君にエール

CAST安村 真奈安村 真奈

作者:イェリ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2018.08.13

体育祭まであと3日!!!
いや、やだよ((





どうも、安村です。





体育祭とかやだよー。
運動出来ないし・・・
って思ってる中2です。





「まーな!!」





何!?





「・・・かなみか・・・」





「え!?
かなみかって何よ!?
そんなに嫌なの!?」





「うーうん
かなみ大好きだよー(棒)」





「なにやってんのよ、
もう」





こっちは、
かなみとりん。
2人とも私の親友。





「いよいよだねぇ・・・
体育祭」





「ほんとにやだ((」





「まな、頑張れ・・・」





かなみとりんは
運動部で、
私だけ文化部。





いいよね、
運動部は・・・





学級対抗も
抵抗ないものね・・・





あ、学級対抗って言うのは、
学級対抗リレーのことで
クラスを2つに分けて競う
リレーのことだよ!!





嫌だよ((





まあ、やったるでぇー((













*。・ 体育祭2日前 ・。*





今日は
応援練習をしてる。





私、正直応援とか
熱血とか
暑苦しくってしょうがない。





まあ、ちゃんとするけど。





でも、この日は違った。





同じクラスの、渡江。





「渡江くん!!
かっこいいね!!」





「あ、あざっす」





話しかけたのは、
なるみ先輩だった。





なるみ先輩は、バリバリ
運動できます系の人で、
今回私たちの団の
副団長をしている。





あ、団長は
しょーたろー先輩(適当)。





しょーたろー先輩は
女子にモテる。





応援するたびに
黄色い声援・・・





やめろ・・・
耳が痛い・・・





その日はなんだか、
胸がモヤってする日だった。













*。・ 体育祭前日 ・。*





体育祭準備をした。





テントを女子に持たすって
先生馬鹿なの!?





「安村ー、手伝うよ!!!」





わ、渡江来た・・・





「あ、ありがと」





「なんでこんなの
持たされたの・・・?」





「さあ、
先生馬鹿だから・・・www」





「うっわぁ
言っちゃったよwww」





良かった、
ちゃんと話せてる。





「あ、あとさあ。
今日、学級対抗の練習するから
残ってくれる??」





「げ」





「げってなんだよwww」





「いや私、
リレー嫌いだし・・・」





「ま、勝てそうなんだけど、
念の為な」





「ほとんど
渡江くんのおかげです」





リレーねぇ・・・
勝ちたいけど・・・





「渡江くん」





「・・・なんすか?
先輩?」





「明日ね、優勝したら、
付き合ってくれないかな?」





「え?」





「好きなんだ、
渡江くんのこと」





「・・・・・」













*。・ 体育祭当日 ・。*





「ねえ!!
聞いた??」





「うん!!
聞いた!!
やばいね!!」





「渡江くん、
なるみ先輩と
付き合ってるんだね」





「やばーい!!
まじで?」





え。え。え。





えええええ!?





渡江が
なるみ先輩と?
付き合ってる?





「まな? まーな??
大丈夫??」





「え?」





「まな? なんで
泣いてるの?」





え? 私
泣いてる?





「りんー
ティッシュ~」





「いや、自分で
持っとけ!!」





「やだよー」





「もーそんなことより
かなみー!!」





「どしたの?」





「なんかあった?」





なんで。なんで。
なんで。なんで。
私は・・・





「私・・・
泣いてる?」





「え」





「ほんとに
どうしたの、まな!!」





「りん!!
落ち着いて・・・」





「わかんない・・・
なんで?」





あ、そうか。
私は。







・*・――・*・――・*・





「続いて、2年生の
学級対抗リレーです」





「まな、大丈夫?」





「うん、頑張る。
かなみ、りん、
ありがとう」





私がバトンを渡すのは、
渡江。





大丈夫、
何度も練習した。





渡江・・・





「まな」





「・・・?
渡江?」





「これ、
交換しよう」





そう言って
出してきたのは、
ハチマキ。





嬉しかった。





大丈夫って
言ってたけど、
足が震えてたから。





「ありがと、
頑張るよ」





「おうっ!!」





渡江くんは、先輩と
付き合ってるんだ。





悔しいけど
でも、今は
君にエールを送りたい。





どんな結果でも
先輩と頑張れって。





「よーい!!
START!!」





1走者が走り出した。





もうすぐ、もうすぐ。





前の走者の
かなみが来た。





「まな!!
任せた!!」





頷いて、走る。





私、気づいたよ。





渡江くんのこと、
好きなんだ。





だから、
もやっとした。





だから、
涙が出た。





だから、ハチマキ
交換してくれて、
すごく嬉しかった。





だから、
今度は私が
君を応援する番だよね。





練習に付き合ってくれた。





荷物持ってくれた。





ハチマキを交換してくれた。





本当に、
ありがとう。





「まな!!」





渡江くんの、声。





「ここまで来いっ!!!」





「わ、渡江っ!!!
頑張って!!!」





「おうっ!!」





私が、君に。





届け、エール。













・。・。・。・。・。・。・。・。





今は解団式。





今年も
先輩の青春が
終わった。





私たちの団は、
優勝した。





リレーは、
負けちゃったけど
すごく良かった。





「渡江、これ、
洗って返すね」





「あ、それはやめて・・・
恥ずいから」





え?
それって
どう言う意味・・・?





「え?」





「は、ハチマキの・・・
内側・・・///」





「え」





“好きだ”





「え?」





「俺、安村が
好きなんだ・・・///」





「え? だって、
なるみ先輩と・・・」





「ちげーよ!! 実は」











.――――――――――――





「渡江くん」





「・・・なんすか?
先輩?」





「明日ね、優勝したら、
付き合ってくれないかな?」





「え?」





「好きなんだ、
渡江くんのこと」





「・・・ごめんなさい、
俺、好きな人がいます」





「まなちゃん?」





「はい・・・」





「そっかァ、
じゃあ頑張ってね」





「先輩、
ありがとうございました」





「ううん、
気にしないで」







.――――――――――――





「と、言うわけでぇ」





「・・・・・」





「え? ちょっ!?
なんで!?」





「何・・・?」





「いや、なんで
泣いてんの!?
俺なんかした!??」





え。
良かったぁ。





てか、私の勘違い・・・





「私も好き。
じゅんや」





「・・・///」





「何照れてんの!?
リレーの時に
どさくさに紛れて
私の名前
呼び捨てだったくせに!!」





「いや、だって、
改めて呼ばれると
実感ないし」





「知らないし!!
ああ、もう・・・///」





「まな」





「な、なに!?」





「大好き」





「ぅん・・・///」





君を応援するって
言ったけど、訂正。





君を好きな人を
応援してください。





だってまだ私は
恋愛相談初心者だし。





君の気持ちに
気づくことが
出来なかったから。













*。・ おまけ ・。*





「振られちゃった・・・」





「多田ーってえ!?」





「あ、しょーたろー」





「どどどどどどどどどうした!?
ななななな何があった!?」





「違うの!!!
何も・・・」





「なんでもいいから、
俺に言ってよ」





「え?」





「俺、多田が好きだ」





「え」





「副団長として、
俺を支えてくれて、
ありがとう。
今度は俺が、
多田を支えたい」





「・・・もうとっくに
支えられてるよ・・・」





「え?」





「もう、
惚れちゃうでしょ・・・」





「え?」





「好きだよ」







*end*

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