なんだか乙女な安村さん

CAST安村 真奈安村 真奈

作者:りなまなくるみんちょ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.07.05






私、安村マナ。
ニコ学に通っている、
中学3年生ですっ。





そんな私ですが、
悩みがあるんです。





それは、男みたいって、
クラスの男子から
めっちゃ言われること。





その代表の男子がこいつ、
紀田ナオヤ。





ナオヤとは小学生の頃からの
付き合いで、毎日のように
「お前、男みたいだよな」
って言われてる。





まぁ、認めざるおえない
女子力のなさなんだけど。





はぁ、今日もまた、
言われるのかな・・・





そう思いながら
学校へ向かった。





マナ「おはよう、クルミ!」





クルミ「マナ~、遅いよ~」





クルミは私の大親友。
女子力もあって
私の憧れの女の子でもある。





マナ「寝坊しちゃって・・・」





ナオヤ「おい安村、
お前また寝坊か?
ほんと男みてぇ」





マナ「男みたいって、失礼な!!」





クルミ「マナは見た目は
可愛いんだから、
中身も女の子らしくなれば
めっちゃモテると
思うんだけどな~」





マナ「クルミまで!」





先生「席替えするぞ~。
席につけ~」





マナ「そうだ、
今日席替えだったね」





クルミ「せっかくマナと
近くの席になれたのに、
また離れちゃうんだ~」





ナオヤ「俺はうるさい安村と
離れられて良かったわ」





マナ「私もうっざいナオヤと
離れられて光栄ですわ」





席替えの紙が
黒板に貼られた。





マナ「隣の席は・・・
戸部コウショウ?」





あ~、あの地味男か。
微妙・・・





そう思いながら
席を移動した。





マナ「コウショウ君・・・って
呼んでいいかな?
よろしくね!」





コウショウ「よろしく」













*。・ 休み時間 ・。*





クルミ「マナ、席替え、
コウショウ君と隣でしょ?
どんな感じ?」





マナ「ん~、私テンション
高いじゃん?
だからコウショウ君に
迷惑かけそうで
悪いな~って感じ」





ナオヤ「コウショウ、
安村と隣って
どんまいだな~」





マナ「何よそれ、失礼ね」





授業中、コウショウ君に
話しかけてみた。





マナ「コウショウ君、
ここ、わからないんだけど
教えてもらえる?」





コウショウ「ここは・・・」





マナ「ありがとう、
コウショウ君って
頭いいんだね」





コウショウ「安村さんって・・・」





マナ「?」





コウショウ「安村さんって
可愛いね」





マナ「え? 私が?」





コウショウ「う、うん」





マナ「そんなこと
言ってくれたの、
コウショウ君が初めて・・・
もう1回言って!」





コウショウ「やだよ~」













*。・ お弁当の時間 ・。*





マナ「聞いて~、コウショウ君ね、
私がわからないところあって
聞いたら、めっちゃ丁寧に
教えてくれたの。
それに・・・」





クルミ「それに?」





マナ「ううん、
なんでもない」





クルミ「へぇ~、
なんかあった?」





マナ「なんもないよ~」





ナオヤ「・・・」





マナ「ナオヤ、どした?」





ナオヤ「別に」





マナ「ふ~ん」





ナオヤ、
どうしたんだろう。





そればっかり考えていて、
お弁当の時間は終わった。













*。・ 昼休み ・。*





マナ「クルミ~、
あの雑誌買った?」





クルミ「買った、買った!
130ページのマホ、
めっちゃ可愛かったよね~!」





マナ「それな~」





ナオヤ「安村、ちょっといい?」





マナ「・・・?」





ナオヤ「ついてきて」





そう言われて
私はナオヤに
ついていった。





マナ「こんなところで、
何の用?」





ナオヤ「俺と付き合って」





マナ「・・・え、ナオヤ、
私のこといつも
男みたいって
言ってたじゃん」





ナオヤ「それは・・・
好きな女のことは
からかいたくなるから」





マナ「・・・ごめんなさい」





私・・・





ナオヤ「わかってる。
断られるのは。
気になる人がいるんだろ?」





マナ「なんでそれを・・・?」





ナオヤ「俺、お前の後ろの席だぞ。
コウショウとの話、聞こえてた」





マナ「そうだったんだ」





ナオヤ「応援する・・・」





マナ「ありがとう、ナオヤ」





ナオヤを振ったんだから、
コウショウ君のこと、
頑張らなきゃ・・・
そう思うことができた。





それから私は
コウショウ君の前では
自然と女子っぽく
振る舞うようになっていた。





少しボディタッチを
してみたり、





笑うときは
口を手で覆って笑ったり、





男子みたいって
コウショウ君に
言われたくなくて、
私はなんだか
乙女になっていた。





クルミ「マナ、
なんか最近乙女だね」





マナ「何よ、突然」





クルミ「なんか変わったな~
って思って。
もしかして、恋とかしてる?」





マナ「恋・・・
恋くらいしますよ、
私だって!」





クルミ「なんだか乙女な
安村さんっ?」





マナ「もう、
からかわないでよ!」





そんな日々を
半月ほど過ごし、
コウショウ君に、





「ちょっといい?」





と呼ばれた。





私はなんだか
わからなかったけど、
ついていくことにした。





コウショウ「安村さん、大丈夫?」





マナ「え、大丈夫って、何が?」





コウショウ「ずっと
言い出せなかったんだけど、
席替えして最初の頃は
自然な安村さんだった
気がするんだ。
でも最近、なんか
変わったなって思って」





マナ「それは・・・」





コウショウ「・・・?」





マナ「それは、私が
コウショウ君のことを
意識しているからだと思う!」





コウショウ「意識してるって・・・」





マナ「コウショウ君と
席が隣になったばかりの時、
コウショウ君は私に
可愛いって言ってくれたでしょ?
私、男っぽいって
散々言われてきたから、
可愛いって言ってくれたのが
すごい嬉しかった。
それから私、コウショウ君のことが・・・
コウショウ君のことが大好きです!」





コウショウ「なんだっ、
そういうことか。
僕こそ、安村さんのことが
大好きです」





マナ「可愛いって、
言ってくれる?」





コウショウ「そーいうところが可愛い」





マナ「もうっ、もっと言って?」





私はコウショウと
見つめあって、
ふふっと微笑んだ。





本当は乙女な安村さん。







*end*

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