私を救ってくれた人

CAST小林 花南小林 花南

作者:RR

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2018.06.09

もう、何もかも
どうでもいい。





友達なんて
どうせすぐ裏切られる。





でも彼は違った。





彼だけが私を
見ていてくれた。
救おうとしてくれた。





それだけで十分だよ。
渡江君。







――――――――――――――――――





?「キャハハハハハハ。
ほらほら感謝しなよー。
まずそーに
ご飯食べてるから、
捨ててあげてるのにー」





?「それなー!
見てるこっちも
気分悪いよねー!」





ノノと、リリだ。





別に捨ててとか
言ってないし。





まぁ、ずっとやられて
もう慣れたけど。





私は無表情のまま、
ノノ達を見た。





ノ「うわー!
目付き悪ー。
なになに?
なんか言いたいの?
まぁきいてやんないけどねー!w」





リ「あ、感謝するんじゃない?
捨ててくれてありがとー
みたいな? きもー!」





別にあんたら
しょーもないなって
思っただけだし。





私は花南。





最初は、ノノ達と
仲が良かったけど、





同じグループで
いじめられてた
沙良を助けた時に
私はハブられて、





さらにリリの彼氏が
私のことが好きだって
言い出して、
余計にこうなった。





体操服を切られたり、
靴を隠されたり、
今みたいに、
お弁当を捨てられたり。





もう面倒くさい。
もうやだ。
学校に居たくない。





でもお母さんには
言いにくいから、
何とか学校に来ている。





キーンコーンカーンコーン。
予鈴がなった。その時、





《あー、あー、
生徒会からの
お知らせです》





リ「あっ! 渡江君だ!
カッコイー!」





ノ「それなー!
今から放送室に
行ってこよっかなー」





さ「ののが行ったら
迷惑になるんじゃない?w」





ノ「ひどー!w
でも鍵かかってるっしょ?」





り「それがさ、古くて
壊れてるんだってー」





放送室・・・
そこなら・・・













~+:;;;;:+~+:;;;;:+~+:;;;;:+~+:;;;;:+~+:;;;;:+~+:;;;;:+





純「いってきまーす!」





純母「早いのね。
月曜日だから
朝練もないのに」





純「課題忘れちゃって。
じゃ、いってきまーす!」





タッタッタッ。





俺は渡江純也。
ふつーに過ごしてる中2。





今日は課題を忘れたから
学校に向かってます。





朝早いし、月曜日は
部活の朝練は
学校の規則でないから
先生以外誰もいないし、
そもそも職員室から
出てこないから1人だ。





でも、





《あー、あー、。
死にたい私の
生き地獄日記》





はっ?
死にたい私の
生き地獄日記?





どうゆーこと?
なんで?
てか、誰がこんなこと。





《〇月○○日。
お弁当箱の中身を捨てられた。
「感謝しなよー」
と言われた》





どうゆうことだ?
俺はその場から
動けなかった。





《次の日。
体操服が切られた。
仕方なく見学すると、
体育教師に何回目だと、
言われた。
ノノ達に笑われた》





体操服を切られる。
そんな漫画みたいなこと・・・





でも放送の声は
決して嘘を言ってるようには
聞こえなかった。





そして、最後に。





《生き地獄にいて
いいことなんてちっともない。
どうか来世は
幸せになれますように》





ぷつっ。
そうして放送は切れた。





俺は信じられなかった。
なんだそれ?
これは、いじめられてる人?





この学校で
こんなことが
あるなんて。





ののっていう人?
その人たちが
この、放送の声の人を
いじめてるんだ。





そうして俺は、
ののっていう人を探した。





案外すぐ見つかった。
特進クラスで
派手な子だった。





純「なぁ。唯和。
このクラスで、
浮いてる子っている?」





唯「さすが生徒会会長。
そんなところまで
つけ込むとは」





そーゆーわけじゃ
ないけどな。





唯「あの子。小林花南。
青井達にいじめられてて、
いつの間にか、
顔が無表情になって
みんなが怖がってる」





唯和が言い終わらないうちに
俺は小林さんのところへ行った。





純「小林さん。
こんにちは」





ザワっ。
みんながヒソヒソと
ざわついた。





花「こ、こんにちは。
えーと」





純「渡江純也です。
きょうは君と
友達になるために来たんだ」





ノ「わーたーえーくーん。
私と話そーよー」





青井が言った。





純「ごめん。
今日は小林さんと
話したいんだ」





花「なんで、私?
私なんかより、
青井さんの方が」





純「じゃ、言わせてもらうよ?
じゃあちょっと待っててね」





花「?」





俺は放送室に向かった。











~+:;;;;:+~+:;;;;:+~+:;;;;:+~+:;;;;:+~+:;;;;:+~+:;;;;:+





純「じゃ、言わせてもらうよ~
じゃあちょっと待っててね」





花「?」





何を言うの?
全く意味がわからない。
だから人と関わりたくない。





その時。





《あー、あー、
聞こえますかー?
渡江純也です。
今日は、
生徒会長として、
そして、俺自身として、
話したいことがあります》





なになにー?
渡江君の話ー?
なんでも聞くー。
そんな声が聞こえた。





《僕はこの前の月曜日、
課題を忘れて、
早めに学校に行きました。
誰もいないはずの学校に、
急に放送が始まりました》





嘘でしょ?
私の放送、
聞かれてた。
やだ。どうしよう。





《死にたい私の
生き地獄日記。
〇月○○日。
お弁当箱の中身を捨てられた。
「感謝しなよー」
と、言われた》





私の放送。
1字1句あってる。
嘘・・・





《次の日。
体操服を切られた。
仕方なく見学すると、
体育教師に何回目だと、
言われた。
ノノ達に笑われた》





ノ「何? これ。
私があいつにしたこと・・・
全部言われてる・・・」





ノノは青ざめながら
言った。





《生き地獄にいて
いいことなんてちっともない。
来世は幸せになれますように》





《そう言って、放送は切れた。
俺はこの学校でこんなことが
起きてるなんて知らなかった。
そして、この放送を流した人は、
いじめられて、
心が壊れてしまった。
ここで、俺は1つ
言いたいことがある。
当たり前のことが出来なくなるくらい
心を壊した人は、
「人殺し」と、何が違う?》





ぶすっ。
私の心から
そんな音がした。





《それに、いじめは
加害者と被害者だけでは
成立しない。
傍観者がいて、
初めていじめになるんだ。
いじめの扉を開けたのは
加害者だけど、その道を進む被害者を
止めることが出来るのに、しないのは、
その人は自分も加害者になる道を
進んだってこと》





その瞬間、私は涙が
止まらなかった。





わかってくれる
誰かがいた。





それだけでとっても
嬉しかった。





《僕達は人を傷つけるために
生まれたの? 違うだろ。
人を愛するために
幸せにするために
生まれてきたんだ》





《以上。
何か言いたいことがある人は
僕のところまで来てください》





私は走って、
渡江君のところへ
向かった。





ガチャリ。
放送室の扉が開いた。





花「渡江君。有難う。
本当に有難う。
私、渡江君のおかげで、
また、感情が蘇った。
もう自殺したいなんて思わない。
だって、私のことを
わかってくれる人が、
味方してくれる人がいるから」





純「ううん。
俺は言いたいことを
言っただけだから」





花「私、渡江君が好き。
初めて声をかけてくれた時から」





そう言って私は笑った。
久しぶりに。





純「俺も」





そうして私は
自分のクラスに戻った。





沙良が謝ってくれた。
そうして、
私は幸せな生活を
送ることができました。







*end*

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