光り輝く木の下で

CAST林芽亜里

作者：真奈美

2020.12.24

私は林芽亜里。
中学１年生です。

恋はまだしてません（^^;;

小学校の友達とは
中学校別々に
なっちゃったけど
今でも仲良い人はいます。

その中の１人
紀田直哉とは
すっごく仲良い
親友でした。

直哉「芽亜里
久しぶり！」

芽亜里「久しぶり、直哉！
それで急にどうしたの？」

直哉「いや、今度一緒に
食事しに行きたいな～って
思って」

芽亜里「別に良いけど
それなら会わなくても
よかったじゃん！（笑）」

直哉「あっ確かにｗｗｗ
ごめん」

芽亜里「別に良いよ」

直哉「有難う！
じゃあ今週の土曜日１８時に
○○レストラン集合な！」

芽亜里「オッケー」

＊。・　土曜日　・。＊

直哉「・・・芽亜里
遅いな・・・」

芽亜里「はっはっ（息切れ）
ごめん直哉、
支度に手間取った」

直哉「遅いぞ芽・・・って///」

芽亜里「うん？
どうした？」

直哉「いや、別に・・・
（いや可愛すぎだろ///）」

芽亜里（どうしたんだろ？
今日の服変だったかな？
頑張ったのに・・・
いやっ直哉のため
じゃない・・・よね？）

直哉「じゃ行くぞ」

芽亜里「うん」

＊。・　レストラン内　・。＊

芽亜里「この料理美味しい」

直哉「良かったな、
それでさ、
話があるんだけど、」

芽亜里「（えっ、まさか??）何？」

直哉「クリスマスさ、
予定空いてる？」

芽亜里「（違うよな？）
空いてるけど、
どうして？」

直哉「芽亜里さ、小さい頃
イルミネーション行って
めちゃくちゃ喜んでたじゃん、
でも最近受験やなんやらで
行けなかったから
ひと段落した今年
行こうかな？　って思って」

芽亜里「（覚えてくれてたんだ、
優しい///）
うん、行きたい」

直哉「じゃ行くか、２人で！」

芽亜里「えっ２人で??
他の仲良い友達も誘って
みんなで行けば良いのに」

直哉「２人で行くの
久しぶりだろ、
だから」

芽亜里「・・・分かった、
行こう、２人で」

直哉「じゃあクリスマスの日
同じ１８時に
○○坂のイルミネーションで
集合！　オッケー？」

芽亜里「オッケー」

＊。・　芽亜里宅　・。＊

芽亜里「・・・２人でなんて
気まずくなるに
決まってるじゃん！
馬鹿なの？
まぁ優しいんだけどね・・・
ってときめいちゃダメだ、
芽亜里。
もう楽しみに待つしか
ないよね??」

＊。・　直哉宅　・。＊

直哉「あ～とうとう芽亜里との
デートだ。
てか、今日の服装も髪型も
顔も可愛かったな。
２人でって言った時の反応、
めちゃくちゃ
顔真っ赤にしてて・・・
待てよ、２人って
気まずいじゃん！
（※こいつは馬鹿です）
やべ、でも覚悟は
決めてるから、あれを
絶対成功させて見せる」

＊。・　クリスマス当日　・。＊

直哉（ドキドキドキドキ）

芽亜里「直哉？
お～い」

直哉「よっ芽亜里
（想像通り可愛すぎます///）」

芽亜里「早く行こう。
（今日なんか直哉、
かっこいいな・・・）」

＊。・　イルミネーション会場　・。＊

芽亜里「うわ～
想像以上に綺麗」

直哉「だな。
来れて良かった」

芽亜里「ほんと、
今までの苦労が
癒やされていく感じ」

直哉「・・・芽亜里」

芽亜里「何？」

直哉「綺麗だな・・・
お前が」

芽亜里「だよね、
ってえっ??」

直哉「小学校の頃から
ずっと可愛いって思ってた」

芽亜里「直哉・・・
（ギュッ、
直哉に抱きしめられる）
っ///」

直哉「芽亜里、好きだ。
俺と、こんな俺だけど、
これからもずっと
隣にいてくれる存在に
なってくれないか？」

芽亜里「（こんなことされたら
惚れちゃうじゃん！）
・・・良いよ、
お願いします」

直哉「こちらこそ」

光り輝く木の下で
私は初めての恋をし、
初めての彼氏が出来ました。

＊ｅｎｄ＊