いじめられた、少女の逆転

CAST野崎 奈菜野崎 奈菜

作者:まいこすめ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.06.06






ナナ「行ってきます」





本当は、行きたくない。





学校なんか、行きたくない。





私は野崎ナナ、中3。





私はいじめられているんだ。





もう中3なのに、背が低いし、
断れない内気なタイプだから、
なんでも押し付けられる。





掃除当番とか、学級委員とか。





レオン「おーい皆、
チョークの粉が来たぞ~」





皆「やっと来たの?
遅いねぇ」





チョークの粉ってあだ名、
何なの?





この前、チョークを
落としただけなのに。





席にもつきたくない。
この前は、100均のムカデを
置かれていたし。





私の味方はいなかった。





今までも、きっと、





これからも。







私は、バドミントンを
している。





習いことの友達は、
皆他校の子だから、
このことは言ってない。





バドミントンだけが、
唯一の楽しみだった。





私は、バドミントン自体も楽しいが、
他にも楽しみがある。





ヨシト先生・・・
今日もかっこいいなぁ





わかっています。





だって相手は大人。





もう成人してるんだしね。





ヨシト「ナナ、
お前ニコラ中学か?」





ナナ「そうですよ」





ヨシト「そうかそうか!」





ヨシト先生ったら、
どうしてそんなこと
聞くんだろう。













*。・ 翌日 ・。*





キーンコーンカーンコーン。





先生「今日は転校生が
来ています。入って」





???「野口ヨシタです。
よろしくお願いします」





(キャー! イケメン!)





(かっこいい~)





ところどころで
歓声が上がる。





(確かにかっこいい・・・
ヨシト先生に似てるなぁ)





なんとヨシタくんは
私の隣の席だった。





ヨシタ「よろしく」





ナナ「・・・」





ヨシタ「どうしたの?」





ナナ「私に・・・
話しかけないほうが・・・
いいですよ・・・」





ヨシタ「・・・どうして?」





ナナ「それは言えないです・・・」





ヨシタ「・・・」





カナミ「ヨシタくーん!
私、小林カナミって言うの!
よろしく!」





ヨシタ「よろしく、小林さん」





カナミ「知りたいことがあれば、
なんでも言ってね」





カナミさんは、正直苦手。





私をいじめる
いじめっ子の中でも最悪。





レオンとつるんで
いつもいじめてくる。





ヨシタ「知りたいことがある」





カナミ「なあに?」





ヨシタ「野崎さんが
元気無さそうにしている理由、
分かる?」





カナミ「その子には
近付かないほうがいいよ」





ヨシタ「なんで?」





カナミ「・・・・・・それ以上
聞かないで」





ヨシタ「ちょっといい?」





その後、2人は
教室から出ていった。













*。・ バドミントン教室 ・。*





ナナ「こんにちは」





ヨシト「お前の学校、
転校生来ただろ」





ナナ「なんでそんなこと
知ってるの?」





ヨシト「ヨシタは俺の息子だよ」





ナナ「えっ?? どうりで・・・」





ヨシト「近いうちに
いいことがあるぞ」





ナナ「えっちょっ・・・
いいことなんて、
起きないよ・・・」













*。・ 翌日 ・。*





ヨシタ「おはよう、
ナナって呼んでいい?」





ナナ「だから、
私に話しかけないで・・・」





カナミ「おはよう」





ヨシタ「おっ、おはよう」





カナミ「野崎さん、おはよう」





ナナ「・・・は?」





カナミ「おはようってば」





ナナ「それ、
私に言ってます?」





カナミ「うん」





ナナ「え・・・」





レオン「ナナーおはようー」





ナナ「・・・」





ヨシタ「こいつら、
先輩にこき使われてたんだ」





ナナ「嘘?」





ヨシタ「本当。
本当はいい奴なんだ。
俺が先輩に
『俺、総理大臣の息子なんで、
お父さんに言います』
って言ったら
あっさり信じちまって」





ナナ「ありがとう・・・
あっ、ナナって
呼んでいいよ」





ヨシタ「ナナは強いな」





カナミ「あの・・・
今までごめんなさい。
友達になってくれない?
嫌なら、いいけど・・・」





ナナ「むしろいいの?
私なんか」





カナミ「ナナちゃんって
呼ぶよ!」





ナナ「急・・・!
あはは。カナミさん・・・
じゃなくて、カナミちゃん!
ありがとう!」





初恋は、ヨシタくんか、
ヨシト先生。





友達とも、
好きな人とも、
仲良くしていこう。





これからは、
変わったんだ、私!







*end*

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