潮辛い海、甘い恋

CAST阿部ここは

作者：赤色わんわん

2020.07.30

ココハ「おーい、
メアリも泳ごうよー」

メアリ「明後日
お仕事だからいいー
楽しんできてー」

ココハ「えーせっかくの
メアリとの海なのに」

こんにちは、
阿部ココハです。

今日は親友のメアリと
海に来ました！

ちなみにメアリは
今をときめく
次世代モデルとして
活躍中の芸能人なんです。

焼けちゃうから
海来たのに
泳がないらしい、、、（笑）

メアリと海に来れただけでも
嬉しいけどね。

レオン「あの子
めっちゃ可愛くね」

コウショウ「ほんとだ笑
話しかけに行こーぜ」

レオン「おねーさん
可愛いっすね。
連絡先教えてくんね」

メアリ「えっと、
どちら様ですか」

あれはナンパ!?

今どきナンパなんて
するやついるんだ、、、（笑）

ってナンパされてるの
メアリじゃん！
助けに行かなきゃ。

ココハ「あなた達
何してるんですかー、
メアリに手を出したら
ただじゃおかないよー！」

ユイト「すいません、
こいつら海に来て
調子のっちゃって笑
まぁでも大人数の方が楽しいし
一緒に遊ばない？」

ココハ「そういうことなら、
一緒に遊びます？」

こうして私たち５人は
海で遊んだ。

（と言っても
メアリとナンパ男子達は
テントの下で
ずっと話していたけど）

ユイト「ココハちゃん
あっちの浜辺いかない？」

ココハ「いいですよ」

・・・・・・・・・・・・
夕日に照らされた浜辺
・・・・・・・・・・・・

ユイト「会ったばっかりなのに
今日はゴメンね。
あいつらバカだから
ナンパのやり方
知らないんだよね（笑）」

ココハ「ってことは
作戦だったんですか!?」

ユイト「まあね（笑）」

ココハ「で、なんで私を
呼んだんですか？」

ユイト「ココハちゃんに
伝えたいことがあるんだ。
今日初めて会ったけど、
その笑顔に惚れました。
付き合ってください」

ココハ「私もユイト君に
伝えたいことがあるの。
そのずる賢いとことか（笑）
遊んでいるうちに
自然に笑顔になれるとことか
好きになってしまいました」

ユイト「返事をくれないか」

ココハ「もちろん、はい。
付き合ってください」

ユイト「本当に、ありがとう」

ココハ「でも遠距離恋愛に
なっちゃうね」

ユイト「だね。
会える時は
たくさん会おう」

・・・・・・・・・
　翌日　学校
・・・・・・・・・

ココハ「昨日は楽しかったなー
次いつ会えるかな」

レオン「おい、ユイト、
昨日楽しかったな！」

ユイト「そうだね」

ココハ「ん、ユイト？
それにこの声？
まさか!?」

・・・振り返ると
そこには昨日私に
告白してくれた人が・・・

ココハ「ユ、ユイト君!?」

ユイト「気づいた？（笑）」

ココハ「知ってたの!?」

ユイト「さっき廊下歩いてるのが
見えたんだよ。
金曜日、転校してきたんだ。
ココハちゃん
金曜日休みだったから、」

ココハ「やったー。
それじゃ毎日一緒に
登下校できるじゃん！」

メアリ「良かったね、ココハ」

ココハ「うん！
ってメアリは金曜日
転校してきたこと
知ってたんじゃ・・・」

メアリ「知ってたよ。
ユイト君とココハ見てたら
いい感じになりそうだなーと思って
一芝居うったの。
演技のお仕事にも繋がるしね。
２人が私が思い描いてた通りに
動いてくれて良かった（笑）」

レオン「で、メアリちゃん
俺と付き合って
くれるんだよね！」

コウショウ「いや、俺とだよ」

メアリ「一旦考えさせて」

ココハ「もーメアリー」

こうして、
私のリア充ライフは
始まったのです。

メアリがどっちと
付き合ったのかというと、、、
秘密ですっ（笑））

＊ｅｎｄ＊