大好きな猫がキューピット

CAST小林 花南小林 花南

作者:Niziu

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.01.28

こんにちは!
私、小林花南と言います!





私、猫が大好きなんです。





でも、ずっとお母さんが
許してくれなくて、
飼えなかったんです。





でも、今度10月で、
誕生日!





プレゼントに飼っても
良いということを
言われました!





さっそく、私は
ペットショップへ!





飼う猫の予約していてと
言われたから
ルンルン気分で着くと、
可愛い猫ちゃがいーっぱい!!





その中で、私と
目が合った猫がいた。





私と誕生日が同じで、
女の子。





決して他の子みたいに
可愛い訳じゃない。





けど、私は、その猫に
「助けて。私を」
と言われた気がした。





その猫をずっと
見ていると、
店員さんが来て





店員「その子、来月
殺処分なんです」





私「え・・・」





店員「気になりますか?」





私「はい・・・まぁ・・・」





店員「そうですか。その子、
保護された猫なんです。
その子安くしてあるでしょ?」





私は、その子のかごに
貼ってある紙には、
3万円と書かれていた。





私「こんなに!!??」





店員「はい、安くして、
少しでもこの子を
助けたくって」





店員が涙を流していた。
それが私は見えた。





その人の名字をみると
大倉と書いていた。





私(大倉さん・・・か・・・)





すると、猫が
私を見つめていた。





私は、無意識に
この子予約します。
と言っていた。





すると、





大倉さん「え・・・
本当ですか!?
本当にありがとうございます!
予約ですね!!
お名前聞いても
宜しいですか?」





私「花南です。小林」





大倉さん「花南さん、ですね!
ありがとうございます!」





私「あの・・・
ここいつも来て
良いですか?」





大倉さん「毎日ですか?
別に良いですけど、
猫すきですか?」





私「はい。
猫大好きなんです!
やっと飼えるようになって!」





大倉さん「それは、
良かったですね!
実は私も猫大好きで!
このペットショップで
バイトしてて!」





私「そうなんですね!
大倉さん・・・
あの大倉さん
下の名前は?」





大倉さん「よく私の名前を知って・・・
あ、名札ですね、
私の下の名前は、たかとです!
私たち歳も近そうですし!
たかとでこれから良いですよ!
私は、店員なので
花南ちゃんと言わせて
頂きますが」





私「良いんですか!?
たかと・・・く・・・
あ! たかと」





たかと「良いですよ。
あと、敬語外しても
良いですよ、
花南ちゃん!」





私「うん! たかと!」





それから・・・





私は、ペットショップの
常連客になった。





それを親友の
真帆に言ったら





真帆「ってかさ!
花南、そのたかとさん?
好きなんじゃないの?」





私「え!?
そうなのかな?」





真帆「そうだと
私は、思うなー。
だって、花南
気づいてないけど、
花南ずっーと
たかとさんのこと
話してるよ!」





私「そうだったの!?」





真帆「告白してみたら?」





私「でも、たかと
彼女いるか、
わからないし・・・」





真帆「うーん、じゃあ
聞いてみたら?」





私「わかった、
聞いてみる」





そして、いつもの
ペットショップに。





たかと「おぉ!!!
花南ちゃんー
いらっしゃい!」





私「うん!
こんにちは!
そういえば、
一昨日の猫ちゃん、
名前決めたよ!」





たかと「そうなの!?
何々!?」





私「たかと」





たかと「何?」





私「たかとって言う
名前だよ、猫」





たかと「え!?
なんで!?
俺の名前!?」





私「たったかと!
あ・・・あの、
たかとって
彼女っているの?」





ドキドキ





たかと「彼女?
いないけど、
気になってる人は、
いるけどね! まぁ」





私「誰!!!!」





たかと「え? うーん、
それは言えないけど、
この店の常連客でね、
何かわかんないけど、
気づいたら、気になってて」





私「そうなんだ・・・」





??「たーかと!
来たよー!」





たかと「おぉ!!!
まなちゃん!」





まな「ん?
この子誰?」





たかと「あぁ常連客の
花南ちゃん」





まな「ふーん、まぁ良いや!
今日も来ちゃった!!
あ! でも急がなきゃ、
じゃあ、ごめん!
来たばっかりなのに!
また!」





私「たかと!!
あの人誰?」





たかと「花南
ちょっと、良い?」





私は、たかとに
言われるやなら、
ついていく。





たかと「俺の好きな人ね・・・
じつは・・・」





私「もう良いよ!
さっきの女の子でしょ?
わかってるし!」





私は泣いていた。





たかと「は? さっきの?
あぁ、ねぇちゃん?
まなちゃんって
言うんだけど、」





私「え?
お姉さん?」





私は、目を丸くした。





たかと「うん。
まなちゃんって
呼んでるんだけど、
俺が心配で
毎日見に来るんだ」





私「そ・・・そうなんだ、」





たかと「で、俺の好きな人はね、
花南ちゃん。君だ」





私「え!? 私!?」





たかと「そう。常連客で、
話してると幸せで。
気づいたら
好きになってた。
だから付き合ってくれ」





私「いや、私の方が
たかとのこと好きだよ!」





たかと「そうか 笑」





そして私たちは、
付き合うことになりました。





あの猫『たかと』の
おかげ。





ありがとう、たかと。







*end*

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