【ニコラに必要とされる存在になりたい。】俳優として、そしてニコモとして進化を続ける、中2・梨里花に1時間インタビュー2025.01.04モデル

妹キャラ、 だけどしっかり者。 バブみもあるのに 大人っぽさも共存してる。 知れば知るほど 魅力的なギャップだらけのリリカが、 俳優として、そしてニコ㋲として進化し続けている理由を徹底解明!

本気で出演したい作品に出合ってから、仕事への向き合い方が変わった

——リリカって小さいときから芸能のお仕事をしてるよね。お仕事って感覚は最初からあったの?

初めての映像(テレビ)のお仕事は3歳のときだったと思うんですけど、小学校の低学年ぐらいまでは遊びとか習い事に近い感覚でした。ただ、他のお友達はやっていない特別なことっていうのはどこかで分かっていて……。それでも真剣に〝お仕事として〞向き合ってはいなかったと思います。だから、もしオーディションがダメだったとしても「そっかぁ」くらいのテンションであまり気にしていませんでした(笑)。

——お仕事って感覚に変わったのはいつ頃から?

小5のときだったかな。本気で出演したいと思う作品があったんですけど、それぐらいの年齢になると同学年でお芝居をやっている子がいっぱいいるのでオーディションにも全然受からなくなっちゃったんです。そこで初めて、悔しい気持ちが生まれました。その後の別作品のオーディションでも勝ち取れたのは、本来やりたかった役ではなく、そのお友達役。登場シーンがあまりなかったので、スタッフさんに存在を忘れられたことがあって。それが本当にショックだったし、同時にめちゃくちゃ悔しさを感じました。そのあたりから、お芝居=お仕事って感覚というか、自分のやりたいことなんだから本気でもっとがんばりたいという気持ちが出てきたんだと思います。

ニコモになってから、 きちんと向き合って“本当の自分”を 考えるようになった

——自分の強い気持ちで壁を乗り越えてきたんだね。そんなリリカがモデルもやってみようと思ったきっかけって?

実は私、最初はニコ☆プチをめちゃくちゃ読んでいて、卒モのアヤカちゃん(中山あやか)や先輩モのコハナちゃん(有坂心花)が大好きだったんです。それで、ニコ☆プチのモデルオーディションを受けたんですけど落ちちゃって!

——そうなんだ。やりたいと思ってすぐ行動に移せるのはすごく素敵だね。

多分私は、いろいろなことに挑戦したいタイプなんです。お芝居も楽しいけど、モデルのお仕事もできたら私の強みになるんじゃないかなって。それに小さいときから写真を撮られることは好きだったし、注目されることも嫌いじゃなかったし(笑)。だからニコ☆プチ以外のモデルのオーディションも受けたんですけど、まぁ全滅で……。さすがにモデルはできないか〜ってあきらめていたんですけど、中1になったとき事務所の人から「ニコラ受けてみない?」と言われて。もう1回本気でがんばってみよう! という気持ちでオーディションを受けることを決意しました。

——ニコラのオーディションで受かるって自信はあった?

自信は全くなかったんですけど、フタバちゃん(小松崎ふたば)がこのニコモ1時間インタビューで「赤を着て行ったら受かるって願をかけた」と言っていたので、私も赤い服を着て挑んだんです(笑)。それがお守りのように感じて、心強かったですね。

——じゃあ、オーディションもうまくいったんだ!

それが最終テストでカメラマンさんからずっと「目を開けて!」って言われちゃって。私としては〝目は開いてますよ? どうしよう ! 〞ってパニック状態(笑)。 だから合格の連絡がきたときは、夢かと思っていました!

キャラを作ろうと考えた時期もあったけど、自分を出すことのほうが大事だと思ったんです

——実際に今“ニコ㋲”になってみて、やっぱりお芝居のお仕事とは向き合い方って違うもの?

