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2025.09.27

“ニコ㋲”のその先~先輩たちの進路選択エピソード~ 第二回・インフルエンサー/溝部ひかる

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一日で結果がわかるSNSの特性が、飽き性な私に合っていた

──SNSでの発信を通して、視聴者の方、そして当時の自分とも向き合ってきたんだね。TikTokのダイエットアカウントだけでも200投稿以上あったけど、発信を続けることは苦にならなかった?

発信すること自体は楽しかったですね。元々飽き性やから、投稿したらすぐ反応が見えるというSNSの性質が、自分に合っていたんやと思います。その投稿が良かったのか、悪かったのか、一日もあれば大体の結果がわかるんです。投稿して、すぐ結果を見て、分かったことを次の投稿に活かして…って感じで続けていって、【@diet_hikarun】のアカウントは1年間で10万フォロワーくらいにまで伸ばせました。そうしているうちに、私の発信を見てくださった方から『本格的にインフルエンサーとして活動をしませんか』と声をかけてもらって、新しく美容と恋愛ネタを中心に投稿するアカウント【@hikaru_mizobe】を作り、今に至ります。今思えば、ニコ㋲時代もアメブロを書くのが好きで毎日更新してたんですよ、もう趣味みたいな感じで(笑)。その時も、読者のみんなからリアクションが返ってくるのがすごい嬉しかったから、その経験がベースになっている部分はあるかもしれないですね。」

──インフルエンサーとしての活動を始める上で、大事にしていたことはある?

「毎日1本は動画を出そうと決めていました。毎日投稿のメリットは、発信内容の試行錯誤がしやすいことやと思うんですよ。『量より質』という言葉があるけど、私は『量やってからの質』だなと思っていて。だからどんな内容が良いんかわからんうちは、とりあえず何でも良いから出して、反応を見ることを大事にしていました。そうやって発信と反応の“量”を増やしていくことで、『何が良くて、何が悪いのか』という“質”が見えてくるんちゃうかなと思いますね」

──アドバイスの説得力がすごい!インタビューも終盤ですが、今後の目標を聞いてもいいかな?

「少し先の目標で言うと、プロデュース業をやってみたいなと思ってます。香水とか、香りものが好きなので、いつかできたらいいな。あと人のプロデュースもやってみたいです。インフルエンサーになりたい子のお手伝いとかもしたいですね。とりあえず今はインフルエンサー業を続けて、女の子向けの美容やダイエットの発信をどんどん増やしていきたいなと思っているので、新旧全ニコ読ちゃんたちにも楽しんでもらいたい♡将来的にはこじはる(小嶋陽菜)さんのような女社長もビジョンにあります!」

SNS=自分の価値ではない

──では最後に、読んでくれたみんなにメッセージを。

現ニコ読ちゃんへ

(編集部に「今の読者の子ってどんなことに悩んでるんですか?」と聞いてから)「……学校とかで色々悩むことあるよな。私も高校のとき、学校に行けへんことがあったよ。今思えば集団生活が苦手やったんやなとか、色々わかるけど、当時は何が辛いんかもよくわからんかったな。大人になった私から一つ伝えられることがあるとすれば、ほとんどのことはなんとかなるし、今辛いことも、いつか全部糧になるから。あと、落ち込むなら1回どん底まで落ちた方がいいと思う。そのほうが、上がってこれるよ

現役ニコラモデルのみんなへ

(こちらも編集部に現ニコ㋲についての情報を色々聞いてから)「今のニコ㋲は自分でSNSもやるんやなあ。インフルエンサーになった今の私からすごく伝えたいのは、SNSのフォロワー数やいいね数は、あなたの価値を示すものではない、ということ。たとえばフォロワーが1000人の子と、10000人の子がいたとして、その差は人として/ニコ㋲としてのあなたの価値じゃない。私も日々数字を追っているけれど、それは自分の“プロデュース力”という一側面の指標に過ぎなくて、自分自身の価値に直結するものではないんだ、とちゃんと区切りをつけることにしていて。SNS=自分の価値ではないから。他のニコ㋲と数字を比べてしまうこともあると思うけど、そこはちゃんと区切りをつけて、自分自身を守ってあげてほしいな」

ニコ㋲のヒカルを見てくれていた元ニコ読ちゃんへ

「あったかくて、アツい応援をくれるニコ読のみんなに会えたことが、ニコラで得られた一番の財産やなって思っていて。ニコ読のみんなからもらったファンレターは今も捨てられへんくて、全部置いてあるねん。今、SNSを見にきてくれる子の中にも元ニコ読ちゃんがたくさんいるけど、ほんまに昔と変わらずあったかいなって思ってるよ。当時から応援してくれて、ありがとうの気持ちでいっぱい。ここまで見守ってくれてありがとう。これからもよろしくね♡」

Styling,Hair&Make,Model/Mizobe Hikaru Photo/Fujii Daisuke Text/Ide Krone

➡︎“ニコ㋲”のその先〜先輩たちの大学進学エピソード〜 第一回・中央大学3年/町田恵里那

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