彼の秘密

CAST若林 真帆若林 真帆

作者:ハーマイオニー

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2018.08.10

彼の秘密。





それを知ってるのは私だけ。





でもね、知ってて
良いことばかりじゃ
ないんだよ。







― 学校 帰りの会 ー





「ふぁー、眠ーい」





やっと終わった
午後の授業。





「あーあー、マホ、
髪の毛乱れてるー」





そー言って
私の髪の毛に触れたのは
親友のカナミ。





私は、若林マホ。
中学2年生。





「そー言えばマホ、
隣の席の渡江君どーなの?」





えー、どーって、、、





「全然喋んない」





話しかけて見るものの、
無視か相づち。





「早く席替えしないかなー」





って、言ってた
私の気持ちが変わるのは
わずか数時間後・・・













*。・ 放課後 ・。*





「もー、なんで
忘れ物なんてー」





課題のプリントを学校に
忘れていたことに気づいた私は、
グラウンドで部活のやっている中
教室に入った。





「えっ・・・・・」





誰かが私の席に
座っている。





・・・寝てる?





「うそっ」





見ると、メガネを取った
渡江君だった。





「カッコいーー」





思わずそう呟いてしまうほどの
イケメン。





こんなにかっこいいなんて。





私は渡江君の席に座って
渡江君を眺めた。







*・。+ *・。+ *・。+





「ん、、、」





あ! うそ、
寝ちゃってた!!!





「きゃー」





「あの」





目の前にいたのは渡江君。





「そこ、
僕の席なんですけど」





はぁ?
あんたが座ってたんでしょ?





てか、メガネかけてて
また地味な渡江君に戻ってるし。





納得いかない私は、





「へー、キャラ作ってんだ。
メガネなしの方が良いよ」





と、言った。





「へー」





「!?」





「あんたこそ
人の机座るのやめてよ、
座んない方が良いよ」





「はぁー、
なんですって?」





「あー、耳悪いんだ、
若林」





えっ、
名前・・・
覚えててくれたなんて。





ちょっと見直した。





「ねー、メガネとんなよ。
モテるよ」





「はぁ?
若林には
カンケーねーだろ?」





むっ、
ちょっと傷つく私。
あと、、、





「ねー、マホって呼んでよ」





「あ? なんでだよ」





「あ!
言っても良い?
カナミに。
イケメンだってこと」





・・・沈黙・・・・





「ダーメに
決まってんだろ?
騒がれるの嫌いなんだよ」





「へー、じゃあ
バラされたくなかったら
マホって呼んで」





「ちっ、
わーかったよ」





「うん!
ジュンヤ、
よろしく」













*。・ 次の日 ・。*





「おはよ、ジュンヤ」





「はよ、マホ」





挨拶を交わす私達の裏で
恐ろしいことが起こっていた。













*。・ 昼休み ・。*





「きゃ」





なにこれ・・・・





靴箱に入っていた手紙。





「・・・ジュンヤ?」





カッコいい
ジュンヤの写真。





ジュンヤは
人に囲まれている。





って、え・・・・・・
男子に、、





「殴られてる」





ある男の人が
ジュンヤを殴っている
写真だった。





「なんでっ、、、」





「よっ、マ・・・、
なんだよこれ!
なんでお前が持ってんだよ!!!!」





うっ、うっ、ううう、、、
なんで?
涙が止まんないよ。





「これ、、なんで?」





「入ってた、靴箱の中に。
話して? 全部。
どうして地味キャラを
作っているのか」





「・・・あれは、
2年前のことだ」











*..―― 当時 バレンタイン ――.*.





「あの、
付き合ってください」





「彼氏いるけど、
好きだよ」





「私を彼女にして?」





「ごめん、
受け取れないや」





ガラッ、





「!!」





「おい、
ジュンヤって奴
出てこい!!」





「俺・・・ですけど」





「お前な、人の女に
ちょっかい出してんじゃねーよ」





「いやっ、そんなこと」





ボコっ
ドンッバンッ。





*.





「殴・・・られたの?」





「あぁ、それでもう
こんな顔が嫌になって
地味として生きようって
決めたんだ」





「ジュンヤは
ジュンヤじゃん!」





「マホ・・・」





「ねぇ、私がジュンヤのこと
まもっちゃダメ?」





「それって、、、」





「付き合ってください」





「それ、本気?」





「うん!
もちろん」





「やだ」





「!! ・・・・・」





「お前が守るなんてやだ!」





「えっ・・・」





「俺に一生守らせてよ」





一生? って・・・・





「結婚?」





「なっ、、、、
まぁ・・・そーだな、
結婚しよう」





「うんっ!!!!!!」





手を繋ぐ・・・・・













― 20年後 ―





こーして、ジュンヤは
メガネをやめて素の姿に。





もちろんモテモテに
なってしまって
彼女の私にとっては
やばーいことだけど、
ものすごく幸せ!!





そして、
20年後の今日、
私達は結婚する。





1ヶ月前に
プロポーズされて、
もちろんオッケーした。





そして、式の準備を
進めてきてやっと。





今日、あの日の約束を
果たす。





「マホ」





「ジュンヤ!!」





大好きな彼と共に・・・・







*end*

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