魔女はすっごく惚れっぽい。

CAST小林 花南小林 花南

作者:モモッチ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.09.13






私の名前は、
小林カナミです。





私は人間と
○○のハーフです。





それは、
魔女です。





でも、人間は魔女のことを
信じないので





誰にも言ったことが
ありません。





だからただの人間の
ふりをしています。





マホ「カナミー。
あのね学校の七不思議でね、
この学園に魔女が封印されている
本があるんだって。
それで親友の2人で
図書室に行くと
ある本がひかるんだって!」





カナミ「マホ、
それ信じてる?」





マホ「そんなわけないじゃん」





マホは、私の親友で
怖い話や
学校の七不思議が
大好きな友達なの。





マホ「でもこの学校って
全ての七不思議が
魔女の話なんだよね」





カナミ「そうなんだ?」





本当に魔女が
封印されてるのかな?





マホ「他にも12時0分0秒に
東館の女子トイレの上を見ると
美女の魔女が浮いてるんだって」





カナミ「こっわ!」





今目の前で話してるの
魔女と人間のハーフだよ。





コウショウ「まじで封印のやつ
試してみない?」





マホ「き、聞いてたの!
何言ってんの
いるわけないじゃん」





見ての通りマホは、
戸部コウショウ君のことが
好きみたいです。





ヨシト「やってみたら
面白そうだね」





コウショウ「俺らとお前らで
どっちが出るか?
出なかった方が出た方に
クレープおごるでいいから」





カナミ「ちょっと楽しそう」





本当に封印されてたら
出てくるはずだし。





ま、そんなことは
ないと思うけど。





マホ「カナミまで
やる気なの?」





コウショウ「なんだ。
マホは、
魔女が怖いのか?」





マホ「こ、怖いわけ
ないじゃん・・・」





コウショウ「後悔しないな」





マホ「なんの後悔するのよ」





カナミ「じゃ今から
私たちが先ね」





マホ「今日土日だから
図書室誰もいない
でしょうしね」





ヨシト「俺ら図書室の前で
待ってるわ」





カナミ「うん、お願いね」





マホ「じゃあ入るよ」





カナミ「うん」





ガラガラ





マホ「ちょっと
ドキドキするわ。
でも何にもならないね」





マホがそう言った時
ある本が光って
浮き出した。





マホ「きゃ、キャー」





ガラガラ





コウショウたちが
入ってきた。





コウショウ「何があった?」






ヨシト「見ればわかるだろ。
本が光って浮いてる。
七不思議通り」





マホ「七不思議って
嘘じゃないの?」





ヨシト「俺らもそう思ってたけど」





マホ「カナミ
近づいたらダメ。
魔女に殺される、
カナミ戻ってきて」





カナミ「大丈夫、
自分のことは
自分で守るから」





マホ「何言ってんの。
七不思議通り行ったんだから
次は魔女に殺されるのよ」





カナミ「初めまして。
七不思議って
本当だったんですね」





???「ああ、そうだが」





マホ「ほ、本が喋ってる?」





カナミ「あなたのお名前は?」





???「俺の名前?
そんなの聞きたがる人
見たことないな。
みんな逃げるから」





カナミ「そうでしょうね、
みんな魔女は怖いもの」





ヨシト「お、おいカナミ。
なんで本と話せるんだ」





カナミ「大丈夫、
危なくないわ」





マホ「そういう話じゃなくて。
なんでこんな時に
冷静なのよー」





カナミ「話は後で。
それで名前を
聞きたいんだけど」





???「ああ、教えてやるよ。
お前の・・・
カナミだっけ?
カナミのその勇気に免じて」





カナミ「ええ、ありがとう」





???「俺の名前は、
懸樋オオゾラ
美男魔と言っとくは」





マホ「オオゾラって名前なの」





コウショウ「マホもどうして
冷静でいられんだよ」





マホ「カナミは冷静だから
カナミにとって
おかしなことじゃないなら
もういいかなって思ってね」





オオゾラ「俺をこの本から
解放して。
封印を解け」





ヨシト「俺らには無理っすよ」





オオゾラ「そんなことはない。
この中の1人は魔女だ」





ヨシト「魔女そんなわけ・・・」





カナミ「あらあら
みんなの前で
なぜバラす必要が
あったのかしら、
全くわからないわ」





オオゾラ「早く封印を解けと
言ってるだろ」





カナミ「わかったわよ」





カナミが魔法の言葉を
唱え出した。





マホ「な、何がどうなってるの!」





コウショウ「知らねえよ、
カナミにきけ」





