全部『私だから』って、受け止めて歌っている楽曲。率直な言葉が皆さんのそばにいられる楽曲になったらいいと思っています。本当は全部と言いたいくらい自信作なので、たくさん聴いてもらえると嬉しいです。 

<取材時コボレ話> 

インタビューのタイミングに差し掛かったとき、にこにこ笑顔な鞘師さん!取材デスクの雑誌を手に取ってくださり「めちゃくちゃ嬉しい〜!ニコラ&ニコ☆プチは憧れですぅ〜!」と大喜びしている様子がメロすぎました♡ 

Profile 

鞘師里保(さやし・りほ) 

1998年5月28日生まれ、広島県出身。AB型。幼少期よりアクターズスクール広島にてダンスを始める。2011年に当時12歳でモーニング娘。9期生としてデビュー。2015年12月31日、惜しまれながらモーニング娘。を卒業し、その後ニューヨークへダンス留学。2020年9月より芸能活動を再開し、ドラマや舞台、ミュージカルなど活躍の場をますます広げている。 


Information 

NOW ON SALE / EP『OWN』 

EP『OWN』は、“Own your mistakes(失敗も自分のものにする)”をテーマに、迷い、衝動、葛藤、不完全さを抱えながらも、“自分自身を選び直していく過程”を描いた作品。実験室をコンセプトモチーフに、感情や人生を観察し、壊しては組み立て直していくような感覚を、サウンド・ビジュアル・歌詞世界を通して表現。ふと立ち止まったとき、今の自分を整理してみたいときに是非聴いてみて! 

Photo/Kusumoto Takaki  

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