席替え ~片想いの彼との物語~

CAST小林 花南小林 花南

作者:Niziu

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.01.26

皆さん!
こんにちは!
私、花南です!





突然だけど、
私には、中1で
クラスが同じになった、
大倉たかとくん。





その人の性格が
好きになって
現在も好きなんです。





私は、中3!
もうすぐ卒業・・・





思い伝えれたら
良いな・・・





親友の真帆は、
好きな人がいないらしくて、
恋してる私に
必死に応援してくれる。













*。・ 学校で ・。*





先生「今日は席替えしますー」





クラスの皆「はーい」





皆に合わせて、
私も返事をした。





花南「はい」





心の中では、
たかとくんと
近くになりますように・・・
席替えのたび願ってる。





けど、
ほぼならない。





卒業までに
なれたらいいな。





うそ・・・・・・





いつのまにか、
前にたかとくんがいる・・・





花南(なんで!?)





確認していって





嘘!!?
たかとくんが
前なんて!





信じられないまま、
席に戻ると、
たかとくんが
話しかけてきた。





たかと「よろしくね!
かなみちゃん!
かなみって
呼んでいい?」





花南「あ・・・
う・・・うん、
よろしく」





たかと「おぉ?
暗いなぁ?
体調悪い?」





そして、たかとが
頭ポンポンしてきた。





花南の顔が、
赤いリンゴみたいになった。





たかと「熱!!?? 大丈夫??」





花南「うん。大丈夫!
ありがとう・・・
たかとくん」





たかと「たかとで良いよ!
元気で俺嬉しい!」





キンコーンカーーンコーン





真帆がチーターみたいに
走ってきて
私の名前も大声で叫んだ。





真帆「花南!!!!!」





花南「ちょっと真帆!
大声出さないでよ!」





真帆が小さな声で、





真帆「良かったじゃん、
愛するたかとくんと
近くで」





花南「ありがとう、真帆」





2人がニヤニヤしながら
話していると、
誰かの視線を感じた。





花南が視線の感じる方を
チラッと見たら、
クラスのマドンナ
安村まなちゃんと
まなちゃんの親友、
加藤さきちゃん
(かとぅちゃん)が
こちらをにらんでいた。





怖くて私は、
目を反らした。













*。・ 次の日 ・。*





昼休み真帆は、
風邪で休んだ。





それで私は、
もう1人の友達えりなと
今日は話したりしてた。





えりなも
私とたかとくんの恋を
応援してくれてる。





えりなは、
クラスのモテ女。





でも、めっちゃくちゃ
性格が良い!





えりなは、
真帆と同級生で、
2人とも私に憧れてる、





好きな人がいるから。













*。・ 昼休み ・。*





えりな「じゃあ!
かなちゃん
(えりなだけが呼んでくれる
私のあだ名)
たかとくんと頑張ってね!」





花南「え、えりな、
行っちゃうのー!」





私が言い終わるまでに
えりなは、
私の手を握って、
頑張ってと口パクして
たかとの方に行ってしまった。





えりな「たかとくん!
あのさ!
ゴニョゴニョ」





えりなの声が
どんどん小さくなっていて、
何も聞こえなかった。





見てたらたかとくんも、
えりなの耳に
何か言ってている、





そして、
たかとくんが言い終わると、
えりなは、飛び上がった。





そして、2人は
じゃあ、と言い





たかとくんは、
友達と話し始めて!





えりなは、こっちに
向かってきた。





花南「ねぇ!
えりな!
なに話してたの?
たかとと!」





えりな「いやー
それは、言えないけどーー、
かなちゃん!
たかとくん頑張ってね!」





またえりなは、
去っていった、





けど、今度は
自信満々に歩いて、
トイレに行ってしまった。





すると、





??「あの、ちょっとさぁ、
ふざけるのも
たいがいにしてよね。
バカ女!!」





花南が見ると
かとぅちゃんだった。





まなちゃんは、
かとぅちゃんの後ろで
私のことをにらんでる。





花南「何のこと?」





かとぅ「たかとくんのことに
決まってるでしょ?」





花南「え・・・」





かとぅ「あのね!
あんたよりまなは、
ずっと昔から
たかとのことが好きなの!?
あんたみたいなのに
取られてたまるかつぅの!」





花南「私、たかとのこと
とったりしてなんかない!」





かとぅ「はぁ?
あんたなにいってるの?
まなが、
近づいてるっていってたよ!!
気づいてないだけでしょ?
このバカお・・・」





かとぅちゃんの声が、
響いた





かとぅ「痛い!!!!!」





??「あのさ!
それってあなたに
関係ないよね?
それってまなちゃんが
言えば良いことでしょ?
あなたが言う必要ないと
思うんだけど!」





かとぅちゃんの腕も見ると、
誰かが、強く握っている。
その腕の正体は・・・





えりなだった!





花南(えりなって
あんなに力強いんだら・・・)





かとぅ「離してよ!
まな行こ!
こんなやつらといたら、
頭がおかしくなっちゃう!」





まな「でも、
たかとくんは?」





かとぅ「はぁ?
もうそんなの
自分でしてよね!」





かとぅちゃんは、
向こうに行ってしまった。





まな「えっと、
私もたかとのことが
好きなの!?
あなたにとられたくないの!
たかとを!」





花南「・・・」





まな「何とか言ってよ」





花南「私もたかとくんが
好きなの!
たかとくんは、
私が1番好きでいたい!」





えりなが誰かを
連れてきた。





えりな「たかとくん。
たかとくんがどちらか決めて。
今の2人の気持ち
聞いてたでしょ?」





そう言って、えりなは、
かとぅちゃんの方に行った、





えりなは、優しいから、
謝りに行ったんだと思う。





優しいな、





たかと「俺が好きなのは・・・」





私とまなちゃんは、
目をつぶる。





たかと「俺の席の後ろの人です」





誰かが私の肩を
優しく触った。





見ると
まなちゃんだった。





まな「正直悔しいな・・・
大好きなたかとが
花南ちゃんにいっちゃって、
けど、私は
誰よりも応援するよ。
2人のこと、今まで、
意地悪してごめんね」





そういって、
まなちゃんは
えりなの方へ行った。





たかと「改めて言うね。
俺は、中1の頃から
お前が好きだった。
付き合ってくれ」





花南「はい!
私もたかとが中1のころから
すきだった!
もう今たかとのことが
誰よりも好きでたまらない!」





いつのまにか、私は、
たかとの腕のなかにいて、
涙を流していた。







*END*

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