幸せ

CAST広瀬まのか

作者：ルルルン♪

2021.03.21

♪～君の瞳に輝く～

皆さん、
こんにちは！

シンガーソングライターを
やってる
広瀬まのかです！

でも、私は売れてない
シンガーソングライター
なんです・・・

だが、しかーし！
売れるために
今日も頑張ってます！

♪～愛してるなんて言葉じゃ～

やっぱ誰も来ない・・・

もう無理なのかな？

おっ！　誰だ!?
あのイケメンは!?

ん？
こっち来てる！

もしかして歌を聴きに
来たってこと？

やばーー！

イケメンが聴いてる！

頑張んなくっちゃ！

　　　・

　　　・

　　　・

「皆今日は
ありがとうございました！」

って言っても、
あのイケメンしか
聴いてないじゃん！

謎の男の子「すっごいよかった！
めちゃ声きれいじゃん！
また聴きに来てもいいかな？」

まのか「もちろん！
いいんですか？」

れおん「うんうん、
行く行く。
あっ、俺は丸田れおん。
よろしく！
待ってるね！」

まのか「私は、
広瀬まのかです！
こちらこそよろしくです！」

　　　・

　　　・

　　　・

きゃーーー！
どうしよどうしよ

あんなイケメンが
聴きに来てくれるなんて！

これでどんどん
売れていけば
いいんだけど・・・

＊。・　数日後　・。＊

まのか「みなさんどうも！
こんにちは！
今日もお願いしま～す」

れおん君
来るかな？

おっ！
来た来た！

♪～君の瞳に輝く～

もうどうしよう！
パニクっちゃう！

まのか「ありがとう
ございました！」

＊。・　楽屋　・。＊

あ～、今日も全然
いなかったな。

れおん君
また来るかな？

＊。・　丸田家　・。＊

れおん「父さん、
俺の知り合いがさ、
売れないらしいんだけど、
ちょっと
助けてくんない？」

父「お、女の子か？
いいぞ、
掛け合ってやるぞ」

れおん「ありがとう！」

まのか「シンガーソング
ライターって
こんなに大変なんだ・・・」

＊。・　数日後事務所　・。＊

まのか「すみません、
もう私、
無理かもしれません。
この仕事あってないと
おもうんです」

マネージャー「そっか・・・
また、少しだけ
考えてみてくれ」

＊。・　数日後　・。＊

マネージャー「まのかちゃん、
社長が呼んでる」

まのか「えっ、
なんですか？」

＊。・　社長室　・。＊

社長「まのかさん、
聞きましたよ。
シンガーソングライター
やめたいんですってね。
ホントにいいんですか？
応援してくれてる人が
いるんですよね？」

まのか「えっ、
なんでそれを？」

社長「まぁまぁ
それはいいですので」

まのか「はぁ・・・」

＊。・　ライブ　・。＊

♪～君の瞳に輝く～

ん？
ちょっと待って！

めっちゃ
人いるじゃん！

どうして！

何なに？

まのか「ありがとう
ございました！
また、来てください！」

れおん「よかったよー！」

まのか「ちょっと待って！
なんでこんなに
人が来てんの？」

れおん「あー、これはね
父さんと俺のおかげ」

まのか「えー！
れおん君が!?」

れおん「ん、父さんに頼んだ。
困ってるってね」

まのか「ほんとに!?
ありがとう！」

社長「まのかさん、
素晴らしかったよ！
もう、売れない
シンガーソングライター
じゃないね。
れおんもありがとう」

れおん「いえいえ～、
父さんもね」

まのか「えっ！　父さん!?
親子だったのーーー!?」

れおん「あっ、知らなかった？
まぁ、おかげでファンが
増えたから
いいんじゃない？」

まのか「まあ、
そうだけど」

「ホントにありがとう！」

＊。・　３年後　・。＊

私は見事アレーナで
ライブをすることが
出来ました！

これもれおん君の
おかげ///

ありがとう、
れおん君。

＊ｅｎｄ＊