思い、思われ、振り振られ。私と彼のバットエンド

CAST小林 花南小林 花南

作者:モチモッチーノきょん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.04.07






私、小林カナミは
今、恋をしている。





え?
両思いかって?





いいえ、
恋愛そう上手くは
いきません。





絶賛、片思い中です。





こんな私が
恋をしているのは、
紀田ナオヤ君という、
クラスメイト。





彼はいつも爽やかに
笑っていて、
クラスの中心に
いるような人。





私と同様、彼に
片思いしている人は
少なくありません。





ですがその恋は
叶わぬ恋なのです。





なぜなら・・・
彼には彼女がいるから。





彼は隣のクラスの
野崎ナナさんと
付き合っている。





ナナさんは
女子力が高く、
小柄でとても可愛い。





男子にも人気があり、
うちの学年では
2番のモテ女。





ふふ、1番が
気になるって?





うちの学年の
1番のモテ女、
それはこの私。





私はこのクラスの
マドンナ的存在で
毎日のように
告白されている。





そんな私を羨ましそうに
見ている方もいますが、
告白を断るのも疲れるのよ。





私はナオヤ君一筋。





ナオヤ君が振り向いて
くれるまで
私は頑張るつもり。





カナミ「おはよう、
ナオヤ君」





ナオヤ「あ・・・おはよう、
カナミさん」





カナミ「あれ、なんだか
元気がないみたい。
どうかした?」





ナオヤ「それが・・・
ナナに振られたんだ」





カナミ「え、本当?」





きたーっ!
私が長年待っていたのは
この時!





いまからを慰め、
良い印象を与えられたら
勝ったようなもの。





カナミ「ナオヤ君、
元気だして。
こんな私で良ければ、
慰めてあげる」





ナオヤ「カナミさん・・・
ねぇ、俺たち
付き合わない?」





えー!!!
急な告白きた!





でも、別れたばかりな
はずなのに
告白って早すぎない?





ま、まぁいいわ。





このチャンスを
逃すわけにはいかない。





カナミ「・・・はい」





ナオヤ「よっしゃ!
実は俺が振られたのって、
いつも知らない間に
カナミさんのこと
見てたからなんだって。
だから、俺がカナミさんのこと
好きって思ったらしい」





カナミ「・・・私のせいだったら、
ごめんなさい」





ナオヤ「え!
カナミさんのせいなんか
じゃないよ!
気にしないで」





カナミ「・・・うん」





ナオヤ「帰り、
一緒に帰ろう」





カナミ「いいよっ」













*。・ 帰宅後 ・。*





きゃー!
私、本当にナオヤ君に
告られたのね!





速攻、心友のマホに
連絡した。





マホは、私の恋をずっと
応援していてくれた、
心の友なのだ。





カナミ「今日、
ナオヤ君に
告白されちゃった・・・?」





マホ「え? 本当!
おめでとう!」





カナミ「マホのおかげだよ!!
ありがとう^_^」





そして私は告白される
回数が減った。





まぁ、ナオヤ君と
私みたいなカップルには
敵わないって思ったんでしょう。





ナオヤ君と私が付き合って
1ヶ月が経った。





カナミ「ねぇ、今から
タピオカ飲みにいかない?」





マホ「いいよ?!
うちの学校の近くに
最近できた
タピオカ知ってる?」





カナミ「えー知らない!
じゃあそこ行こっ!
あ、ナオヤ君!」





ナオヤ「あ、カナミさん。
どうかした?」





カナミ「今からマホと
タピオカ飲みに行くんだけど
ナオヤ君もいく?」





ナオヤ「僕は今日は
遠慮しておくよ」





カナミ「わかった!
じゃあまた明日」





ナオヤ「また明日」





ナオヤ君、いつもなら
誘ったら来てくれるのに、
何かあったのかな?





マホ「ここ、ここ!」





カナミ「映える?!
しかも美味しそう・・・?」





マホ「ほら、早く行こ!」





カナミ「ねぇマホ、
あれって・・・
ナオヤ君じゃない?」





私達の前に並んでいたのは
ナオヤ君と・・・ナナさん?





え、どういうこと?





私の体は
勝手に動いた。





カナミ「ナオヤ君・・・だよね?」





ナオヤ「カナミさん・・・?」





カナミ「ねぇ、
どういうこと?」





ナオヤ「・・・」





カナミ「別れましょう」





ナオヤ「・・・」





カナミ「私達、
終わりにしましょう」





本当はそんなこと
言いたくなかったけれど、
振られるなんて
私のプライドが
許さなかった。





ナオヤ「もしかして、
カナミさんも
僕と別れたかった?」





カナミさんも?





ナオヤ「僕、もともと
振られたナナにもう一度
振り向いてもらうために
カナミさんと付き合ったんだ」





カナミ「・・・え?
ど、どういうこと?」





ナオヤ「だから、
カナミさんと付き合えば
ナナが嫉妬して
もう一度やり直せるかなって」





マホ「いい加減にしなよ!」





カナミ「マホ?」





マホ「自分の事情で
カナミのことからかって楽しい?
カナミは本当にお前のことが
好きだったんだよ!」





ナオヤ「え・・・?」





マホ「こんな奴放っておけ、
カナミ、行こう」





カナミ「うっ、うぅ・・・」





涙が止まらなかった。





マホ「カナミ、
大丈夫だよ。
こんな奴とずっと
一緒にいるより
良かったでしょう」





カナミ「私の・・・
私の片思いが・・・」





マホ「カナミは美人で
オシャレで
スタイルも良くて、
なんでも整ってる
女の子だよ。
明日からバンバン
モテるって」





カナミ「・・・うん」





私の心はズタボロに
なったけど、
マホがいたから
心の支えになった。





思い、思われ、
振り振られ。





散々な恋だったな・・・





でもマホの言った通り、
私はモテるんだから、
新しい恋、
見つけよう。





私は前向きに考え、
またマホと2人で
新しい恋を見つけに行く。







*end*

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