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アイドルグループ 「僕が見たかった青空」 の メンバーとしても活躍中で、 人気・実力ともに急上昇していると噂のユア。モデル、 アイドル、 LJC……さまざまな顔を持つ ユアの魅力と、 内に秘めた想いを深掘り!
キラキラ輝く存在に憧れてアイドルの道に
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–アイドルとしてもモデルとしても活動中のユアだけど、最初に芸能界を目指したのきっかけはなんだったの?
最初に憧れをもったのは雑誌のモデルさんです。小4の時に、友達のお姉ちゃんにすすめられた雑誌を買って読んでみたら「モデルさんってすごくキラキラしているな」って感動して。それから”雑誌”という存在を好きになりました。ニコラとであった時に「私がみたかったのはこれだ!」って直感的に思ったのを覚えてます。
それからは色々なオーディションを受けました。お母さんは東京での審査についてきてくれたり、家族もすごく応援してくれました。
–そこからどういう流れで「僕がみたかった青空」オーディションに?
もともと乃木坂46さんをファンとして応援してる時に、公式アイドルオーディションがあるというのを知ったんです。乃木坂46さんはきれいでかわいくて、私にとっては雑誌のモデルさんと同じようにキラキラとまぶしい存在。私もそんな風に輝けたらいいなって、あこがれの気持ちで応募しました。
–見事、僕青メンバーに選ばれて、その後は非公開オーディションでニコ㋲にも大抜擢! 話が来た時はどう思った?
実はアイドルになる前、ニコラモデルオーディションも2回受けたことがあるんです。どちらも書類審査落ちだったけど……。アイドルになったら雑誌のオーディションはもう受けられないと思っていたので、お話をいただいた時点で嬉しすぎて! 絶対にこのチャンスを無駄にしたくないっていう気持ちで挑みました。
–ニコ㋲への挑戦は3度目の正直だったんだね! オーディションの時のことは覚えてる?
緊張していて、面接は正直あまり手応えがなかったです……。でも、カメラテストで脚が真っすぐってほめていただいたのが嬉しくて、そこからは力を出し切れたかなって。合格の連絡が来た時は号泣して、お母さんに即電話しました!
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タイムリミットが短いから同じ努力の量じゃ追いつけない
–夢だったニコ㋲生活がついにスタートしたわけだけど、モデルになって大変だなと感じることはある?
他のニコモに全然実力が追いついてないっていうのは、撮影していただいた写真を見せていただくたびに感じています。自分より年齢が下の子も、同じ歳でも、モテル歴はみんなのほうが長いので自分はまだまだダメだなって思っちゃう。顔の小ささやスタイルの良さも異次元で、高い意識でやっていかなきゃいけないって改めて感じています。
–でも、会うたびにユアが成長してるって感じてるスタッフも多いんだよ。なにか個人練習とかはやってるの?
ニコラTVとかで撮影風景が出てきた時に、それをマネして練習しています。メアリちゃん(林芽亜里)とかがいた時代までさかのぼって、同じ動画を何回も見返してリピートしちゃいますね。なかでもよく見るのは「高速ポージング」と「美脚女神」の動画。私、ニコ㋲のなかで一番、ニコラTVを見てる〝自信”あります!(笑)
—たゆまぬ努力とニコラ愛が伝わってくる!
ニコ㋲になったのが中3で……ニコラに在籍できる時間が短いからこそ、同じ努力の量じゃ追いつけない。まだまだニコラでやりたいことがたくさんあるので、やっぱり誰よりも努力していかなきゃいけないと思ってます。
–ニコモになってみて、自分のなかで何か変化はあった?
変わらないことのほうが多いかも……。例えは、よく見学するところとか。アイドルの時は、グループでは私が最年少で、お姉さんたちのほうが魅せ方や演技が上手だなって感じることか多いから、実際に自分の目で見てたくさん吸収したくて。
–えらい! たしかにニコラでも他のニコ㋲の撮影を見学しているイメージがあるかも。
ニコラの撮影で自分の写真を見せてもらうと、まだまだ使えない写真ばかり……撮影後は満足感よりも反省することの方が多いです。でも、ニコ㋲になってから、僕青の撮影でスタッフさんに「表情とかポージングが上手になってる」って言ってもらった時はめちゃくちゃ嬉しかった! ニコラの撮影で学んだことがアイドルでも自然と活かせてるのかなと思うと、日頃の見学がちゃんと身になってる気がして嬉しいです。
–モデルとアイドル、相乗効果でどちらも成長中なんだね。〝アイドルのユア〞と〝モデルのユア〞で、お仕事に対する向き合い方は違う?
