
今シーズンも熱い戦いが繰り広げられているDリーグ。前回のラウンド1の興奮も覚めないまま、早くもラウンド2が開催されたよ!! 今試合も見逃せない対戦カードばかり! ニコラと一緒にDリーグ ラウンド2を振り返ってみよう!!
【リーダーによるエースパフォーマンス対決!】1stマッチ avex ROYAL BRATS vs Valuence INFINITIES
aRB(=avex ROYAL BRATSの略称)今回のテーマは「Clap Your Hands」。ヒップホップとクラップを融合させ、そのテーマ通り拍手をしながら会場を一気に盛り上げてくれたよ!! 手を使って硬めに音を取りながら、力強く地面を踏み締めて、足でも見せていく、メリハリのあるコレオ。明るい音楽で、aRBらしいハッピーな作品!
全体を通してシンクロ感のあるチームだけど、今回は冒頭からしっかりと合わせ、一糸乱れぬシンクロパフォーマンスを披露してくれたよ。ROUND2の一発目に相応しい、盛り上がるステージングでした!
後攻はValuence INFINITIES。先攻のaRBとは一転して重低音を重視し、重めの音取りでパフォーマンス。個々のブレイキン技をしっかり見せつつ、次から次に人数を増やしたステージングはさすがの一言。ストリートダンスならではの、引きずるような重めの動きはValuence INFINITIESだからこそ出せるグルーヴ感!
重力を感じさせない圧巻のブレイキン技に会場も熱狂! エースパフォーマンスをはじめ、それぞれが完璧に個性を光らせることで、作品を引き締めていたよ。
いよいよジャッジのとき。今回注目したいのは、エース対決とコレオグラフィー、シンクロの項目。結果は、オーディエンス票、コレオグラフィー票、ステージング票を獲得しValuence INFINITIESの勝利!
【近代的な芸術作品の激突!】 2ndマッチ LIFULL ALT-RHYTHM vs dip BATTLES
先攻であるLIFULL ALT-RHYTHMの今回のテーマは『Invisible』。振り付けやスキルフルなパフォーマンスにより、音や視覚的なものだけでなく、何か私たちの内部にまで伝わってくるような、芸術的な作品を披露! LIFULL ALT-RHYTHMの世界観全開で会場を一気に引き込み、その世界観はどこか恐怖さえ覚えるような、鳥肌が立つ狂気的な雰囲気もあったよ。
冒頭にシンクロパフォーマンスを持っていき、その型破りなアイデアと独特のコレオは LIFULL ALT-RHYTHMの存在を際立たせる要因となる!! コンテンポラリー的な要素の多い振り付けだったが、エースパフォーマンスではワックダンス(=腕をムチのようにしならせるダンスのジャンル)を組み込んで、 LIFULL ALT-RHYTHMワールドの世界の新たな一面を見せつけたよ。

後攻はdip BATTLES。『POPPING AGE』をテーマに掲げ、開幕戦から二連覇を目指す!! 冒頭から「コブラ」というポッピンの代表的な動きを取り入れ、早い音どりで激しさを出していたよ。今回、MAZZELよりRANくんがSPダンサーとして電撃参戦!! より一層注目が集まる中、強めのヒットで会場をどんどん沸かせたdip BATTLES!
エースダンサーを務めたのは、前回に続きKENSEIさん。このパフォーマンスを見て、コメンテーターの世界さんは「KENSEI、調子いいな!!」とコメントしていたよ!
ジャッジのとき。全く違うジャンルの2チームの激闘を制したのは…オーディエンス票、テクニック票、ステージング票、シンクロパフォーマス票、エースパフォーマンス票の計5項目を獲得したdip BATTLESの勝利!!
エースパフォーマーのKENSEIさんは、「自分もずっとポッピンをやってきて、昨シーズンはずっとポッピンで負け続けて…俺たちの価値をここで証明しないとと思い、死ぬほどヒットの練習や地味な練習を乗り越えてきて、今日このジャンルで勝てたということが本当に嬉しいです! そして、RAN。感謝しかないです!」とコメントしたよ。
これに対してRANくんは、「僕はずっとダンスをしていて、今はアーティストグループで活動しているんですけど、このような場所で僕らのダンスを世の中の人に届けたいという気持ちでずっとやってきました。それが今回、このDリーグという素晴らしい舞台で叶って素晴らしい瞬間を迎えることができました。会場にいる皆さん、そしてKENSEI、ありがとう!!」とコメント。
メンバーからは「RANありがとー!!」と、本日の勝負を称え合っていたよ!

