イケメン転校生と恋

CAST関谷 瑠紀関谷 瑠紀

作者:千花

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.02.27

私は関谷瑠紀。
フツーの中学生です。





3年生になったばかりの
4月。





私のクラスに、
転校生が来た。





「南龍和です。
中学はあと1年だけど、
よろしくお願いします!」





ニコッと笑って
自己紹介をした転校生、
ルワくんは、すごくモテた。





「あ、あの。
ルワくんが好きです。
付き合ってください!」





ルワくんが
転校してきて
3日目で、
ルワくんは
告白されていた。





でも、
ルワくんは・・・





ルワ「ごめん!
俺、そういうの
あんまり興味なくて」





え・・・なぜか、
少しショックだった。





他にも何人か
告白した子が
いたらしいけど、
全部断ったらしい。











***





ルワくんがきてから
1週間がたった日の昼休み、
私は友達のユナと
話をしていた。





ユナ「私、ルワくんのことが
好きなんだよね」





ルキ「えっ」





ユナ「だから、
応援してね」





ユナは恥ずかしそうに
笑った。





ルキ「うん。
わかった」





とりあいず頷いたけど、
応援、か・・・





あれ?
なんで私こんなに
モヤモヤしてるんだろう。





ユナ「あ、もう
授業始まっちゃう。
じゃあね」





ユナは、『ナイショ』
とでもいうように、
人差し指を口元にあて、
ふふっと笑って、
席に戻っていった。





私も戻らなきゃ。





すると、足元を
見ていなかったからか、
落ちていたヒモに
足が引っかかった。





ルキ「うわっ」





でも、こける前に、
誰かに支えられた。





ルワ「大丈夫?
関谷さん」





ルキ「えっ」





声のした方を見ると、
ルワくんの顔があった。





え、じゃあ、
私の腕にあるこの手は、
ルワくんのもの?!





抱かれてんのと
一緒じゃん!!





私はパッと離れ、
少し頭を下げた。





ルキ「あ、ありがとう・・・/////」





ルワ「全然いいよ。
強く掴んで、ごめん。
痛くない?」





ルワくん、そんなに
心配してくれるんだ・・・





ルキ「う、うん。
大丈夫」





小さく頷くと、
ルワくんは
フッと笑った。





ルワ「そっか」





私は、そのルワくんの
笑顔を見て気づいた。





私、ルワくんが
好きなんだ・・・





ルワくんが席に戻って、
私も戻ろうとしたら、





視線を感じた。





見ると、ユナが
こっちを睨んでいた。





私と目が合うと、
ぷいっと前を向いた。





ユナ・・・













***





次の日、私はユナに
呼び出された。





ユナ「昨日のあれ、何?
応援してくれるっていうの、
嘘だったの?」





やっぱり、
見てたんだ。





好きになったこと、
言ったほうがいいのかな。





でも、ユナ、
もっと怒るかも。





ユナ「もういい。
私、明日、ルワくんに
告白するから!」





ルキ「えっ・・・」





私は思わず
声をもらした。





ユナは、すっごく
可愛くて、
男の子に人気だ。





ユナに告白されたら、
恋愛に興味のない
ルワくんも
好きになるんじゃ・・・





ユナは何も言わない私を
しばらく見て、
教室に入ってしまった。





どうしよう・・・





動きたがらない足を
無理矢理進め、
私は教室に戻った。





すると、ユナが
ルワくんと
話をしていた。





ユナ「わかる!
私もあの曲好き!
ダンスもいいよね!」





ルワ「あれ、
独学らしいよ」





ユナ「えー! ほんと?!
そんなこと知ってるなんて、
ルワくんすごいね!」





あ、私も知ってる話だ!





私は勇気を出して、
話しかけた。





ルキ「すごいよね、
あのダンス!
私も好きだよ」





すると、ユナは私を睨み、
またルワくんと話しだした。





ユナ「そういえば、
昨日やってたドラマ見た?」





ルワ「ああ、あの恋愛系の?
見たよー。
出てる俳優が好きでさー」





ユナ「わかるー!
あれ、来週も
あるんだって!」





ユナ、もしかして、
私がドラマ見てないの
知ってるから、
わざとこの話を・・・?





するとユナは
チラリと私を見て、
フッと笑い、





ルワくんの腕に
自分の肩をくっつけた。





な、何それー!!





距離近くない?!





自分を落ち着けるために、
私は2人から離れた。





今日1日、ユナは絶対に
私と話をしようとは
しなかった。













***





次の日。





今日、ユナは
ルワくんに告白する。





そして、きっと
2人は付き合う。





重い体を引きずり、
私は学校に来た。





廊下を曲がろうとした瞬間、
向こうから声が聞こえた。





ユナ「朝早くにごめんね。
実は、ルワくんに
言いたいことがあって・・・」





ユナ・・・?





ルワ「言いたいことって?」





ユナ「あの、私、
ルワくんのことが好きなの。
もしよかったら、
付き合ってください!」





ルワ「え・・・」





ああ、人生初の失恋だ。





ルワくんの声を聞いて、
そう思ったけど・・・





ルワ「ごめん!
俺、実は、
好きな子がいて」





えええええええええええ?!





驚きすぎて、
こけそうになった。





ルキ「うわっ!」





なんとか床に手をついて
踏みとどまったけど、





ルワくんとユナが
こっちを見ていた。





ルキ「あ・・・」





ヤバい。
ここは、逃げないと・・・





急いで角を戻ろうとすると、
ルワくんに止められた。





ルワ「待って!」





え・・・?





ルワくんは
こっちに歩いてきて、
私の前に立った。





ルワ「関谷さん。
俺、関谷さんのことが好きだ。
俺と、付き合ってくれませんか?」





ルキ「・・・え?」





ちょっと待って!
ユナと間違えてない?!





ルワくんが、
私を、好き・・・?





夢じゃないよね?!





ルワ「やっぱ、俺じゃ、
だめだよね・・・」





シュンとなった
ルワくんを見て、
私は慌てて言った。





ルキ「そ、そうじゃなくてっ!
・・・わ、わた、しも・・・」





ルワ「え?」





ルキ「私も、ルワくんが好き。
私で良ければ、
お願いします!」





私は、ルワくんに向かって
頭を下げた。





ルワ「ほんと・・・?」





ユナ「嘘、だよね・・・」





ユナの泣きそうな声で、
私は頭を上げた。





泣きそう、
じゃなかった。
泣いていた。





ルキ「ユナ、ごめん!
卑怯だって、
わかってる」





そう言ったけど、
ユナは顔を背けた。





ユナ「私のこと、
馬鹿だって、思った?
調子に乗って
告白するなんて」





ルキ「思うわけないじゃん!
ユナは、頑張ってた!
馬鹿じゃないから!」





自分でも
びっくりするぐらいに
大きな声が出た。





するとユナは、
涙を溜めて私を見た。





ユナ「ごめん、ルキ。
私、ルキに酷いことした。
ごめん」





ルキ「いいよ。
私こそ、ごめん」





そして私たちは、
ふふっと笑った。





ルワくん、ユナ、
これからも、よろしくね!







*END*

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