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2025.09.27

“ニコ㋲”のその先~先輩たちの進路選択エピソード~ 第二回・インフルエンサー/溝部ひかる

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“人見知り”って言い訳して、しゃべらなかった自分は甘えてた

──バイトは何をしてたの?

「焼肉屋さんです。週5で入ってました。そこの焼肉屋は、お客様一組に店員が一人ついて、焼肉を焼いてあげるスタイルだったんですよ。お客さんの食事中はずっと横にいるから、もうコミュニケーションを取るしかない、っていう状況で。最初は肉も焦がすし(笑)、一言もしゃべれずに終わることもありました。でもある時、TikTokか何かで『20歳を超えてからの“人見知り”は甘えや』と言っている人を見て、その言葉が刺さりすぎて。“人見知り”って言い訳して、しゃべらなかった自分は甘えてたわ、と思って、それからは心を入れ替えて、お客さんとしゃべろうとするようになりました。」

──『人見知りは甘え』って強烈な言葉だね。突然「しゃべろう」って心を入れ替えて、すぐしゃべれるようになった?

「いや、これも多分TikTokで教えてもらったんですけど、自分のまましゃべろうとするとやっぱり難しいんですよ。だから別の人格を演じた方がしゃべりやすいんです。自分がしゃべれないなら、他の誰かになってしまおう、ってことだと思うんですけど。この考え方は焼肉屋のバイトではもちろん、SNSで発信をするときもすごく役立ちました。私の場合は母がすごくおしゃべりなので、まずは自分を母だと思い込んで、母のしゃべり方や声色をマネしてしてみることから始めてみたんです。そうすることで、まずは“しゃべる”ということができるようになってきました。しゃべる内容はなんでもいいんですけど、相手が着ている服とか、そのとき目に入ったものから話題にしてみると話しやすかったですね。『そのニットかわいいですね』とか。中高生やと人見知りに悩んでる子も多いと思うんですけど、このやり方めっちゃオススメです!」

──アドバイスの説得力が半端ない(笑)!ちなみに今もしゃべるときは“演じている”感覚なのかな?

「もうなくなりましたね。誰かになったつもりで“しゃべる”ということを続けていたら、だんだん慣れてきて、今はちゃんと“自分がしゃべれてる”って感覚です」

➡︎次ページ 人見知りを克服したヒカル。SNS発信を始めたきっかけに迫る!

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