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2025.04.04

一生Aぇ! groupやっていく!【Aぇ! group LIVE TOUR 2025 D.N.A】横アリレポ♡

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結成6周年の記念日である2025年2月18日に、1st ALBUM『D.N.A』をリリースしたAぇ! group。演出・構成・衣装をメンバーの末澤くんが担当した同タイトルのアリーナツアーから、3月30日(日)@横浜アリーナの昼公演をレポートするよ♪

横アリだけで6日間9公演(!)という驚きのスケジュールも話題になっていた今回のツアー。横アリ8公演目にあたるこの日の昼公演では、3rd singleのリリースが発表されるサプライズが待っていた♡ この記事の最後には、3rd singleに向けたメンバーのコメントを全員分掲載しているよ。

※この記事は「Aぇ! group LIVE TOUR 2025 D.N.A」公演のセットリストや演出に関するネタバレを含みます。



開演前からファンのAぇコールが響いていた横浜アリーナの舞台には、大きな“研究所”を模したセットが。“長年の研究が完成してしまった”と知らせるオープニング映像の物語は目の前の舞台へと続いており、メインステージに巨大な研究カプセルが出現。そして、そのようやく完成した研究カプセルの中から現れたのが、白い衣装に身を包んだAぇ! group!!

オープニングナンバーにはデビュー曲の「《A》BEGINNIG」、さらにジュニア時代から歌われてきたAぇ初のオリジナル曲「Firebird」と立て続けに披露し、会場のボルテージは急上昇。末澤くんが叫んだ「行くぞ、横浜――‼︎‼︎」の言葉を合図に、センターステージへと華やかに駆け抜ける5人のパワーが、会場中にどんどん伝染していくようだったよ。



続く「僕らAぇ! groupって言いますねん!!!!!」は、メンバー作詞による自己紹介ソング。佐野くんは「『ムサシノ輪舞曲(ロンド)』の正門くん:“どうして俺じゃ、ダメなのかな?”」と胸キュンセリフを披露。(のちのMCで正門くん本人により「どうして俺じゃダメなの?」に訂正)小島くんは「♪365個の名言生み出すぜ」の歌詞に続けて「絶賛思春期中です」と名言(?)をつぶやき、正門くんはなぜかオペラ調で「よしのり、フィーバー」「イェーーーーー!!!!!」とコール&レスポンス。リチャードくんは1人で抜かれたカメラに向かって敬礼ポーズをきめ、出演するドラマ『PJ〜航空救難団〜』を匂わせ。末澤くんは超ハイトーンのソロパートを歌いあげた後、キラキラの笑顔で「大好き♡」と一言。そして4曲目の「+You」では「みんな、もっと好きになって帰ってね♡ 最後までよろしく!」(佐野くん)「今日は最後まで楽しもうねー、いぇい!」(末澤くん)「全力で楽しもうぜ、よろしく!」(リチャードくん)「・・・(※思春期こじらせ中)」(小島くん)「世界で一番幸せな空間にしよう、よろしく!」(正門くん)とそれぞれ挨拶。パワフルなパフォーマンスも、メンバー一人一人の魅力も、親しみやすいグループの空気感もたっぷり堪能できる最高の幕開けに、ファンのテンションも上がりっぱなし!

続いてまるで魔法少女の変身のように、カラフルなスーツに一瞬で着替えたAぇの5人は、王道のアイドルナンバーを3曲続けて披露。キャッチーな振り付けと笑顔で会場中に多幸感があふれた「Colorful Days」、お花を使ったミュージカル風のとびきりキュートな演出の中に、ちゃっかりおふざけを紛れ込ませていた「Wonderful!!」、回転するセンターステージで歌い踊る5人のまわりを、キラキラと紙吹雪が舞っていた「WANT!!」。直後のムービーコーナーに登場したよし子(※佐野くん扮する女の子のキャラ)の「ここまでのキラキラアイドルなAぇ! group、かわいかったな〜♡」というコメント、きっと会場にいた1万5千人もみ〜んな同じ気持ちだったはず♡

