恋のキューピッドはナナにおまかせ!

CAST野崎 奈菜野崎 奈菜

作者:ユリ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.05.24

こんにちは!
野崎奈菜です。





みんなからは
THE 女の子って
よくいわれる
普通の中学3年生です。





(ちなみに、この前
中学3年生になったばかり)





私が好きなことは、
恋で悩んでいる子を
助けること。
よろしくね。





マノカ「ナナ!
今日ハルカの家で
勉強会だって」





この子はマノカ。
成績優秀で、
面倒見のいい
しっかりしたこ。
私の親友。





そしてさっき
話にでてきた
ハルカも親友!





ハルカは
マイペースな女の子。





絵がとっても上手で、
去年コンクールで、
なんと東京1位に
なったんだよ!
すごいよね。





マノカ「あ、そういえばね、
2年の懸樋くんと
1年のナツミ
別れたんだって」





わたし「えっ。
ナツミが?」





マノカ「うん。
まさかと思うけど、
喧嘩したらしいよ」





私「嘘でしょ・・・
そんなことあるの?」





ナツミは中1の、
私の幼なじみ。





懸樋くんと
ナツミっていうのは、
1年前に付き合った
ラブラブカップル。





2人とも、
落ち着いた子で、
でも人一倍・・・ううん。





何十倍も仲が良くて、
愛も強かったのに。





この学校のみんなは、
ずっと2人を
見てきたから、
別れるのなんて
ありえないけど、





ましてや
喧嘩するなんて、
信じられないよ。





これは絶対に
なんかあった!













*。・ 放課後 ・。*





マノカ「勉強会おつかれー!
そうだ、明日
出掛けに行かない?
ショッピングとか」





ハルカ「行きたい行きたい!」





マノカ「ナナは?」





私「うん。ごめん。
明日はちょっと
用事あって」





ハルカ「マジ?
じゃあ今度にしよ!」





マノカ「そうだね!」





私「ごめんね」





マノカ「ううん。
全然」





ハルカ「じゃあまたね~」





マノカ「うん。
バイバイ」





私「おじゃましましたー」













*。・ 家 ―LINE― ・。*





NANA「ナツミ!」





N「?」





NANA「あんまり
言いたくない
かもしれないけど」





N「・・・オオゾラのこと?」





NANA「うん」





N「ナナーーーーーーー!
相談のってくれる?」





NANA「もちろん」





N「じゃあ今通話できる?」





NANA「できるよ!」





N「かけるね!」





チャンチャンチャラン





私「ナツミ!
どうしたの?
喧嘩したって
聞いたけど」





ナツミ「けんか?
そんな噂が
流れてたんだ。
まあ、、、
にてるけど」





私「どういうこと?」





ナツミ「なんか・・・
ナナ姉の学年の
女子バレー部の人がね、
私をどうしてもバレー部に
入れたかったらしくて・・・
私はたまたま
オオゾラくんと同じ
テ二ス部になったんだけど、
先輩たちは、オオゾラが
入ってたから入ったって
勘違いしちゃってね。
それで、オオゾラくんのせいにして、
いじめてたの」





私「そんな。
ひどすぎる。
今すぐとめないと」





そう。うちの学校は、
女子テニス部と、
男子テニス部が
よく一緒に
試合をするんだよね。





ナツミ「私、それを昨日知って、
先輩たちに
『なんでそんなことするんですか。
イジメは、やっては
いけないことです』
って言ったらね、、、
脅されて、怖くなって、
何も言い返せなくなっちゃったの。
だから、これ以上
オオゾラを苦しめたくなくて、
オオゾラに別れようって
言っちゃったの。
オオゾラ、俺が守るから、
別れないって言ってくれたけど、
私無視しちゃった」





私「ナツミ・・・辛かったね。
ナツミは、オオゾラくんと
付き合いたい?」





ナツミ「・・・うん」





私「私、先生にそのこと
話しておくね。
いじめのこと。
ナツミは、オオゾラくんと
もう1回向き合って」





ナツミ「わーん。
ありがとう。
ナナ!
もうだ~いすき」





私「ふふ。それじゃ、
頑張ってね」





ナツミ「うん!」













*。・ 2日後 ・。*





ナツミ「ナナ!
ありがとう。
私達、おかげでまた
付き合えたよ!」





オオゾラ「ありがとうございます」





私「ふふ。良かった。
私は当たり前のことを
しただけだよ」





オオゾラ「じゃあ、僕
塾があるので、、、」





私「あ、うん。
またね~。
2人ともなんかあったら
相談してね」





オオゾラ「はい!
あ、ナツミ!
ナナさんと
お話していてもいいよ。
僕1人で行けるから」





ナツミ「じゃあ、、、
そうするね。
ありがとう。
気をつけてねー」





私「ナツミの彼氏さん、
やっぱりすっごく
いい人だね。
ナツミ超恵まれてるじゃん」





ナツミ「えへへ。
じゃあ今度はナナの番だよ!」





私「え?」













*。・ ナツミの家 ・。*





ナツミ「へー。つまり、
ナナの好きな人は
レオンくんで、
優しいところとかが好き
ってことねー。
(ニヤニヤ)」





私「うー。でも、レオン君は
胡遥ちゃんのことが
好きなんだよ!
だから失恋してるの」





ナツミ「はあ。そっかー。
ナナとレオン君に
あうのにな~」





私「えー。
そんなことないって」





ナツミ「めっちゃあるよー!」





私「そう?」





ナツミ「うん」





私「でも、私、レオン君の恋
応援したいんだけどなー。
ってもうこんな時間?
じゃあまたね。
バイバイ」





ナツミ「バイバイ」













*。・ 2週間後 ・。*





コハル「ナナ。
ちょっといい?」





私「うん。
どうしたの?」





コハル「うちね、
実はレオンのこと
好きなんだけど、
告白してもいいと思う?」





はー。
キターーー!
ついに待ってた日が
来たよーーー!





これで2人は、
りょ・う・お・も・いーーー





私「うんうんうんうんうん
うんうんうん。
絶対告白したほうがいいよ!」
(キラキラ)





コハル「え?
ナナ、どうしたの?
でも、ありがとう。
私、頑張るね」













*。・ 放課後 ・。*





コハル「レオン。
好きです。
付き合ってください」





レオン「はい」





わー。おめでとう。
2人とも、お幸せに。





さよなら、レオン君。





さあ、次はあなたのところに
行くかもよ?







―END―

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