ダサＪＣ卒業！イケＪＣ大作戦

CAST田中南

作者：華恋

2020.02.24

こんにちは！
私はニコラ中学校
１年Ｂ組の田中ミナミ！

けれど、、
華々しいＪＣ生活を
予想してたのに、

勉強もだめ、運動もだめ、
おしゃれもダメダメな
ダサい私のせいで
ダサＪＣになっちゃった?!

・*・°　学校　・°・*・

ミナミ「ふぅ、
授業終わった、、」

シズク「ねぇ、
理科室にペンポ
忘れてきちゃったんだけど、
いっしょに
取りに行ってくれない？」

ミナミ「いいよっ！」

この子は
太田シズクちゃん。

私とは正反対で
文武両道。

おしゃれで
可愛らしいの。

シズク「あのね、駅前に
新しいコスメショップ
オープンしたんだよ！
今度一緒に行かない？」

ミナミ「べ、別にいいけど。
私、コスメとかわからないよ？」

シズク「じゃぁ私が
レッスンしてあげる！
来週末に、にこぽーとで
ショッピングしながら
レッスンね☆」

ミナミ「あ、ありがとう!!」

??「お、田中と太田じゃん。
来週末遊ぶのかよー？」

シズク「あっ！
コウショウじゃん！」

いきなり話しかけてきたのは
戸部コウショウくんと、
懸樋オオゾラくん。

クラスメイトで、
イケメンコンビと
言われてるの。

ミナミ「そ、そうだけど、
何？」

オオゾラ「楽しそーだから、
ついて行っていいかなーって。
だめかな？」

コウショウ「俺たち、
来週末暇だからな」

シズク「喜んで！
じゃ、来週末
にこぽーとで集合ね！」

・*・°　翌週末にこぽーと　・°・*・

ミナミ（ど、どうしよう、
この私服。可愛いかな、、）

シズク「ミナミ、
やっほー！
さっそく、
コーデチェック！」

私のコーデは、
ベージュのぶかっとパーカーに
黒のプリーツスカート、
黒のローファー。

バックはベージュの
ポシェット。

シズク「んー、
差し色が欲しいかな！
赤のカチューシャとか」

オオゾラ、コウショウ「お、２人とも
もう来てたんだな」

ミナミ「じゃぁ、
行きますか、、」

学校のイケメン２人と
ショッピングなんて。
夢じゃないよね？

そこから、
Lovetoxicの店舗に来た。

シズク「んー、ミナミは
ストリートが
似合いそーだねぇ」

コウショウ「このレギパン
いいんじゃね？」

黒のライン入りの
レギパンを選んでくれた。

オオゾラ「いいね！
パーカーと合わせたら
ストリート感増し増しだな」

ミナミ「このキャップ、
いいかも」

黒のロゴ入キャップ。
ピンク色のロゴが
とても可愛い。

シズク「おっ！
とっても安いので
私が奢ってあげよう！」

買ったレギパンと
キャップをつけて
ショッピングを続けることに。

ミナミ「ど、どうかな??」

シズク、コウショウ、
オオゾラ「可愛い!!」

次はコスメを
買いに行く。

ミナミ「私、アイシャドウとチーク
持ってないんだよね」

シズク「CANMAKEはプチプラで
可愛いのあるからおすすめ。
ミナミはこの色がいいかな？」

オオゾラ「俺らコスメとか
わかんねーよな、、」

コウショウ「おしゃれクイーンの
太田のお手並み拝見と行こうか」

３０分後・・・

シズク「これをこーして、
よし！」

シズクちゃんが
買ったコスメを使って、
メイクをしてくれた。

シズク「じゃじゃーん！」

とても大人びた、
ブラウンメイクだ。

オオゾラ、コウショウ「いいじゃん！」

・*・°　家　・°・*・

ミナミ「コウショウくん、
かっこよかった、、」

この件から、
私はコウショウくんのことが
大好きになっていた。

それから、仕草や容姿に
気を遣って、
女子力をどんどんアップさせて、
ついに、憧れの
イケＪＣになった。

・*・°　学校　・°・*・

コウショウ「あのさ、
ちょっとこっち
来てくれない？」

コウショウくんに
人気のない廊下に
呼び出された。

ドンッ！

ミナミ「な、なに??///」

コウショウ「お前のこと、
入学した時から
好きだったんだよ。
今さ、もっと可愛いから
告白した」

ミナミ「わっ、私も
コウショウくんのこと、
好きなの、、」

もう、夢みたい。
コウショウくんから、
告白されるなんて。

ミナミ「コウショウ、大好き」

これにて、
私のイケＪＣ大作戦は
終わりを迎えたのでした。

＊ｅｎｄ＊