先ほどとは打って変わって黒いレースの大人っぽい衣装をまとい、「Party-Aholic」、「純情パスファインダー」などの色っぽいナンバーを披露した後は、MCタイムへ。ここまでのパフォーマンスの振り返りなど和やかなトークが進む中、突然、深刻な顔で「そんな僕ら、楽しくやってるAぇ! group5人なんですけども。…ここでちょっと皆さんにお伝えしたいことがありまして…聞いてくれますか?」と問いかける正門くん。「なんか怖いって!」(小島くん)、「“お知らせしたいことがあります”史上、いちばん静かやったで(笑)」(佐野くん)とすかさずツッコミが入りつつ、「僕たちからの嬉しいお知らせ、受け取ってください」と発表されたのが、3rd single「Chameleon」(読み:カメレオン)のリリース! 「おしゃれでかっこいいダンスナンバー」(正門くん)、「今まで、アルバム曲にもないテイストの曲」(末澤くん)、「ちょっと踊ったけど(難しすぎて)ギブしたい、でも魅せれたらバリかっこいい」(小島くん)と期待の膨らむコメントに、ファンもワクワクを隠しきれない様子♡メンバーのみんなも「代表曲にしたいつもり」(正門くん)、「2nd singleの「Gotta Be」を超えたい」(佐野くん)、「みなさんで超えましょう」(末澤くん)と意気込んでいたよ。カップリングに収録される「Destiny」は、正門くん主演ドラマ『ムサシノ輪舞曲』の主題歌。ドラマとあわせてチェックしたいね♪

後半戦はリチャードくんのDJタイムからスタート。横浜アリーナを埋め尽くしたクラップと「デスコ!」のかけ声からそのまま次の曲の「ばんざいデスコ」へつながる粋な演出に、会場は猛スピードで盛り上がりを取り戻す。 さらに、モニターに映し出されたタイトルの文字だけで歓声が起こったのは、SNSでも話題の「AKAN」。Aぇのメンバーと同じく関西出身のシンガーソングライター、Ayumu Imazuさんの作詞・作曲によるこの曲、スタイリッシュな中に遊び心が隠されたダンスと、グルーヴィーに歌われる関西弁が最高にかっこいいのだ✧₊˚ Aぇ! groupの公式tiktokでは、Ayumuさんとメンバーで一緒に踊る動画も公開されているよ。

オープニングに続いて再び映し出された研究所のムービーで“アップデート完了”が知らされると、華やかな普段着風の衣装に着替えたAぇ! groupがポップアップで登場。終盤戦へと向かうこのセクションでは、佐野くんがW主演で声優を務める3DCGアニメ映画『ヨウゼン』の主題歌にもなっているエネルギッシュなロックナンバー「ROCK’NPOP」、回転するセンターステージを移動しながら激しく歌い踊った「Gotta Be」など、熱量の高いパフォーマンスが続く。

その後、3階席の外周をトロッコでゆっくりと1周して戻ったメインステージにはバンドセットが。研究所からお花屋さん、夜の街、デスコと様々に姿を変えてきた舞台は、メンバーが楽器を持ち、末澤くんがフロントに立つとたちまちライブハウスへと変わってしまう。「俺ら全力やから、全力でぶつかって来い!!!!!」と力強く叫んだのは、昨年のデビューツアーで「ベースもっと上手くなるからな、期待しとけ!」と宣言していたリチャードくん。事務所イチと言われるほどの腕前でギターソロをかましまくる正門くん。お立ち台に足をかけ、キラキラ輝く目で、鋭く会場を見渡していた末澤くん。キーボードから降りて「がんばれ!」、「はたらけ!」、「みんな!」、「がんばろう!」、「Chameleon!」、「おめでとう!」、「自分たちにもおめでとう!」と、思わず泣き笑いしてしまいそうなコール&レスポンスを繰り広げる小島くん。自身の作詞・作曲による楽曲で会場が一つになっていく様子を、ドラムを叩きながらニコニコ眺める佐野くん。そしてメンバー5人のパワーに負けまいと声を振り絞り、ペンライトを掲げる1万5千人のファン。

