人気者の初恋

CAST安村 真奈安村 真奈

作者:HIKARI

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2019.12.16

安村マナは、JCの間で
人気のファッション雑誌、
「nicola」で活躍中の
大人気モデル。





その人気はすごまじく、
今ドラマ、「人気者の初恋」で
クラスのマドンナ役で
主演を務めるほど。





ある日、めったにない
休暇をもらったマナは、
息抜きに趣味の読書を
楽しむため、
近所の小さな図書館に
やってきた。





この図書館は小さく、
人はめったに来ない。





ここなら、ゆっくり
1人の時間を
過ごすことができる。





ギギィ・・・





古ぼけたドアを開け、
奥に進んで行くと、
机の上に顔を伏せて寝ている
同い年くらいの男の子がいた。





勉強していたのだろう。
近くにはシャーペンや
ノートが置いてある。





マナはなぜだか気になり、
男の子の向かいの椅子に座り、
ノートの名前のところを見ると、





「古川リュウタロウ」
と書かれていた。





マナはリュウタロウの
顔を見つめる。





その時、リュウタロウが
ハッと顔を上げた。





マナとリュウタロウは
目が合った。





「「え?」」





普段は人見知りなマナだが、
この時は自然と声が出た。





「な、何の勉強
してるんですか!?」





一瞬、驚いた表情をした
リュウタロウだったが、
メガネの奥で
ニッコリと笑って答えた。





「科学です」





その眩しい笑顔に、
マナは胸が
ドキドキするのを感じた。





それから2人は
色々な話をした。





学校のこと、好きなこと、
自分のこと・・・





リュウタロウは、やっぱり
自分と同い年の
中学3年生だった。





そしてこの図書館には
中間テストの勉強をしに、
1週間前から通っていると
教えてくれた。





別れ際、マナは
顔を真っ赤にしながら、





「ま、また
ここに来てもいい!?」





「うん」





リュウタロウは
また眩しい笑顔で
ニッコリとしながら答えた。













*・*・・・*・・・*・*





翌日。





学校の休み時間、マナは
親友の林メアリを捉まえて
相談していた。





「ねえ、この気持ちって
なんなんだろ?」





「いやいや~、
恋に決まってるでしょ~
これは~」





「やっぱり?」





「それにしても、
ちょこっと話しただけで
マナを惚れさせるなんて~、
やるね~♪」





メアリは何だか
嬉しそうだ。





「どうしたら彼に
気づいてもらえるのかな・・・?」





「うーん・・・」





2人はしばらく
考えていたが、
突然メアリが
ポンッと手を叩いた。





「この方法があったか!」





「え? 何々?」





するとメアリは
マナの口に手を当てて、





「マナしか使えない
方法があるの♪」





と言って、
ニヤリと笑った。













*・*・・・*・・・*・*





翌週。





テレビ局の前に
リュウタロウが立っていた。





ちらりと
腕時計を見たその時、





「リュウタロウくーん!」





マナは、出演中の
ドラマの撮影見学に
リュウタロウを誘ったのだ。





「マナちゃん、
今日はよろしく」





「うん! じゃあ、
撮影する公園こっちだから!
ついてきて!」





公園では、もう監督や
カメラマンなどの
スタッフが集まっていた。





1時間後。





撮影は無事終わり、
解散となった。





「マナちゃん、
お疲れ様。
すごくよかったよ」





「ありがと・・・う」





すると、マナの顔に
ふふっと笑みがこぼれた。





そして、





「私、やっぱり
この人のことが好きだなー」





つい、
告ってしまった。





顔を真っ赤にして
手で顔を隠すマナを
リュウタロウは
驚きの表情でじっと
見つめていたが、
またあの眩しい笑顔で、







「僕も」







*終わり*

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