ダメ元の告白、女神様。

CAST池未来実

作者：アヤ（・∀・）

2021.01.16

私は、池くるみ。

最近、周りがちょっと
おかしいんです。

くるみ「るき、
おはよー」

るき「・・・」

あれ？
無視ですか？

私、何もしてないのに。

他の子も、
みんな私を無視。

・・・なんで?!

揉め事なんて
してないのに。

なんでみんな
無視するのよ・・・

家に帰って、
お母さんに

くるみ「ただいまー」

お母さん「・・・」

え?!

お母さんまで、
私をシカトするのー？

酷過ぎない？

その後、
お父さんにも
お兄ちゃんにも
ただいまって
言ったけど、無視。

全世界で
池くるみを
無視する大会でも
開かれたんですか？

はーーー

とりあえずベッドに
寝転がって・・・

z z z・・・

＊。・　次の日　・。＊

見てしまった。
お母さんが、

「くるみ・・・」

って言いながら
泣いていたの。

そこには・・・遺影。
私の。

私は・・・

１週間前・・・

るき「くるみ、
バイバイー！」

くるみ「また明日！」

くるみ「♪～」

ん？
あれは・・・

キキーーーッ

ドンッ

女性「きゃー!?
女の子が・・・
トラックに轢かれた・・・!!!!!」

男性「救急車ーーー!!!!!」

そっか。
死んだんだ。私。

だから。
みんな私を
無視してたんだね。

見えないから。

どうして
気づかなかったのかな。
みんな・・・

潔く、成仏しちゃおうか。

でも、でも、
最期に、
憧れのたかと君に・・・
想いを伝えたかったな。

ダメ元で、
やってみようか。

よし、
誰もいないな。

くるみ「たかと君、
あ、あのね、
私、たかと君のことが
好きだったの!!
死んじゃったけど」

たかと「くるみさん・・・?!」

くるみ「見えるの!!」

たかと「・・・なんで
死んじゃったんだよ！
俺もくるみさんが
好きだったのに!!」

くるみ「・・・え」

この期に及んで
両思いかー。

嬉しいけど、
生きていたかったな。

生きてたかと
君のそばに・・・

？「生き返りたいですか？」

くるみ「誰ですか？」

女神「女神です」

くるみ「生き返りたい!!!!!
生き返りたいよーーーーーーー!!!!!!」

ピカッ

眩しっ!?

・・・・・・あ？

あれ？

何があったの？

るき「くるみ!?」

めあり「みんな！
くるみが!!!!!」

Ａさん「池さん！」

若林先生「くるみさん!!」

皆・・・

生き返ったよ。

たかと「くるみさん、
あらためて言います。
好きです!!
付き合ってください!!!!!」

くるみ「は、はい!!!」

るき「良かったじゃん///」

くるみ「うん\（//∇//）\」

Ａさん「良かったね」

あ!!!!!!!

くるみ「あなた、
あの女神様!?」

「何のこと？
私の名前は加藤さき。
よろしくね！」

くるみ「うん！」

不思議な経験だったけど、
これって、
ハッピーエンドだよね!!!!!

ただいま。

＊ｅｎｄ＊