お芝居は今までやってきたことやレッスンでの経験を生かしながらやるって感じなんですけど、モデルは自分の個性やキャラを出すことが大事なのかなと思って……。だからニコ㋲になって本当の自分ってどういう性格なんだろうとか、自分の強みはなんだろうとか、自分とすごく向き合って考えるようになりました。ニコラはみんな同世代だから今のままじゃダメというか、どんどん成長していかないとやばいなっていう感覚があります。

——そのことで悩んだりもした?

悩むというか……。お芝居とモデルをがんばっていることが自分の強みだと思っていたんですけど……同学年にクルミちゃん(稲垣来泉)が入ってきたときは正直〝あー、どうしよう〞と思いました。お芝居の現場でも会ったことのあるクルミちゃんはすごく努力家だし、活躍もしているからクルミちゃんがニコ㋲になったら、私の強みは強みと言えなくなるんじゃないかって……。

だから自分の武器を作るためにキャラを作ろう!って考えたんですよ。でも無理やりキャラを作ろうとするとすごく苦しくて、それならもっと自分の素を出せばいいんじゃないかってことに気がついたんです!

——その意識の変化、くわしく知りたいな。

同じお仕事をしている以上ライバルって立場にはなるけど、友達としていたほうが楽しいって思えるようになったんです。みんな一生懸命やっているし、本当に優しい子ばかりだから、ニコ㋲はライバルじゃなくて〝仲間〞なんだってことに気がついて。そこから、自分の気持ちも楽になりました。壁を乗り越えたなって感覚がしました!

どんな状況でも成長できるように上限のない目標をもっていたい

——さっき仲間って話が出たけど、同級生であるWeSTの中でとくに仲がいいのは誰?

WeST は本当にみんな仲良しで、いい刺激を受ける仲間ばかり♡ その中でも同期のソノマ(松尾そのま)の存在は大きいし、大好きな友達でもあり、あこがれでもあります。私がニコモはライバルじゃないと思えるようになったのもソノマのおかげなんです。困っているとずっとよりそってくれるし、何か相談すると「だいじょぶ、だいじょぶ!」って前向きな言葉をかけてくれるソノマのおかげで、私自身もポジティブに変われました! 今、ニコラで気を張らずに自分を出しながら楽しめているのはソノマに出会えたからと言っても過言じゃありません。

——そんなリリカのニコラでの目標は?

ニコラに必要とされる存在になりたいです! そして、ずっと必要とされ続けることが目標です!

——ピン表紙とかピン企画とか具体的ではないんだね。

私って、すごく飽きっぽいんです。だからいろいろなことにどんどん挑戦したくなるというか……。具体的な目標を作ってしまうと、それが叶ったときに「終わった〜」って成長が止まっちゃう気がするんです。だから、どんな状況でも成長できるように上限のない抽象的な目標を立てるようにしているんです!

——自分のゴールは決めないようにしてるってことかな。

お芝居でもモデルでも、どんなにがんばって準備しても自分の納得のいく結果には絶対にならないんです。もちろん、納得がいくようにはしたいけど、できないからこそずっと成長できるのかな……と思ってます。

——じゃあ最後に、ニコ㋲時間インタビューをやってみた感想をどうぞ!

合併号でニコモ1時間ができたことは本当に嬉しいです。表紙もなんですけど、この企画をこんなに早くできると思っていなかったので! 自分が今までがんばってきたことや考えてきたことを認めてもらえた気持ちになるし、これをまたひとつ自分の自信に繋げていけたらと思っています。応援してくれる皆さんの存在も私の強みであり、自信になります。これからもよろしくお願いします!

モデル:中2・梨里花(リリカ)

リリカ☆コート¥13970/ア ルシーヴ ワンピース¥ 19800/Lil Ambition ヘア ピン(2個セット)¥660/パ リスキッズ 原宿本店 チョー カー¥660/ラティス ブー ツ¥3990/GU

Photo/tAiki Stylist/Tanaka Ayumi Hair&Make/Konomi(Lila) Model/Ririka Text/Ando Yoko Design/Flamingo Studio Thanks/Shujitsuflower ※クレジットのないものは全て私物です。

ニコラ1・2月合併号「ニコ㋲1時間インタビュー」より

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