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Anatagaireba

CAST若林 真帆若林 真帆

作者:かやラブ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2017.08.04

こんにちは!
私はマホ。
ニコラ学園の中1です!





こっちは、
親友のノノ。





実は私には
好きな人がいるんです。





ジュンヤっていう、
先輩。





それがモテモテで、
いつもちかづけないの。





ジュンヤ先輩と同い年の、
エズキ先輩も
ジュンヤ先輩のことが
好きっていう噂。





だからね・・・
私は告白することにしたの!





だけど・・・・





マホ「うわっ・・・
エズキ先輩、
ジュンヤ先輩に
ベタベタ・・・・
これじゃ、
告白できないよ・・・」





ノノ「あ~ほんとだね。
こうなったら
隙間を狙うしかないね!」





それから私たちは、
毎日すきを狙ってた。





マホ「あーもう。
エズキ先輩
ジュンヤ先輩から離れない!
今日でもう5日だよ!」





ノノ「ドンマイ、マホ。
でも、諦めないでしょ?」





マホ「うん・・・」





(学校の庭で歩いてる)





あ~あ
どうしよう。
告白出来るかな・・・・





マホとジュンヤ「ハア・・・・えっ?」





(いつの間にか顔が
ジュンヤ先輩の
10センチぐらいのところにある)





「ワアァァァ
せせせ、先輩!
何してるんですか!?」





ジュンヤ「あぁ。
マホちゃんこそ
何してるの?」





ウソ・・・?
名前覚えてくれてる!





あ、そうだ!





マホ「あ、あああの!」





ジュンヤ「ん? なに?」





マホ「えっと・・・、
す、好きです!!」





ジュンヤ「・・・・、
う・・・ん・・・
実は、俺も」





うそ!
やった!





(ジュンヤの顔が近づく)





マホ「え・・・?
先輩・・・・・・?」





え?
これって、キス・・・?





マホ「ちょ! 先輩!
誰かに見られたら
どうするんですか!?」





ジュンヤ「ははっ、ごめんね」





まぁとにかく、
ノノに
報告しなくちゃ!





マホ「ノォノォ~~」





ノノ「どうした!?
あっ!
まさかマホ、振られた!?
マホ、私がい・・・」





マホ「いやいや、違うから!!
その真逆だし!!」





ノノ「え?」





マホ「あ・・・、あのね、
ジュンヤ先輩に告白したの。
そしたら、・・・・、
キ・・・ス・・・
されちゃった・・・・」





ノノ「えーー!! キスゥ~!!」





マホ「シーッ!!
声デカイ!!
ライバルは
いっぱいいるんだから!!」





とにかく、ノノは
喜んでくれた。













・。・。・。・。・。・。・。・。





次の日。
私は普通に学園に行った。





そして普通に・・・、





あれ?
私の下駄箱に
人がいる?





マホ「おはよー!
どうしたの?」





女の子たち「あ・・・
マホ・・・
うちらが来たときには
もう・・・」





覗くと、
私の上履きに
泥がかけてあった。





マホ「えっ・・・
なにこれ?」





そばには
[ジュンヤにふさわしくない女]
と書かれていた。





うそでしょ?
何でばれてるの?





ノノしか知らないし、
まさか、
ノノ・・・?





エズキ「私よ」





マホ「エズキ・・・先輩?」





エズキ「あなたとジュンヤは
ふさわしくないと思って。
まぁ、とにかく
ジュンヤから
手を引くことね」





マホ「・・・・・・」





ジュンヤ先輩は
私とのことが友達にばれ、
私を避けるようになった。





何度話そうとしても、
話せなかった。





はぁ。
このまま
別れちゃうのかな。





いや、
それだけはやだ。





マホ「先輩!!」





ジュンヤ「・・・・、なに?」





マホ「私、先輩が好きです!!
キスしてくれて
嬉しかったです。
ちゃんとわたしを
見てください」





ジュンヤ「マホ・・・
そうだよね。
ごめん。
俺、やっぱり間違えてた」





先輩にハグされた。





「マホが俺たちのこと
言いふらすとか、
あり得ないもんね。
言ってくれてありがとう」





マホ「先輩・・・・」





顔を上げると
先輩の顔がある。





胸がドキドキしてきた。





思わず顔をそらす。





ジュンヤ「どこ向いてんの?
俺ここだよ」





マホ「キャッ」





先輩に押されて
倒れちゃった。





目を開けると
うそでしょ!?
これって床ドン!?





マホ「先ぱ・・・・」





キスされた。
涙が溢れた。





先輩がいれば、
どんなことにも
耐えられる。





先輩が
大好きだから・・・・!





ジュンヤ「マホ、大好きだよ」





マホ「私も!
大好きだよ、ジュンヤ!!」





(2人で笑う)







*END*

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