【クラシカルvsジャズ!? いつもと違う雰囲気に注目!】3rdマッチ FULLCAST RAISERZ vs SEGASammy LUX
先攻は、開幕戦を黒星で終え雪辱に燃えるクランパー集団のFULLCAST RAISERZ。今回のテーマは『ff 〜フォルティッシモ〜』、会場を揺らすほどの動きの旋律とエネルギーで勝利を目指す! クラシカルでしなやかな動きを取り入れ、美しいシルエットの中にクランプの進化の可能性を垣間見ることができたよ♪
ラストは壮大な音楽を大きく使い、畳み掛けるコレオ。激しくダイナミックな動きの中にも、どこかピリッとした緊張感を感じるパフォーマンス。それはまさにカラダで奏でる協奏曲!!
後攻は『JAZZ THING』をテーマに掲げるSEGASammy LUX。なんとオフシーズンにステップとトリックをもう特訓していたのだとか! その成果をいざ発揮するとき…。まるでジャズのストリートセッションを見ているような、軽快で細やかな動きはいつものSEGASammy LUXの印象をガラリと変えた♪ ステップやペアダンス、小道具を用いた大技など、まばたきする隙を与えない盛りだくさんな構成だったよ。
パフォーマンス後半もまだまだ止まらないSEGASammy LUXの勢い! 最後までジャズに攻め切った今回のパフォーマンス、ジャッジがかなり気になるところ…!!

注目のジャッジのとき。結果はSEGASammy LUXがオーディエンス票、テクニック票、コレオグラフィー票、エースパフォーマンス票を獲得し勝利! SEGASammy LUX史上稀なジャンルの大勝負、大成功に終わったよ!
【一歩も譲らないスキルフルなパフォーマンス対決!】4thマッチ KOSE 8ROCKS vs CyberAgent Legit
先攻はKOSE8ROCKS。テーマは『サムライ』。ブレイキンは特性上、バトルでのパフォーマンスが多く、その勇ましい姿をサムライと重ね合わせた構成。さらなるブレイキンの可能性を追求しまくる!! 前半は低い音を大きく取り、ストップモーションを入れた技を披露。後半にかけてギアをあげ、サムライのようなステップが今回のテーマに見事にマッチしていたよ!
エースパフォーマンスでは、対戦相手のCyberAgent Legitを煽るように、「ポッピンではなくブレイキンだ!」と言わんばかりの技を披露! これには会場も大盛り上がり♪ 九州男児新鮮組(=福岡県久留米市発の日本を代表するブレイキングダンス集団のこと)が得意とするリフト技を取り入れ、KOSE8ROCKSワールド全開でパフォーマンスを終えた!!
後攻はCyberAgent Legit! テーマを『Ambush〜不意打ち〜』に掲げ、今年も勢いが止まらない予測不能なパフォーマンスを披露‼︎‼︎ 音にマッチさせてヒットを連打するコレオは見ていて安定の世界観。キャッチーなポッピンの動きに、観客にまばたきの隙を与えない!
ライティングとフォーメーションをうまく活かして、シンクロを見せつける。さすがは王者の貫禄、初戦の白星にとどまることなく、連勝を本気で獲りに行ってますこれは!
ジャッジの時。結果はオーディエンス、テクニック、コレオグラフィー、ステージング、シンクロパフォーマンスを獲得し、CyberAgent Legitの勝利! 今シーズンも出だしから勢いの止まらないLegit、次のラウンドも楽しみ!!

