
娘の応援は、究極の推し活♡
「正直、オーディション自体はすぐに落ちると思っていたんです。現実を自分で知ることが娘の為になればと。でも、最終審査まで行けたことで、私の方が娘の可能性を感じてしまいました。」 それ以来、「娘が本気なら、私も本気で支えたい。やれるところまでやらないと諦めることもできない。」と気持ちを切り替え、親子二人三脚で夢を追う日々が始まりました。


ふだんがんばっているご褒美に、ずっと食べたいと言っていたうさぎプリンを食べに新大久保まで行きました!いちごの食べ放題も、胸焼けするほど一緒に食べました!
今では、むらちゃんを「推せる!」と究極の推し活を楽しむお母さん。「ニコラのオーディションを受けて、ニコガになって、ちょっとずつではありますができることも増えて、進歩している……その姿を見るのが本当にうれしくて。推しを応援する人の気持ちがよく分かります(笑)」食事は栄養バランスを考え、野菜とタンパク質を中心に特別メニューを用意。健康面のサポートも欠かしません。

お弁当でダイエットをサポート。よく噛んで食べるように伝えています。炭水化物もゼロにするのはよくないので、小さなおむすびも一緒に!
全部に全力投球がルール!
一方で、勉強も大切にしているのが村田家流。「芸能の世界を目指すなら、全部きちんとできる人でないと」とお母さんは話します。完璧を求めすぎて言い過ぎてしまい、親子でぶつかることも多々あるといいます。でもこれがむらちゃんのお母さんの言う所の「究極の推し活」なのではないでしょうか。きっとその言葉にはお母さんの、強い覚悟と温もりが込められているはずです。


【ライター/アンドウヨーコ 取材を終えて】信じることは、決して「甘やかすこと」ではない
今回取材した、佐藤家・村田家のように、モデルになることの現実を伝え導きながらも「夢を否定しない」という親の姿勢は、子どもが自分の力で考え、選び、動き出すための主体性を育てるはずです。夢を追う子どもに必要なのは、親に信じてもらっているという安心感です。そして親に必要なのは、結果を急がずに見守る勇気です。将来は誰にも分かりません。だからこそ、こうして対話を重ねながら伴走していく親子の時間こそが、きっと子どもにとって一番の安心、そして今を全力で生きる力につながるのだと思います。










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