nicola

キーワード検索

  • ホーム
  • 連載
  • くるculture!
  • 稲垣来泉が推すパラレルワールドエンタメコミック!【くるculture!ch4】

くるculture!

2025.03.14

稲垣来泉が推すパラレルワールドエンタメコミック!【くるculture!ch4】

いいねいいねに
追加されました

私、今、言語化するのがすっごく難しい漫画にハマっているんです!

それがこの作品。

SNSを見ていたら漫画アプリの告知で出てきたのが、この作品との出会い。
最初は電子書籍で読んでいたんだけど、おもしろすぎて続きをコミックスで一気買いしちゃいました♪

あらすじを紹介すると、俳優の兄弟が主人公で、特にお兄さんの御幸(みゆき)は世界的に注目されているレベルの役者さん! 役を憑依させて、見ている人たちが瞬きを惜しみ、息をすることも忘れさせるようなトップクラスの演技力を誇っているんです! でもある日、そのお兄さんが亡くなってしまって。それ以降、弟の誠(まこと)は、兄の”2号”と呼ばれるようになります。でも、弟の誠も演技力がすごいの! だからこそ、とても頑張っているのに、どうしても亡くなった兄が自分より先にいるという悔しさがひしひし伝わってくる……!

あるとき、弟の誠が水玉模様のタクシーに乗って目的地に向かっていると、なぜか兄が生きているというパラレルワールドな世界線に行き着いてしまうんです! 現実離れした設定ではあるけど、兄が生きていて、自分も生きている世界線で、兄弟で同じ舞台に立つシーンは鳥肌が立っちゃう! 役と役が噛み合った様子がまるで怪物みたいで!! 自分の演技で相手を誘導するようなシーンも多くて、感化されてしまうというか。もうすごくぞわぞわしました!!

ドラマや映画など映像の撮影現場は、例えば、飲み物を飲むシーンだったらコップなどそのシチュエーションに必要なものをスタッフさんが用意してくださっているのですが、舞台だとあえて小道具を用意しない場合もあって。舞台上の彼らは小道具を使わずパントマイムですべてを表現しているのですが、表現だけでどれだけ情景を見せられるか、というシーンには感動しました!
そしてこの漫画は、筋肉や骨の名前がたくさん出てくるのもおもしろいんです。例えば、腕を動かすときだったら、「上腕二頭筋となんとか筋と〜」ってブイの名前を口にしながら動かしたりします。

あと、指を切ってしまったときに、そのときの自分の行動や目線、表情の動き方をすべてインプットして、そのインプットしたものをすぐにアウトプットしていたのも印象的! その自然体の瞬間を記憶して、反映させるからこそ生まれるお芝居の魅力にこの漫画で気づいたの。だから私も、机に指をぶつけて「痛っ!」ってなったときとか、その感触と動きを覚えておきたいときは同じように繰り返してみてるよ♪

今は16巻まで発売中。次巻は2025年7月ごろに発売らしくて楽しみー!

みんなもぜひ読んでみてね! もしハマった人がいたら、私と一緒に17巻の発売を待とう♪(笑)


以上、クルミが今絶賛ハマっている漫画のご紹介でした! この週末はぜひ漫画を手に取って、鳥肌が立つような体験をしてみてね♪

次回の更新は3/28(金)17時。お楽しみに!


Instagram📷@kurumi_inagaki

TikTok🎥@kuuuu__

Share!

  • X
  • Facebook
  • LINE

記事一覧に戻る