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2025.07.15

悲願の完全優勝・CyberAgent Legitの喜びの声をお届け!【D.LEAGUE CHAMPIONSHIPレポ】

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CHAMPIONSHIPは、レギュラーシーズンを勝ち抜いた上位6チームによるトーナメント戦。レギュラーシーズン1位だったKADOKAWA DREAMS(=カドカワ ドリームス)と、2位だったCyberAgent Legitはシード権が与えられ、その2チームに挑むためのTRIAL MATCHを4位のValuence INFINITIES(=バリュエンス インフィニティーズ)とdip BATTLES(=ディップ バトルズ)が、3位のSEPTENI RAPUTURES(=セプテーニ ラプチャーズ)と6位だったKOSÉ 8ROCKS(=コーセー エイトロックス)が戦いました!

1st TRIAL MATCH

Valuence INFINITIES vs dip BATTLES

初のCHAMPIONSHIP(=CS)出場となったValuence INFINITIESが掲げたテーマは「Going Beyond」。初戦からパリ五輪にも出場したHIRO10さんが満を持して出場し、疾走感のあるトランペットのサウンドに合わせてブレイキンやアクロバットを披露。置きに行かない攻めたステップのシンクロパフォーマンスや、ニコ読と同世代のダンサー・TSUKKIさんによる軽やかなエースパフォーマンスで、最後まで音を楽しませてくれるショーケースに思わず観客もノリノリ!

対する、後半戦で勢いをつけてCSに出場を決めたdip BATTLESは、「Concrete Junction」をテーマに、得意のPOPPIN(=ダンスのジャンル)を軸にしたショーケースを披露。エレクトリックな音に合わせたKENSEIさんのエースパフォーマンスから始まった一糸乱れぬダンス、アクロバットや効果的なソロムーブを織り交ぜた構成は観客の心を鷲掴み。ラストスパートではビートをあげ、最後の無音の瞬間までダンスを楽しみ2分15秒を駆け抜けました!

結果は5:2でValuence INFINITIESの勝利。惜しくも敗戦を喫したdip BATTLESのエース・KENSEIさんが悔しさから立ち上がれず、涙ながらにステージを降りるシーンには観客も思わず涙。勝利チームインタビューではMAKOさんがダンスとDリーグへの熱い想いをステージ上で叫び、会場のボルテージも一気に上昇!

2nd TRIAL MATCH

KOSÉ 8ROCKS vs SEPTENI RAPTURES

先攻のKOSÉ 8ROCKSは「Spray of blood」をテーマに、血が沸るようなパフォーマンスを披露!曲が始まると後ろ姿のシルエットが浮かび上がり、ユニホームを投げる観客を煽るようなパフォーマンスに、会場の期待値はもちろん上昇♪それを裏切らない大胆なブレイキン・パワームーブでKOSÉ 8ROCKSらしさを見せつけ観客を楽しませ、ラストはフリーズで華麗に締めました!

対する後攻のSEPTENI RAPTURESは「寒気(かんき)」をテーマに、科学者の世界を小道具のマジックミラーを使って表現するなど、持ち前のステージング力を存分に発揮。他にも、テーブルや試験管を用いて思わず没入してしまうような世界観をダンスとの絶妙なバランスで繰り広げたよ。個性が爆発するような横一列のパフォーマンスから、ラストでもう一度マジックミラー越しにこちらを見つめる彼らの狂気に思わずヒヤリ。

結果は2:5でSEPTENI RAPTURESの勝利。実は、今シーズン限りでチーム名の改名が決まっているSEPTENI RAPTURES。1試合でも長くこのチーム名で戦うべく、初のSEMI FINALへと望みをつなげたよ。敗戦を喫したKOSÉ 8ROCKSも、「次が見たい」と思わせるほどの高レベルなTRIAL MATCHでした!

