大好きだよ

CAST林 芽亜里林 芽亜里

作者:H・T

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.06.30

ぽろぽろ・・・ぽろぽろ





「おい! 待てよ!」





彼女は泣きながら
俺の言葉を無視して
走り去っていってしまった。





俺は丸田レオン。
高1。





今泣いて
走り去っていったのは
林メアリ。





俺の幼稚園からの
幼なじみ。





メアリが泣いてたのは、
俺が話を聞こうとしたから。





最近、メアリの様子が
おかしくて、
呼び出して事情を
聞こうとした。





するとメアリは、





「レオン。
私は大丈夫だから。
心配しないで」





って言って泣きながら
走り去って
行ってしまった。





大丈夫なはずないのに・・・





メアリがああやっていう時、
必ず何か悩みがある時
なんだよなぁ





とりあえず家帰って
電話かけよ・・・













*。・ 家にて ・。*





プルプルプル・・・





メアリ、
出てくれるかな?





プツッ





あ、出た!





「・・・もしもし?
レオン?」





「メアリ!
どうしたんだよ。
大丈夫だって言った後、
泣いてたろ?」





「泣いてないって。
大丈夫だよ!」





「メアリ・・・無理すんなよ。
何年一緒にいると思ってるんだよ。
メアリが辛そうにしてんのに
ほっとけるわけねーだろ。
もし話せないなら、
せめて今から会おう。
そばにいてやるから」





「レオン・・・
話せなくてもいい?」





「あたりまえだ」





「じゃあ・・・
いつもの公園で会いたい」





「わかった。
すぐ行く」





「うん」













*。・ 公園にて ・。*





メアリ、どこだろ?
珍しく遅いな・・・





メアリの方が公園に
近いはずなのに。





あれ?
もしかしてあれ・・・





「メアリ!!」





メアリが振り向いた。





でも、俺はその周りに
気づいていなかった。





メアリに近づいた時にやっと、
メアリが悩んで
苦しんでいた理由が
分かった。





メアリは・・・
いじめを受けていた。





メアリの腕や足は傷だらけで、
アザがたくさんできていた。





俺は・・・
ずっとそばにいたのに
気づいてられなかったんだ・・・





「・・・ココハ
・・・アム・・・
おめーらがなんで
ここにいるんだよ」





ココハ「何か悪い?」





アム「そもそも悪いのは
メアリなんだから!!」





ココハ「いつも3人でいたのに、
メアリばっかり人気で!
意味分かんない!」





俺はその言葉でキレた。





「だからメアリを
いじめてたってことなのか?!
そんなやつだから、
人気出ないんだろーが!
メアリは誰よりも努力してんだよ!
勉強だって運動だって!
それが分からんようなおめーらが
これ以上メアリに
手を出すんじゃねぇ!」





2人は渋々帰って行った。





「メアリ!! 大丈夫か?
大丈夫なわけねーよな・・・
気づいてやらなくてごめん。
とりあえず俺の家、来ないか?
怪我、メアリの両親に
知られたくないだろ。
俺の家、今親いないからさ。
手当てしてやるよ」





「レオン・・・いいの?」





「おう!」













*。・ 家にて ・。*





「はい!
これでOK!」





「レオン、
ありがとう!」





「なぁ。メアリ。
1つだけ教えてくれないか?
いつ頃から
いじめられてたんだよ?」





「3ヶ月前・・・
ぐらいかな」





「そっか・・・
気づいてやれなくてごめんな。
辛かったろ。よく頑張ったな」





「レオン・・・うわあぁん!」





メアリは泣き出した。





俺はそんなメアリを
そっと抱きしめ、
こう言った。





「メアリ。大好きだよ。
付き合おう。
これからは俺がメアリを守る」





「う゛ん!」





メアリは泣き笑いの顔で
そう言った。













*。・ あれから10年 ・。*





俺はメアリと結婚する。





そしてずっと守り続ける。





メアリ。大好きだよ。







*end*

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