打ち上げ花火 好きな人と見るか1人で見るか

CAST田中 南田中 南

作者:Nana♪

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.04.10

ここ、ニコラ町の
毎年7月に行われる
「ニコラ町花火大会」では
毎年恋を叶えたい人たちが
やってくる。





なぜかって?





だって、
花火を好きな人と見たら
恋が叶うすごい伝説の
花火大会だからだ。





恋を叶えたい
芸能人だって
遠くからやってくる。





毎年すごい数の
カップルが
生まれるのだ。





だが、その花火を
1人で見たら
恋は一生叶わなくなる。





私、田中南も
あの伝説の花火大会で
恋を叶えたいうちの1人。





性格も普通、顔も普通、
運動も普通、成績も普通な
全て普通な中学3年生だ。





で、一緒に
花火を見たい相手が
「八田大翔」こと
「はあと」だ。





前から仲がよくて
中1から仲良し。





最近までは
ただの男友達として
見ていたけど





急にドキドキ
するようになってからは
すごく気になっている存在だ。





そして、今もすごく
ドキドキしている。





今からあの花火大会に
誘うからだ。





心臓が今日中に
動かなくなってしまうかも!?













・ はあととのLine 





みなみ「ねえ、
話したいことが
あるんだけどさ」





既読17:51





はあと「何?
恋愛相談???笑」





みなみ「いや、その・・・」





既読17:52





はあと「教えて!!!」





みなみ「うん、いいよ。
来週行われる花火大会に
一緒に行きたいんだけど」





既読17:52







・・・・・・・・・・・・・・・・・・





はあ?
30分たっても
返事こないんだけど?





既読無視って
いうやつ?





まさか、もう花火大会
一緒に行く約束を
している人がいるのかな?





ピコ(←Lineがきた音)





あ、Lineだ。
はあとから?





ドキドキドキドキ







・ Line ・*・





はあと「いいよ。
花火が始まる前の
1時間前に
駅前で集合な?」





みなみ「あ、ありがとう」





いいよ
もらえちゃった!!!





その日は
トビッキリ
可愛くしないと
いけないと!!













*・-*・- 花火大会の日 *・-*・-





ここでいいかな?





ひーついに
この日が来ちゃった!!





午前中に行った美容院の
サラッサラの髪と
可愛いヘアアレ、
親友と決めた
私に似合いそうな袴と
とびっきりかんばった
メイク気づいてくれるかな???





うん? え?





あれ?
なんでここにリミが?





リミは私の親友。
袴も一緒に決めた
すごく趣味の合う
大事な友達。





たしかこの日は
予定があるって
言っていたはずじゃ??





リミ「はあとくんと
花火楽しみだな!!」





ルンルン





え?
はあとって
今行った?





確かにリミと出会ったのは、
はあとくんが好きっていう
恋愛相談に乗った時。





はあとと
仲良しの私だったから
だったっけ?





結論を言うと
リミは告白したけど
振られた。





だからもう
諦めたはずじゃ・・・





私は「はあと」の一言が
気になり、
リミの後ろへついて行った。





花火を1人で見ると
恋が叶わないことを忘れて。





まさか、あの後
こんなことになるなんて。





必死にリミの後ろを
追いかけていると、
気づけば30分過ぎていた。





みなみ「あれ?
おかしいな」





そして、
今気づいたのだ。





恋の花火を、はあとと
見る約束について。





「はあと」の一言が
気になって
こんなに追いかけてたとは・・・・
自分でも驚いた。





みなみ「まあ、いいや。
それより
はあとを探さないと!」





私は急いで
気持ちを切りかえると、
ダッシュで人混みのなかを
切り抜けて行った。





そうしてたどりついた
待ち合わせ場所だった駅前。





みなみ「ハア、ハア、
ハア、ハア・・・・
はあとがいない」





待ち合わせから
30分以上
たっているからだよね。





私はまたまた急いで
今日のために選んだ
バッグから
携帯を取り出し
Lineをひらいた。





1番上にある
「はあととみなみ」
のLineをタップする。





みなみ「あ・・・れ・・・・・・・?」





そう、Lineには
1日も前に送ったメッセージが
既読にもなっていなかったのだ。





Lineはもうだめだ。
と思い、もう1度
人混みのなかを切り抜けて
走って行った。





みなみ「はあと?
ハア、ハア
はあと? どこ?」





広いお祭り会場を
隅から隅まで
駆け抜ける私。





だけどどこを探しても
はあとがいない。





そして、私はもう
1度バッグから
携帯を取り出した。





時間を確認する。





みなみ「え?
2分前?」





「電話」という
手段を思い出し
かけようとするが、
充電が残り1%に
今気づく私。





そうだ、この1時間
ずっとカメラが
起動してたからだ。





ばかだなーと思い
急いで携帯を
カバンの中にしまう。





今は携帯の残りの充電、
リミのことなんて頭にない。





私が頭にあるのは
「はあと」
ただその3文字だった。





そんなことを
かんがえていたら、
花火が上がるまで
残り1分になっていた。





私は今までにないぐらい、
いや、世界記録を更新するぐらいの
スピードで
もう1度探したところを
駆け抜ける。





みなみ「はあと、
はあと、どこ?」





声も今までにないぐらい
大きな声を出す。





みんなが
こっちを見てる。





でも、そんなの気にしない。





そして、他の人による
打ち上げ花火の
カウントダウンが
始まっていた。





10・9・8・・・





残り10秒
しかないんだと思い、
とにかく探し回る私。





7・6・5・・・





もっともっと
焦りだす私。





4・3・2・・・





もうダメだと思い
座り込み
上を見上げる私。





1・・・





バーンバーン
ドーン
(↑花火が上がる音)





私はその時
花火を1人で見ていた。







*・・ Bad end ・*





には、させない!







?「みなみ?
なんでここに?」





この声は・・・?





みなみ「はあと!!!」





はあと「探したんだよ」





私は思いっきり
はあとに抱きつく。





みなみ「はっ!」





花火がまだ
上がっているかと思い
上を恐る恐る見上げる。





花火は満開だった。





みなみ・はあと「綺麗だなー」





こうして花火大会は
終わった。





私たちは恋人つなぎで
花火のような
満開の笑顔で
帰って行った。





あ、ちなみに
リミがさがしていた
「はあと」は
いとこの名前
だったんだって!







*・・*・ Happy End *・・*・

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