1st SEMI FINAL MATCH

Valuence INFINITIES vs CyberAgent Legit

先攻のValuence INFINITIESのテーマは「Clutch the Beat」。タイトルの通り重低音が響くサウンドに合わせてHIPHOPを中心にしたショーケースを披露!フロアを這うようなブレイキンを織り交ぜた構成、一戦目とは全くもって雰囲気を変えたドープなムーブはバリュエンスにしか出せない!エースパフォーマンスのHIRO10さんの軽やかな技も映え、あっという間と思わせるほど引き込んでフィニッシュ。

「逆鱗」という、CSとミスマッチかに見えるテーマを掲げたCyberAgent Legit。ドラマチックなピンスポットライトの演出から始まり、爆発力のあるHIPHOP、レジットらしさを全開にした揃ったPOPPINのシンクロパフォーマンス、力強いLOCK(=ダンスのジャンル)のエースパフォーマンスなど、全てに本気の怒りを感じさせるまさに鳥肌が止まらないショーケース。ラストに一人観客を見つめる姿に静かな怒りを感じさせ、照明が落とされた瞬間観客のボルテージは最高潮に!

結果は2:5でCyberAgent Legitの勝利!CSという誰もが優勝を目指したステージで怒りを表現できるのは、過去2シーズン悔しい思いをしてきたレジットしかいないと思わせる圧巻のショーで、決勝のFINAL MATCHへ駒を進めました!

2nd SEMI FINAL MATCH

SEPTENI RAPTURES vs KADOKAWA DREAMS

SEPTENI RAPTURESのテーマは「換気」。脚立やトラックの運転席、工事現場のような小道具を用いたショーケースは、これまでの空気を一変するという決意の通り一瞬で会場の雰囲気をラプチャーズ一色に。シンクロパフォーマンス前のサウンドに「シ・ン・ク・ロ」と歌詞が入ったり、エースパフォーマンス前に背中に「ACE」と書いたメンバーの後ろ姿を見せたりと、ダンスの中に遊び心も忘れずに観客を楽しませて会場を大いに沸かせたよ!

これが初戦となったKADOKAWA DREAMSのテーマは「第一曲 -LAST SONG-『未来への鍵』」。“勝負の和”と言わんばかりの、KADOKAWA DREAMSらしい和楽器のサウンドに合わせた障子を小道具として使用するステージングは、想定外の魅せ方が多く一瞬たりとも目が離せない!さらに、今シーズン複数回のMVD(=Most Valuable Dancer。最も活躍したDリーガーに贈られる賞)を獲得したKELOさんがエースパフォーマーとして登場。静かに優勝への決意を感じさせてフィニッシュ!

結果は1:6でKADOKAWA DREAMSの勝利!ラプチャーズは“歓喜”まであと一歩のところで敗戦を喫するも、意地のエースパフォーマンス票を獲得。このチーム名でのラストステージとなりました。KADOKAWA DREAMSにとっても、勝利したものの悔しさを抱えてFINAL MATCHに挑むことに!

FINAL MATCH

KADOKAWA DREAMS vs CyberAgent Legit

KADOKAWA DREAMSの決勝のテーマは「最終曲-新世界-『Opus One』」。KDらしさを全開に乱れを知らない高速シンクロパフォーマンスを披露したかと思えば、サウンドが切り替わりガツンとHIPHOPの世界へ。何度もエースとしてチームを引っ張ってきた颯希(SATSUKI)さんが、今回はピアノのサウンドに合わせてエースパフォーマンスを披露。頷くような振り付けに自信も感じさせ、ラストは「これが王者」と言わんばかりに視線で煽ってみせた!

三度目の正直で優勝へ王手をかけたCyberAgent Legitのテーマは「結晶(Crystal)」。ショーケース開始前の観客の「3・2・1」のカウントダウンの声も、大盛り上がり。まさに今までの努力、そして全員のダンスへの思いを結晶にした、レジットの持ち味とも言えるアニメーションやヒットを軸に他ジャンルを盛り込んだ構成は、“いつものレジット”と“新たなレジット”の両面を感じさせる!見終えた観客からもこの日一番の大歓声が沸き起こりました!

結果は0:7でCyberAgent Legitの完全勝利!D.LEAGUE発足時は最下位だったチームが、2年連続優勝を逃してきた悔しさを抱えたチームが、決勝の舞台で強敵に一票も渡さずとうとう悲願の初優勝!今回のCSで初のSWEEP勝利で、劇的にシーズンの幕を下ろしました。


以上、CS徹底レポでした! 熱い盛り上がりを見せていたD.LEAGUE 24-25 SEASONもこちらのマッチをもって終了。来シーズンは参戦チームが増え、開催方法も変更になるDリーグ。進化し続けるDリーグから目が離せない!来シーズンもお楽しみに♡

Photo/Fujii Daisuke

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