ほんとの気持ち
作者:ユズ
私、りみ。
ニコラ学園の
中学2年生。
す、すきな人は
同じクラスの
おおぞらくんです。
みなみ「りみ!
何やってるの?」
りみ「わっ。みなみか」
私とみなみは
親友なの。
みなみ「もしかして、
またおおぞらのこと
考えてたの?」
りみ「ちょっ、みなみ
声大きいよ」
みなみ「ごめんごめん。
あっ、先生きた」
私は、授業中ずっと
おおぞらくんのことを
考えていた。
*。・ 帰りの会 ・。*
先生「みなさんに
大事なお知らせがあります。
実は、明日おおぞらくんが
引っ越しをします」
このことを聞いた瞬間、
私は何も聞こえなくなった。
うそでしょ、
神様は意地悪だ。
*。・ 放課後 ・。*
みなみ「りみ、
だいじょうぶ?」
りみ「だいじょうぶなわけ
ないじゃん」
あっ、みなみに
やつあたりしちゃった・・・
それでもみなみは・・・
みなみ「告白しなよ」
りみ「でも、おおぞらくん、
引っ越すんだよ」
みなみ「だからだよ。
連絡先聞いたりしなよ」
りみ「うん」
とわ言ったものの・・・
どうしよう!!
廊下で
オロオロしていると
声をかけられた。
おおぞら「りみ」
りみ「お、おおぞらくん!」
おおぞら「りみが好きだ。
俺と付き合ってくれ」
りみ「??
わ、私もおおぞらくんが
大好きです」
みなみ「良かった」
おおぞら・りみ「みなみ」
みなみ「私はずっと、
見てたんだよ」
こんなことがあってから
2年後の今日、
ニコラ学園に戻ってくる
おおぞらを
私は待っている。
*end*