「ラストもう一発盛り上がろうか!」と、ライブセクションの最後に披露されたのは、ボーカルパートを末澤くんが1人で担う激しいロックナンバー、「咆哮」(ほうこう)。火花に囲まれた5人の姿、喰らいつくように熱を帯びていく会場、そしてほぼ叫びのような熱量で放たれ続ける全身全霊の演奏に、思わず息を呑んでしまう。横浜アリーナを越えて、もっともっと遠くまで届いているんじゃないかと思うほどの、ものすごい演奏だったよ。


メンバーを代表して正門くんが挨拶をした後、本編のラストナンバーとして披露されたのは、アルバムでは1曲目に収録されている「Hello」。「♪名前を呼ぶ その声に 手を引かれ走ってきたんだ」の歌詞で客席の方へと差し伸べられた手には、きっとAぇと過ごした1万5千通りの日々が重なっていたはず。

アンコールの後は再び正門くんが「たくさんの方に会場に足を運んでいただいてやっとこさ僕ら、歌ったり踊ったり、演奏したりできてます。ほんまにありがとう。一応、一生Aぇ! groupやっていくつもりなんで。これからもどうぞ、5人のパフォーマンスを楽しみにしていただけると嬉しいなと思います。これからもついてきてください、よろしく。」と力強いコメントで締めくくり、大きな拍手が送られたよ。

王道のキラキラソング、セクシーで大人なダンスナンバー、泣けてくるほど元気が出る関西弁の応援歌、パワフルなバンドの演奏。そして笑いの絶えないMC。結成以来初の、オリジナル曲のみで構成された今回のライブを通してわかったことは、Aぇ! groupのD.N.Aは最強だってことだ!



〜3/30@横浜アリーナ昼公演 ラストコメント(正門くん)〜

横アリの皆さん、本日は本当に、最高に楽しい時間をありがとうございました。

楽しかった人⁉︎(ファンの「はーい!」という大きな声援を聞いて)ありがとうございます、それを聞けるだけで本当にホッとします。

もう残すところ少なくはなってきましたけれども、1公演1公演、みなさんと共につくる、こういう時間とか、一つのライブっていうのが、本当に僕は大好きです。本当にね、毎日、毎公演、いい意味で全然違うんですよね。なんか、“生きてる”って感じがします、コンサートは。僕たちが作った、このコンサート、“D.N.A”に命を吹き込んでくださっているのは間違いなく、客席にいる皆さんです。本当にありがとうございます。

3rd singleの発表もありましたけども、何よりですね、たくさんの方に受け取っていただいて、聴いていただいてからが、曲の物語のスタートだと思っておりますので。ぜひとも、Aぇ! groupの曲を、僕らが表現しているものを、受け取っていただけたら嬉しいなと思いますし、僕たちの、一つの宝物になっていけばいいなと思っておりますので。どうぞこれからもAぇ! groupの活動に注目してください。そして最高の思い出を、最高の景色を、共に見に行きましょう。これからもよろしくお願いします。



最後に、3rd single「Chameleon」をメンバーコメントで紹介!

末澤誠也くん

Aぇ! groupの挑戦したことのないジャンルの曲調で、お洒落でユーモアのある3rd singleになっています。何色に染まるかではなく、何色にも染まれるAぇ! groupにピッタリの曲で、ファンのみんなの反応が楽しみです。

草間リチャード敬太くん

まだ見せていない姿がたくさんあるAぇ! groupの形として3rdでChameleonという楽曲を通して新たなAぇ! groupの可能性を感じてもらえると思います。3rdにして過去一難しい楽曲です。

正門良規くん

早くももう3rd!!!!! 今回のChameleonという楽曲は隠れるためではなく自分達を表現するために色を変えていくというメッセージがこもっています。今までのAぇ! groupにはなかったオシャレロックな楽曲で、ダンスもキャッチーでかっこいいので、早く皆さんにお届けしたいです!

小島 健くん

最初に曲を聴いたときは難しい曲が来たな…という感想です。だからこそしっかり自分たちのものにして新たなAぇ! groupの一面を見せていきたいです。

佐野晶哉くん

我慢することも多い世の中で自分が本当に望んでいることを思い出そう。「Chameleon」にはそんなメッセージが込められていると思います。何色にも染まらずにAぇらしくこの素敵な楽曲の世界観を表現していきたいです。キャッチーなダンスにも注目してください!





Photo/Kusumoto Takaki Text/Ide Krone


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