晴れのち男の子

CAST町田 恵里那町田 恵里那

作者:リヴ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2019.02.17

エリナ「あー、
好きな人ほしーなー」





リン「エリナちゃんは可愛いから、
すぐ彼氏できるよ」





リンちゃんが
そう言って笑った。





エリナ「リンちゃんのほうが
数百倍可愛いよ。
私に彼氏? ないよ。
ここ何年も恋してないし」





私、町田エリナは
恋に憧れるお年頃。





でも、彼氏も
好きな人もいないの。





もうすぐ中3なのになあ。





エリナ「リンちゃんこそ、
彼氏候補がいすぎて
困るんじゃない?」





リン「まさか~。
ありえないよ~」





レオン「高田、ちょっといい?」





リン「えっ。い、いいよ!」





エリナ「これはもしや・・・」





リン「もう。
冷やかさないでよ」





リンちゃんとレオンが
教室から出て行く。





告白かな?





リンちゃん、レオンのこと
好きだからなあ。





告白だといいな。





リンちゃん、
可愛いからモテモテで、
レオンも人気がある。





付き合ったら
美男美女のカップルだ。





リン「エリナちゃあああああん!」





エリナ「お! これはひょっとして・・・」





リン「レオンに告白されたのー!!」





エリナ「わあ! おめでとー!」





リン「嬉しい! 夢みたい」





エリナ「とうとうリンちゃんも
リア充かあ」





リン「えへへ。
次はエリナちゃんの番だね」





エリナ「どうかなあ。
ありえない気がする」





ほんとにありえない。
絶対にね。





リンちゃんはレオンが
部活終わるのを待って、
一緒に帰るんだって。





付き合った途端
ラブラブだ(笑)





私は1人で
帰らないといけない。





レオンと付き合ったリンちゃん、
すっごーく幸せそうで、
ちょっぴりうらやましかった。





エリナ「はあ。
素敵な男の子が
空から降ってこないかなー」





ユウヤ「ちょっとそこ危ない!」





エリナ「え?」





ユウヤ「上!」





エリナ「上? って、きゃあ!」





男の子が
空から降ってきた。





私はその下敷きに
なってしまった。





エリナ「うぅっ」





ユウヤ「大丈夫!? ごめん。
まさか人がいると思わなくて」





エリナ「あの・・・
どいてもらえませんか。
立てない・・・」





ユウヤ「わっ。ごめんなさい」





やっと男の子が
どいてくれたので、
私はようやく
立ち上がることができた。





ああ、びっくりしたあ。
なんで急に降ってくるの?





ユウヤ「ごめん!
こいつが逃げちゃって。
高いところが好きなんだ、こいつ」





エリナ「わあ。子猫だ!」





ユウヤ「チビのくせに調子乗って、
木に登って降りれなくなってたんだ。
で、正義のヒーローの俺が救出して、
飛び降りようとしたところに
君が通りかかったってわけ。
君、名前は?」





エリナ「町田エリナです」





ユウヤ「その制服ってことは
二コラ学園か。同じだね」





エリナ「えっ。何年生ですか」





ユウヤ「俺は2年D組の
石田ユウヤ」





エリナ「同じ学年なんだ」





ユウヤ「ほんと今日はごめんね。
またお詫びするから、
それじゃ!」





エリナ「えっ」





エリナ「いっちゃった・・・」













*。・ 翌日 ・。*





エリナ「はあ・・・」





リン「ん? どうしたのー?
ため息ついちゃって」





エリナ「リンちゃーん!」





リン「ど、どしたの?」





エリナ「実はね・・・」





私は昨日会った
ユウヤとのことを
全て話した。





リン「エリナちゃん、
一目惚れしちゃったの?」





エリナ「ひ、一目惚れ!?」





リン「石田ユウヤ君。
聞いたことあるよ。
動物が好きなんだってね」





エリナ「そうなんだ。
また会えるかな?」





リン「お詫びするって
言ってくれたんでしょう?
向こうから会いに来たり
するんじゃない?」





エリナ「うーん。どうかなあ」





今日もリンちゃんは
レオンと帰るの。





帰り際に、レオンに





「リンちゃんを
たいせつにしなさいよー」」





ってからかったら、
2人して
顔真っ赤にしてた。





可愛いカップルだな。





ユウヤ「よっ、エリナちゃん」





エリナ「わっ。ゆ、ユウヤ君」





ユウヤ「ユウヤでいいよー。
で、時間ある?」





エリナ「あ、あるけど・・・・・・」





ユウヤ「じゃ、来て!」





ユウヤが私の手を取って
駆け出した。





私の手は冷たいのに、
ユウヤの手はとても暖かい。





どうしよう。
ドキドキして
おかしくなりそうだよ。





ユウヤ「はい。とうちゃーく」





エリナ「あっ、昨日の猫ちゃん」





ユウヤ「可愛い顔してるだろ」





エリナ「可愛い~。癒される~」





ユウヤ「猫好きなの?」





エリナ「大好きだよ!」





ユウヤ「見せたいのは
こいつだけじゃないんだ」





エリナ「え」





ユウヤ「ほらっ」





エリナ「わあ! すっごい・・・
きれいな夕日・・・」





ユウヤ「見せたかったんだ。
昨日のお詫び」





エリナ「きれい・・・
ありがとう」





ユウヤ「あのさ、」





エリナ「ん?」





ユウヤ「猫の次でいいから、
俺のこと、
好きになってくれないかな?」





エリナ「え」





ユウヤ「ははっ。迷惑か」





エリナ「そ、そんなことない!
嬉しいよ」





ユウヤ「ほんとに?」





エリナ「うん」





ユウヤ「よっしゃっ。
うれしー」





エリナ「でも、だめ」





ユウヤ「えっ。あ、そっか。
わかった」





エリナ「猫の次じゃなくて、
1番好きだよ!」





ユウヤ「えっ、ほんとに?」





エリナ「うん!」





ユウヤ「ありがとう!」





いつかリンちゃんたちと
ダブルデートしたいな。







*END*

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