ヒューヒュー





そして本の中から
オオゾラという
カナミたちと
同い年くらいの
美男魔? が出てきた。





オオゾラ「ありがとうカナミ。
俺の封印を解いてくれてな」





マホ「ちょっと待って、
封印されてたってことは
何か悪いことをしたからだよね。
カナミこの後厄介なことに
なりそうだから
逃げようよ」





カナミ「それは無理ね。
もうマナが図書室からは
誰も出られないように
してるから」





ヨシト「お、おい嘘だろ。
これ夢だよな」





カナミ「本当に
そう思ってるの?」





3人「・・・」





オオゾラ「俺が封印された理由は、
悪い魔女を倒そうとした時
悪い魔女に封印されてしまった。
だから、その魔女を倒すために
ずーっと魔女が来るのを
待っていたんだ。
やっときた魔女は
人間とのハーフだったけどな」





マホ「わ、私たちだけは
逃してください」





オオゾラ「お前は何を言ってるんだ。
俺は人間を殺すことを
考えてはいない」





カナミ「そうでしょうね。
まず第一に魔女が人間を
殺すことは考えられない。
というか魔女のが上の人だけど
ある時契約を結んだから
人間を殺すことは
禁止されているのよ」





コウショウ「まじでカナミ
魔女だったのか」





オオゾラ「ただし今、俺が封印から
解けたことがバレては大変。
そういう時だけ
人間を殺していいんだよな。
人間との契約にもそう書かれている。
だからここであなたたちを
殺さなくてはならない。
今の話はわかったか?」





ヨシト「大丈夫だ。
俺らはバラさない。
100%だ」





オオゾラ「そんなことは
信用ならない。
しかも今の時代は魔女なんて
100万人に1人いるか
いないかなんだ。
魔女がいるなんてバレたら
大変なことが起きるしな。
だからお前らにはここで」





カナミ「その話
ちょっと待ちなさいよ。
オオゾラは私の家に住んでいい。
お母さんは魔女は大歓迎。
そして私のお兄ちゃんとして
生まれてきたことにしてあげるわ。
そしておんなじ学校に通っていい。
これが揃えば心配はないでしょうね。
この3人は私が見張っておくからね」





オオゾラ「それでも信用は」





カナミ「してくれるのね。
ありがとう。
じゃあ早速うちに来て頂戴。
いろいろ手続きがあるの」





オオゾラ「ああ、しょうがねえな。
俺はお前について行ってくよ」





マホ「カナミが
魔女だったとは」





コウショウ「俺これから
カナミとは
話さないようにしよう」





マホ「それはダーメ」













*。・ 次の日学校で ・。*





カナミ「うるさいわ。
そこまでおオオゾラ
かっこよくないでしょね」





マホ「そうだけど、
あの1件があって
コウショウと付き合えるように
なったから
カナミにお礼をしなくちゃね」





カナミ「そんなこといいから」





オオゾラ「カナミ
ちょっとこい」





カナミ「何よ。お前
好きな人いんのか?」





カナミ「魔女なのに
そんなこと言うの」





オオゾラ「いいから答えろよ」





カナミ「いるわよ。
でも誰だかは内緒ね」





オオゾラ「ああ、わかってる」





カナミ「それじゃあね」





オオゾラ「あ、ああ」





ぜっていに
告白されて見せるぜ。











*。・ 教室で ・。*





マホ「告白だった?」





カナミ「んなわけないでしょ。
マホはどんな妄想して
待ってたのよ」





マホ「それも悪くないって
思ってない?」





カナミ「あんた魔女なの?
心読めるって」





マホ「探偵ですから」





カナミ「まあ、オオゾラなら
私に似合うんじゃないって
思っただけだからね」





マホ「嘘でしょうねー」





あの1件から
私はオオゾラのことが
好きになってしまった。





馬鹿みたいだけど
魔女は惚れっぽいらしい。





あの時オオゾラが
私の話を了解してくれて
マホたちが殺されなくすんで





なんだかんだ言って
今まで会ってきた魔女?
より素直だったから
好きになってしまった。





でも、きっと告白は
できないけどね。





オオゾラ「俺、カナミのこと好きだ」





カナミ「!!!」





オオゾラ「お遊びで
言ってるんじゃない。
本当にお前が好きだ。
あの時から」





カナミ「私たち兄妹じゃない」





オオゾラ「義兄弟だろ。
俺の苗字は懸樋だろ。
お前の苗字は小林で」





カナミ「ありがとう」





オオゾラ「はい?」





カナミ「私のこと
好きになってくれてありがとう。
私も大好きだから。
本当に愛しているからね」





オオゾラ「ああ、俺もだ」







*HAPPY END*

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