【ディープな音取りで勝負する!】5thマッチ List::X vs DYM MESSENGERS
先攻はList::X。テーマに掲げた『Noice』は騒がしいという直訳だけでなく、イギリスのスラングで「最高!」という意味も持つんだとか。そのテーマにぴったりなハイテンションなパフォーマンスは会場にいるみんなが自然とリズムをとっちゃうほどのテンポ! 床に寝転んでジタバタしたり、一見騒がしい動きだけど、それが音と見事にマッチ♪
SPダンサーのYUSEIさん得意なスタイルを存分に活かし、遊び心満載で枠にとらわれないヒップホップを踊りきった!
後攻のDYM MESSENGERSのテーマである『Ritual』は儀式を意味し、ハウスダンスでよく行われるダンスセッションは自分たちにとって神聖な儀式であり、そのリスペクトの気持ちを込めて会場で爆発的な祭りとしてお届けすると宣言! 今回の衣装はTHE・ダンサーなラフなスタイルで、ダンサー心をくすぐる!! そのラフなスタイルに合わせて、冒頭はレゲエのような大きめのステップでシックなかっこよさを表現。ダボっとした衣装に負けないよう、しっかりと脚技を見せるのは、さすがDYM MESSENGERS!
後半は硬めの太鼓の音を細かくステップで取り、チームの得意を最大限に披露! シンクロパフォーマンスでは足もとのみをしっかり合わせた後、上半身に動きを写してメリハリを出す。これはセンスの塊すぎて圧巻…!!
ジャッジの結果は、オーディエンス、コレオグラフィー、ステージング、シンクロパフォーマンスを獲得し、List::Xの勝利! 今シーズンより加入したルーキーが、波乱を巻き起こす予感…!!
【息を呑む群舞のぶつかりあい!】6thマッチ Benefit One MONOLIZ vs Medical Concierge I’moon
先攻はBenefit One MINOLIZ。いざという勝負時に着用するというピンヒールで登場! 『Redy To Walk』をテーマに掲げ、まだ見ぬチャンピオンシップへのあゆみを確実に獲得していきたいところ。今回はピンヒールを用いて極限まで足先の美しさを披露。それに加えてワックの要素を取り入れ、とにかくMONOLIZカラー全開の妖艶なパフォーマンス!
力強さと美しさをうまく融合させ、衣装にもこだわりが。身体のシルエットの美しさもスキルの一つとして活用し、今ラウンドにない世界観を見事に出し切った!!
昨シーズン引き分けに終わった直接対決に決着をつけたい、後攻のI’moon。『翡翠 synergism』をテーマに、今シーズンの飛躍を意思表明。質の高いパフォーマンスで定評のあるI’moon、今回は和テイストな曲調で始まった…かと思いきや、なんと今回はハウスで勝負!! SPダンサーのMomokaさんが所属するチームの色をうまく融合させ、見事な化学反応を見せた!
会場も一気に湧き、思わず一緒に手拍子したくなるほどの軽快なリズムに合わせた細やかなステップ。I’moonの新たな可能性を見出した瞬間…! 緩急をしっかりと使い分けたコレオで、音をしっかりと表現。

今回のジャッジは他に比べて時間がかかっている様子。結果はいかに…⁉︎ なんとSWEEP(=全項目のジャッジを獲得すること)を獲得し、Medical Concierge I’moonの勝利! 今試合初のSWEEPで大歓喜に包まれる会場に、メンバーは涙ぐむ場面も。

【スキルとアイデアの融合体!】7thマッチ KADOKAWA DREAMS vs SEPTENI RAPTURES
先攻は前回王者のKADOKAWA DREAMS。リーダーのKISAさんをエースパフォーマンスに立てた『ちょっと小さな主人公』がテーマ。目をひく衣装と独特なコレオで、人形のような絵本の世界観で会場を引き込む! アイソレーションで確実に揃えるシンクロパートは、KADOKAWAのチームワークの良さを見せつけていたよ。
会場を一気に盛り上げたのは、高いリフト技! リーダーのKISAさんが高く宙にまった瞬間、会場からはどよめきにも近い歓声が上がっていたよ!! 勝ちにこだわるKD魂を全開で見せつけたパフォーマンス!
ラウンド2最後に登場したのはSEPTENI RAPTURES! 心、からだ全てのギアをあげるということで、今回のテーマは『GEAR』。最初は王道ヒップホップの大きな音どりでダイナミックに魅せる! アイデア満載のコレオに一人一人の動きから目が離せない!!
後半にかけて音楽も加速。それに合わせてコレオも細やかなステップを多く取り入れ、ギアが上がっていく様子を見事に表現していたよ!
今回の試合最後のジャッジ。結果はなんとドロー!! KADOKAWA DREAMSがテクニック、ステージング、コレオグラフィーを、SEPTENI RAPTURESがオーディエンス、シンクロパフォーマンス、エースパフォーマンスを獲得したよ。

編集部C的!ラウンド2 勝手にベストマッチを厳選!!
今回のレポを担当した私の独断による、ラウンド2ベストマッチは…6thマッチBenefit One MONOLIZ vs Medical Concierge I’moon! 勝ちに苦しんでいた印象のI’Moonがハウスに挑戦し、見事SWEEPを獲得した瞬間は鳥肌が立ちました!! MONOLIZとの直接対決、これからも楽しみです!!
次回ラウンド3は11月20日(水)! レポ記事だけでなく、会場にもぜひ足を運んでみてね!!