アイドルの時は〝お姉さんメンバーに置いていかれないようにしなきゃ〞っていうのを無意識に思っていて、真面目に取り組もうとする部分があって。逆にニコラの現場は同じ歳の子も多くて、〝楽しもう〞とか〝もっとニコ㋲と仲良くなろう〞っていう心持ちで現場に来たほうが、結果的にいい表情になるし上手くいく気がしています。ニコモともスタッフさんともコミュニケーションをしっかり取った方が、気持ちも明るくなるから、楽しんでいる時に上手くいくことが多いなっていうのが最近わかりはじめました。
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上京したての頃は「一人で頑張らなきゃ」って、気を張りすぎてたかも
–アイドルになるために一人で上京してきて約2年。東京での生活はもう慣れた?
地元(北海道)が好きだけど、東京にも慣れました。上京したばかりの頃はちょっと気を張っていたというか、頑張らなきゃと思うあまり家族に対しても気軽に電話とかが出来なかったんです。でも最近は、電話しすぎてお母さんから「後にして!」って言われるくらい連絡しまくってます(笑)。
–毎日すごく忙しそうだけど、今、何をしてる時が一番楽しい?
この前、撮影の帰りに同じ歳のアンナちゃん、シャノンちゃん、ハルハちゃんと4人で遊びに行ったのが、もうめっちゃ楽しくて! 手押し相撲をやったり、究極の二択について話したり……ただただ遊ぶっていうのが本当に久しぶりで。〝中学3年生として全力で遊んでるな〞っていうのを感じて、帰りの電車でお母さんにすぐ「今日やばかった♡」って連絡しました!
–青春してる! ニコモになったことで、JC生活も充実してるんだね。
あとこの前、ヒメノちゃんともお休みの日に遊んだんです♡ イルミネーションに行こうと思って探したけど、広い広い駅のなかで迷って、同じ場所をぐるぐる歩いて、結局パフェを食べて帰りました♡ ニコ㋲と遊んでる時が本当に楽しいし嬉しいです!
–モデルとして、アイドルとして、これだけは誰にも負けないっていう自分の武器って?
自分で言うのもだけど……めっちゃやる気があるっていうか、実は、熱いです。〝もっとやらなきゃ、追いつかなきゃ〞っていつも思っていて、それを周りの方がほめてくださることがあるから、この向上心は武器なのかなって思います。ダンスも歌も、ポージングや表情も、自分が出来ていないことが明確にわかるので〝くらいついていくぞ〞っていう気持ちは負けない。そう思えるのはお仕事が本当に大好きだから。好きだから、こんなに頑張れているんだろうなって思います。
–じゃあ最後に、そんな熱い想いを持ったユアの、今後の野望を教えて!
ずっと考えているのは、私単体をどこかで誰かが見た時に「僕青の子だ」「ニコ㋲の子だ」っていうのを気づいてもらえる存在になること。私がニコラに出ることによって、僕青をもっと知ってもらえたらいいなとも思っているけど、同時にニコラも盛り上げていける人になりたい!
4月からは最高学年にもなるし、ニコラと僕青、どちらにも還元できるような人になりたいなって思います。ニコラを卒業したあとも「この子は元ニコモなんだよ」って言ってもらえるような大きな存在になりたいと思って、今は活動しています!
ユア☆トップス¥2199、スカパン¥1999/ともにグレイル ヘアクリップ(2個セット)¥330/パリスキッズ 原宿本店 リング¥2640/Isn’t She?
Photo/Tsutsumi Hiroyuki Stylist/ Rian Hair&Make/Konomi(Lila) Model/Kudo Yua Text/Hikasa Reina Design/Flamingo Studio
ニコラ3月号「ニコ㋲1時間インタビューより」