まなは、お嬢様!?!

CAST安村真奈

作者：ういらぶ

2018.12.12

私は安村真奈。

日本１といっても過言ではない
超お嬢様学校ニコ学に通っている
中学２年生。

私のお父さんは
日本株式会社の社長。

そして、この学校には
庶民を学校から追い出すという
ニコ退という
昔からの制度がある。

そのリーダーが
わたしの幼馴染みのゆいと。

ま「眠たかいと！
（わたしのしつじ）」

か「はい！
どうされましたか？」

ま「送って！　寝坊した」

か「了解しました」

ま「お父様、
行ってきます！」

＊　―――　＊　―――　＊

学校で――――

り「まーな！
今日は遅かったね！
どうしたの？」

ま「ちょっと
寝坊しちゃってね」

か「そーなの?!笑笑
なんか、今日から
ニコ退される子がいるって、
噂になってたんだよ」

ま「そーなん?!
誰だろう」

か「あっ！
噂をしたらゆいとだ」

クラスのみんな「きゃーゆいと様ー」

ゆ「おい、みんな聞け。
今からニコ退を開始する。
ニコ退は高田凛！」

ま「えっ！
りんちゃん？」

り「そんな、
わたしじゃないです！
なにかの間違いです！」

か「えー、でも、庶民なんか
ニコ学には
必要ないんだけど」

実はかなみの会社が倒産して
りんにお金を
払ってもらっていた。

そのため、りんの家は
貧乏になった。

ま「ゆいと！
ひどいよ」

ゆ「ごめん。
そんなつもりじゃ
なかったんだ」

ま「りんに謝って！」

ゆ「高田。ごめん。
証拠もないのに傷つけて。
でも、まなのおかげで俺は
これからのニコ学を
作っていこうって思えた。
ありがとう。
俺とつきあってくれ！
（ひざまずいてみんなの前で）」

ま「はい！
わたしでよければ」

ゆ「まな！　大好きだ！
（抱きつく）」

り「おめでとう。
まなちゃん!!」

学校のみんなに
祝ってもらえる。

め「わたしは幸せだー（叫ぶ）」

＊ＥＮＤ＊